kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

老兵は死なず――亀井静香元金融担当相が政界引退へ


 亀井静香元金融担当相(80、無所属)は4日、衆院選(10日公示−22日投開票)に出馬せず、政界を引退することを決めた。引退理由について「後進に道を譲るため政界から身を引く」と述べた。5日午後に地元の広島県尾道市で記者会見し、正式に表明する。
 亀井氏は昭和54年の衆院選自民党公認で当時の広島3区から出馬し初当選。運輸相や建設相、党政調会長などを歴任した。郵政民営化に反対して平成17年に離党(除名)し、国民新党を旗揚げした。旧民主党政権時代には金融・郵政改革担当相に就いた。


この人が今回の衆議院選には立候補せずに。
そのまま政界を引退する意向である、とニュースで伝えておりました。
寝耳に水のニュースだったので、聞いた時には大変驚いたのですけど、
この話題を聞いた時に、
真っ先に浮かんだのが、この言葉です。
老兵は死なず、ただ消え去るの』
かのマッカーサー元帥が
朝鮮戦争時に作戦方針で大統領と衝突し、国連軍総司令官を解任されてしまった直後の、
米上下院合同会議における演説で出てきた名文句です。
日本でもけっこう有名な言葉ですね。
日本だと、
勇退するときとかに良く引き合いに出されて使われたりしてますけど。
この『ただ消え去るのみ』の語句の解釈には、
実はいろいろと議論が分かれていて。
もともとこの文句は、
マッカサー元帥のオリジナルではなく、
マッカーサー自身が演説の中でも触れていますが、
戦陣歌「Old Soldiers Never Die」の中にある有名なフレーズを下敷きにした文句です。その詩句と演説の内容を含めて解釈すると、
単なる勇退の文句ではないのだとか……
まあ、
それはそれとして、
ニュースではこの人が政界引退を表明するコメントの中で、
『仲間がいなくなった。自分一人では何も大したことはできない』
というようなことを語ったのだとか……
たしかに、気がついたらこの方と同時期に活躍されていた方は
皆、政界から去っています。
都知事の石原さんとか、
この前引退を表明した平沼さんとか、
亡くなられた与謝野さんとか、
かつて周りにいた人は、みんな政治から離れてしまって。
さすがに、
気力が続かなくなったのでしょうか。
あと、この人も引退してしまいましたしね……



 自民党高村正彦副総裁(75)=衆院山口1区=は25日、安倍晋三首相と首相官邸で会い、次期衆院選に立候補しない意向を伝えた。その後、「体力の限界で辞めることにした」と記者団に語った。

◆ ◆

 高村氏によると、8月にペルーを訪れた際、一晩入院した。その後のイラン訪問は医師に止められたが、予定通り実施した。自民党県連は高村氏の長男正大(まさひろ)氏(46)を党本部に公認申請する方針だ。


まったくの部外者である私が、
その心の内に触れることなど出来ようもしませんけれど。
ただ、
『一つの時代がおわったんだなぁ』と、
そのことだけはヒシヒシと強く伝わってきたニュースでした。
これが、
『時代の節目』というヤツなのでしょう。