kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

さすがにこれは開いた口が塞がらない ―― 東京新聞の社会部記者・望月衣塑子氏 衆院選に「ものすごい失望感」

なんというか、私的にはこの手の記事はほとんど扱わないのですけど。
たまたま目に付いてしまった、というか。
うーん、なんというかですね、
私の中で『東京新聞』=『嘘つき新聞』って評価が定まっているので。
あまりアレコレ書きたくないんですよ。
ただ、たまには政府批判でまともな資料を出してきたりすることがあるので、
もう少し『頑張ってほしいなぁ』と思っているところもあるのですけど。
このブックマークを貼った女性記者が
その応援したくなるイメージを毎回粉々に吹っ飛ばして、
『嘘つきヒステリー新聞』のイメージを強化してくれるので、
「そろそろなんとかならんのか」と苦々しく思ったりするわけです。
そこへ来てこんな記事を見つけてしまって、
さすがに、
こういう『法螺吹き』をいつまでも表に出して野放しにしてたらダメだろ、というか。
東京新聞』の会社としての社会的信用が地に堕ちるでしょ。
どれだけ、TVCMで宣伝しようが、こういう記事が出たら、
まったく信用されませんよ。
ということをネットの片隅で書いておきたかったわけです。
だってさぁ、
今年の政府定例の官房長官の記者会見でね、
この女性記者、しつこく『モリカケ』について質問を繰り返しているわけですよ。
それはそれとして、この女性記者がお馬鹿ブリを晒していただけなので、
どーでもいい話なのですけど。
そのときに、「武器輸出に関する質問」なんて、一言もしてないわけです。
一言も出てきてないわけですよ。
じゃあ、そういう機会がなかったのか。って、
そんな事はないわけで、
去年の7月に武器輸出に関する本を出版したみたいで、その後もいろいろ記事書いてみたいですけど。
武器輸出って何もミサイルを売る話ではないのですよ、
安全保障において日本が自前で戦車を作っていたらバカ高になるので、
他の国と仕様を共同に統一して、共同開発してコスト下げましょう、
でも、そうなると日本で開発した技術も他の国へ移転するわけで、
これは立派な『武器輸出』になるわけですね。
実はこれに関連して、
加計学園問題で喧しかった7月とかにですね、
日本は今年の7月に、日本はドイツと防衛装備品協定という『武器輸出』に関する協定を締結しているのです。
5月にはイタリアとの間で防衛装備品協定に、これも武器輸出に関する協定に岸田外相が署名しているのです。
モリカケ』のバカ騒ぎで
官房長官に対して、文春の記事を元にした下らない質問を出す代わりに、
これらの、
武器輸出に関して非常に重要なドイツとの協定についてだったり、
イタリアとの協定について、
政府の姿勢を糺す厳しい詰問を浴びせる機会が何度もあったのですよ。
でも、
この女性記者、そんなことは一切してきませんでした。
機会が山ほどあったはずなのに、
一つもしてこなかった。
ひたすら、「モリカケ」を騒いでいただけです。
それで『武器輸出について取材してきました』って言われて、
『いったい何してきたの? 一番大事なところで何も聞かないで、なんの取材してきたの?』って、
オツムの程度を疑いますよ。
いの一番に政府の話を聞ける特等席にずっと座ってて、
『武器輸出』について政府に何も話を聞いてないじゃん!
なんというかさ、
東京新聞よ、もう少しマシな記者を使ってくれよ。
官房長官の記者会見に陪席できる、ってのは誰でもできることじゃないんだからさ。
そこで『武器輸出』について、政府の姿勢を問いただす機会はいくらでもあったはずだ。
それを全部『モリカケ』一色で塗りつぶして、それでいいのか?
それが正しいマスコミの在り方か?
私には、単なる『イエロージャーナリズム』にしか見えないぞ。
そんな姿勢を何度も見せつけられた後で、
同じ人間から『武器輸出』が危険だと言われて、いったい誰がその言葉を信じる?
頭空っぽで、自分では何も考えていないバカだけだよ、そんなヤツのいうこと信じるのは。
その結果が、国民のマスコミ蔑視、
そして『与党、自民党一強』へと繋がっていることに、なぜ気がつかない?
東京新聞』はそんなバカの集団に成り下がってしまったのか。
私としては、
このまま『安倍一強』が続くのは困るので、
「イエロージャーナリズム」ではなく、
ちゃんとした資料に基づくまともな政権批判が出来るマスメディアが必要なのです。
そのために、
東京新聞』にも、そろそろ目を覚まして欲しいわけですよ。
というか、
もっとまともな質問ができる記者を出せ、と。
そう言いたいのです。





 衆院選を前に「政治とニッポンの行方」について緊急インタビュー。武器輸出をテーマに取材を続ける東京新聞の社会部記者、そして子育て中のママとしての顔も持つ望月衣塑子さん(42)に伺いました。

