kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

やっぱりこうなった――DMM、神社擬人化『社にほへと』開発中止

いやぁ、やっぱりこうなりましたねぇ。って……
このブログでも4月にチョロっと記事を書きましたけど……
5月の連休明けから、ゲームサイトの更新が突然ストップして、
「緊急メンテナンス」という告知が出たっきり。そのまま放置。
今夏ゲーム開始、とか謳っていながら、放置のママ8月が過ぎて、
それで、今が9月ですから。
4ヶ月ですか……長かったですね。
まあ、なんでこれが開発中止になったのか、
私なりの推理というか、
裏事情を勘ぐった話は4月に既にまとめて書いてあるので、
興味がある方はそっちを見てくださいよ。
ということで、
なんというかね……DMMって『艦これ』と『刀剣乱舞』のプラットホームとして
ソシャゲーで一発当てたけど、
多分、ソシャゲーを育てて稼ぐつもりはないんだなぁ、と。
こういう顛末を見ていると、つくづく思いますよねぇ。
この『社にほへと』炎上騒動の後にも、
『FF』シリーズの画像データ流用……というかパクッたゲームを
公開して、正式稼働即日で営業中止にしてますし。
たしか『カオスサーガ』でしたっけ?
それ以前にも、
PSPの乙女ゲーを18禁移植して、イベント絵を勝手に裸絵に書き換え公開したため、
原画家から訴えられたり、とか。
サービス終了となったソシャゲーの
開発陣から、
ツィッターで内部事情を暴露されたりとか。
まあ、
いろいろ問題ありすぎだよ。と頭抱えたくなるぐらい、
ゲームに関しては、
ほとんどヤル気がないんだよな。
……まあ、その気持ちは分かるよ。
『ゲーム』って、どこまで言っても『水物』でさ、
メディア露出が増えるから、
知名度はそれなりに上がるけど、
商売としては、
それほど美味しくないものね。
色んな方面にコストがかかりすぎる、というか。
『角川』とかだと、アニメ、コミック、ラノベ、グッズ、と……二次、三次商材化する
ノウハウも製造ラインも販路も全部持っているから。そこで稼げるわけで。
ゲームって、そのもの単体よりも、
むしろ、こっちの二次、三次商材で、金を稼ぐ商品なんだよね。
ゲーム単体で、稼ごうとするなら、日本国内だけをマーケットにしていたら、
まず開発費はペイできなくて、
有名な『ガチャ』システムとか、ああいうゲーム本体とは別のところで集金する形を
組み込まないと儲けが出ません。
だから、
DMMみたいに、それなりの総合メディア商社みたいな企業になると、
ゲームってのは全然美味しくないんだよね。
それより、
もっと別の商材を扱った方が、利益が出るわなぁ。
ただ、
客層が広がる意味では、ゲームってのは、
物凄く有用、というか。
ほとんど入れ食いに近い集客効果がある。
なので、
プラットホームの入り口として捨てきれないんだよねぇ。
その気持ちはよく分かるんだけど……
やるなら、もう少しまともに運営してほしいなぁ。



 本日、DMM GAMESがブラウザゲーム『社にほへと』の開発を中止したことを発表した。4月末に不具合を理由に事前登録受付を休止して以来、5カ月あまりを経ての発表である。
 同社のお知らせによれば「配信の発表以降、クオリティの向上、不具合の修正のために開発を続けて参りましたが、度重なる検討の結果、正式サービスを行うためのクオリティの確保、並びにお客様への安定的なサービスの提供に支障があると最終的に判断し、開発の中止を決定」したとしている。
 ただ、事前登録開始以来、このゲームをめぐっては重大な問題が提起されていた。
 現在も信仰されている実在の神社を、相談することなく無断で擬人化に使用していることの是否。その擬人化されたキャラクターのレアリティを「大吉」や「凶」という言葉で表記していることの是否などが、それである。
 4月に執筆したルポルタージュで、取材に応じた神社本庁の担当者は「信仰を持つ側としては気分のよいものではありません」という言葉を漏らした。
 一方、DMM GAMESは「本ゲームは『神社』をイメージした“フィクション”である内容のため、実際に実在する人物・建物・団体とは一切関係はございません」とメールで返答するのみで、取材には応じてもらえず、その真意を諮ることはできなかった。
 そのルポルタージュが公開されてから間もなく、事前登録受付は中止され、公開されていたPVも削除。ほとんど動くこともなかったTwitterアカウントも、中止の発表と共に削除されるに至った。
 この『社にほへと』をはじめ、近年、神社が新しいカルチャーによって注目を集めることていることは、筆者はいくつも取材している。
『社にほへと』についても、単なるゲームそのものの是否ではなく、日本人の生活に根付いた信仰を考える機会として、ルポルタージュを執筆した。
 そこでは、困惑する神道関係者の姿だけでなく、読者諸氏が神社について考える機会を提示したつもりだ。以下にその『社にほへと』についてのルポルタージュを再録するので、ぜひとも読んでほしい。
(文=昼間たかし


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