kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これ、自業自得、だと思うんですけどね――北朝鮮が朝鮮日報を名指しで脅迫「法に基づいて極刑に処する」

いきなりなんじゃらホイ、とかなり気になるニュースを見つけました。
なので、ブックマーク。
というのも。
ここまで大々的に宣言してしまって、何も起きませんでした。
では、北朝鮮の国家としての威信に関わってきますし。
例えば、この後
金正恩主席さまが恩赦を出して助命したならともかく。
このままなら、何かしらの刑を実行しないと、北朝鮮としては収まりがつかないでしょう。
というか、
北朝鮮にそこまで言わせるなんて、いったい何をしたんだ、と。
そっちの方が気になって仕方がありませんけども。
ただ、
記事中に書かれている、本の表紙デザインの件。
北朝鮮の国旗を「$」マークに替えてしまうとか、
そりゃあ、
『ケンカ売ってるのか?』となりますわなぁ。
北朝鮮アメリカと戦争をしている真っ只中なわけですから。
そこで、
国旗がアメリカの紋章に書き換えられる、ということは、
アメリカへのサレンダー(降伏)』を意図したデザイン、とも見えるわけです。
というか、そうにしか見えませんよ。
北朝鮮にとっては、
国土へミサイルぶっ放したにも等しい、挑発行為でしょう。
それが、死刑に値するかどうかは別、として。
北朝鮮からそれなりの反発があるだろう、と予測されてしかるべきです。
むしろ、
緊張が高まっているこの時期に、なんでわざわざそんなデザインの本の出版したのか、
そっちの理由の方を知りたいですけども。
韓国は、日本以上の平和ボケなんでしょうかね。
北朝鮮と韓国は
休戦中とは言え、戦争している敵国同士なんですけども。
ちなみに、
北朝鮮がやっている行為は、
去年、韓国が日本人の現地駐在記者(正確には局長クラスでしたけど)を
捕まえて軟禁状態にして、
裁判にまで掛けたのと、まったく同じ理屈、行為であって。
韓国内では特段問題あるものではないですよ。
自分がやるのはいいけど、
他人がやるのはダメ、ってそっちの理屈の方がおかしい、って。
この人達、
何言っているのでしょうかね。
一日本人の私から見たら、
自業自得にしか見えません。


 北朝鮮が31日、本紙と東亜日報の社長や特定の記者を名指しして「極刑に処する」と発言した。北朝鮮の中央裁判所(最高裁判所に相当)は同日、報道官の談話で「朝鮮日報東亜日報のやつらは、2人の英国人下っ端記者が書いた謀略図書の内容をもって、我々共和国の尊厳を厳重に冒涜(ぼうとく)する特大型犯罪を敢行した」として脅迫した。
 北朝鮮が問題視した本は、ロイター通信ソウル特派員のジェームズ・ピアソン氏とエコノミスト誌韓国特派員だったダニエル・チューダー氏が8月に出版した『朝鮮資本主義共和国』だ。この談話で同報道官は「(同書は)我々の現実を悪らつに中傷し、歪曲(わいきょく)・捏造(ねつぞう)した詭弁(きべん)で飾られている」と主張している。また、北朝鮮の国章上段の赤い星をドル($)マークに変え、「朝鮮民主主義人民共和国」という国号を「朝鮮資本主義共和国」に変えた表紙の写真を取り上げて、「特大型反国家犯罪」だと糾弾している。『朝鮮資本主義共和国』という題名に対しても「身震いするほどの悪行」と表現した。さらに、「東亜日報記者のソン○○と社長のキム○○、朝鮮日報記者のヤン○○と社長のパン○○を共和国刑法に基づいて極刑に処することを宣告する」「任意の時刻に任意の場所で追加手続きなく、すぐに執行されるだろう」と述べた。韓国政府に対しても「共和国の尊厳を悪らつに中傷・冒涜した犯罪者を捜査・懲罰しないなら、その共犯者の烙印(らくいん)を押すことになるだろう」としている。
 韓国政府当局や専門家らは「理解しがたい脅迫だ」と話している。理解に苦しむのは、第一に大多数の韓国メディアがこの本を紹介しているのにもかかわらず、この2紙だけを狙っている点だ。国章や国号のパロディーはマスメディアではなく著者と出版社が決めたものであり、しかも本紙には掲載されていなかった。北朝鮮の対韓国関連の機関や国営メディアではなく、中央裁判所が動員されたのも初めてだ。韓国政府関係者や専門家らは「北朝鮮の各機関・団体が金正恩キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長への忠誠心を競い合う状況で、中央裁判所もこれに加わった可能性がある。金正恩委員長は該当記事を読んだり、報告を受けたりして指示したかもしれない」と話す。統一部(省に相当)は同日、報道官声明で「正常な言論活動を非難し、ジャーナリストの実名まで挙げて『極刑』うんぬんするという非常識な脅しを強く糾弾する」「我が国民に対する脅威を即刻中止するよう厳重に警告する」と述べた。

李竜洙(イ・ヨンス)記者
朝鮮日報朝鮮日報日本語版


ちなみに、
北朝鮮の法律が適用されるのは北朝鮮国内においてのみで、
そのことは北朝鮮自身も宣言の中できちんと踏まえた上での発表なので、
(韓国政府に犯罪者を懲罰するようわざわざ警告を出していますからね。自分達の手で国外でも刑を実行するつもりなら、こんなこと言いませんよ)
被告にされた東亜日報の記者だか、朝鮮日報の社長だかが、何か血迷って北朝鮮を訪問しない限り、身の危険が及ぶことはないのでしょう。