●主要政党の政策を比較してみた

疑惑に答えられない政府のもとで──
 選挙はまだ終わっていないのに、いま、ものすごい失望感に襲われています。
 政局報道一色で政策論争は深まっていません。消費税の増税分を何に使うか。強行採決で成立した安全保障関連法の運用拡大の是非は。安倍首相にどうやって森友・加計学園疑惑の説明責任を果たさせるか。国民に丁寧に説明すると約束したはずです。
 私が加計学園疑惑について菅義偉官房長官に繰り返し質問したのは、きちんとした回答をもらえなかったからです。本来は政治部記者が担当するんですが、会見でのやりとりは予定調和の域を出ず、いまだに政権に批判的な質問をしづらい空気が流れています。
 私は子育て中で“夜討ち朝駆け”ができず、政治家の本音を聞き出すのはあの場しかありません。菅官房長官が政府のスポークスマンとして何を語るか。会見は国民に見えるので大きな反響がありました。政府が疑惑にきっちり答えられているか、わかりやすかったんだと思います。
 森友学園への国有地売却で約8億円が値引きされた問題では、会計検査院が10月末ごろ調査結果を公表し、加計学園獣医学部新設についても文科省の設置審が10月末ごろ許認可を判断する見込みです。急な解散のため、今回の総選挙ではこれらの結果について、投票で意思表示することはできなくなりました。
「安倍1強」が続く中、自民党内は自由にモノが言える空気ではなくなっています。政権批判を許さない。異論は排除する。よくも悪くもそこは統制がとれています。テレビメディアへの圧力など歴代政権が手をつけなかったことにも踏み込んでいる。社会全体に嫌な感じが漂っています。


 私は武器輸出をテーマに取材を続けてきました。

 今年5月、参院本会議で改正自衛隊法が可決・成立しています。国有財産である自衛隊の中古装備品を他国に無償譲渡したり、低価格で売れるようになったりしました。東南アジアや中南米では、日本の武器が欲しいという国が結構あるんです。戦後、日本は米国の防衛装備品などを中古でもらい受け、いまは無人偵察機など、防衛省内でも「いらない」と言う人もいるものまで買わされている。
 欧米列強にならい、これからは売りつける立場になって軍事国家を作ろうとしているようにみえます。武器輸出による経済効果も期待できる。儲かれば武器商人になってもいいんでしょうか。日本は憲法9条で武力の放棄を掲げたから、軍産複合体的な国家は選択肢にありませんでした。政治の力で戦争ビジネスへの道を限りなく切り開いた感じがします。
 女性誌を読むママ友は多いんです。ちょっと政治も考えたいよねっていうママもいるし、小池都知事のファッションチェックするママもいる。テレビが報じる政治家の姿を見て、「この人よく笑っているよね〜」と好印象を持つママもいる。笑顔でも、言っている内容は冷徹です。そういう層に政治の実態を伝えていきたいです。


追記:
なんというか、ここに書いた問題は『東京新聞』だけではなくて、
日本のマスコミの宿痾とも言えるべきことなのに、日本のメディア人がほとんど気がついてないのね。
なぜ、マスコミが政府に勝てないのか。これは、政府が権力を握っているから……ってメディア人は勘違いしている、というか、
本当の原因から目をそらして自分自身を誤魔化しているから、いっこうに問題が解決しないわけですけど。
政府の行動はすべて記録に残る。
それと同じようにマスコミが書いた記事も、記者の発言もコメンテーターの行動も発言も、ほとんどが記録に残って、
あとからいくらでも参照できてしまうのですね。ネットが普及したから。
個人が自分で記録していた内容をいくらでも公開して、
時系列に並べて、マスコミの言動の矛盾を簡単に暴いてしまうわけです。
コレまでの政府や政治家と同じ立場に、マスコミ関係者も立っているわけですよ。
今では、
情報を記録しているのは、マスコミではなくて、
ネット空間を成立させている、『グーグル』なりSNSなり、インターネットに繋がっている個人だったり、既に機能はそちらに移行して、
マスコミは、
政治家と同じようにその『記事』や『発言』の内容を過去と照らし合わせて、国民から批判される立場なのです。
いくらお手盛りで仲間内で褒め合おうが、誤魔化そうが、国民はそれまでの言動を全部通して見てて、判断するわけです。
そして、
この立場で実績を重ねて、少しずつでも成果を積み重ねる、結果を出す……その点において、
政府、与党自民党に一日の長があるわけです。
ここがマスコミに関わるメディア人がまったく理解してないところなのですが、
その場の思いつきで批判して、言っている内容がコロコロ変わることは全部ネット空間に記録が残っていくんです。
そんな状況で、
以前と言っていることがまるっきり違う内容を平気でベラベラ喋る人、
批判する内容が毎回コロコロ変わる人、
問題の矛盾を解決出来ない人、
そんな人の意見は誰も聞く耳持ちませんよ。
とにかく少しずつでも現実の問題に対して何かしらの解決を示してくれる、
そういう意見にしか国民は耳を貸しません。
なぜなら、国民だって今を生きるのに精一杯だから。
なるべく、騙されてイヤな思いはしたくないし、失敗してツライ思いもしたくない。
そういう軽々しい口車には乗りたくない。
少しでもいいから、ほんのわずかでもいいから、前に進む実績を見せてくれる、
そういう意見しか信じない。
今は、そういう時代なんです。
マスコミは、そろそろその場限りの思いつきで「イエロージャーナリズム」の記事を載せるのではなく、
地道に真面目な紙面を作るべきじゃないですかね。