選挙も大事だし、台風が大事なのは分かるのですけど。
それでも、
こっちのニュースももっと取り上げてあげてもいいんじゃないですかね。
とはいえ、
防衛省や自衛隊が情報を公表してくれないと、
それ以上、手がかりが何もない。という状況も分かりますけど。
それでもねぇ、
山での遭難事故がこのニュースと同じ日付で起きているのですが、
そちらは、連日全国ニュースで何度も取り上げたりするのですよ。
遭難から救助まで、
繰り返し、何度もニュース番組で取り上げるのに、
自衛隊の遭難は全然です。
もう、
遭難から72時間以上経過してしまったためか、
全国ニュースは完全スルーで。
地方のローカル紙が小さく扱っているだけになりました。
私的には、
機体が発見されるなり、乗員が救助されるなり、
何かしらの結果が出たニュース記事にブックマークを貼り付けたかったのですけど。
これ以上は、
どこもニュースとして取り上げなくなってきているので、
19日までの記事を取り上げることにしました。
もう3日も前の話です。
その後の3日は、予想通り、全国メディアは完全スルーを決め込みました。
今のところ、
遭難現場近くと目される場所で、
隊員の装備品、とか。ドア、タイヤ、給油パイプが発見されたくらいで、
散乱するような状態で機体のパーツが発見されていますので、
『墜落』と認定されました。
それ以外に大きな進展はないようです。
やっぱり絶望的なんですかねぇ……
夜間訓練だったらしいですけど。
直前までは『緊急性なく』交信していたらしいですから。
本当に何があったのか、気になるところです。
ところで、
私的には、
この『緊急性がない』という発表に実はちょっと引っかかっています。
言葉の揚げ足とりかもしれませんが、
『緊急』ではないなんかしらの異常の報告はあったのか……?
という疑問があるんですよね。
そこを、
マスコミとかが公表している情報から調べて、ある程度まとめた記事にしたかったのですけど。
今のところ、そこまで細かく突っ込んだ情報はどこからも出てません。
いちおう、直前の点検で『機体の異常は見つからなかった』と既に公表されているのですが。
当日飛行中の交信で『緊急性のない問題報告があったのかなかったのか』、
おそらく事故に直接関わると思われないけど、
何かしら問題に関わるのかも知れない、そういう交信がどこかであったのではないでしょうか。
それとも、全交信を精査する前に報告を出したので、
ひとまず交信に『緊急性はなかった』という表現を使ったのか。
そういう点が気になっているのですけども、
それはともかく、
自衛隊を特別扱いしろ、とか神聖視しろ、とか。そんなことは言いません。
普通の、
一般の日本国民が遭難事故を起こした時と同じ程度に、取り上げて、
4人の遭難事故というのは大事ですから、
安否を気遣ってもいいのではないですかねぇ。と。
素朴に思うわけです。
とはいえ、
漁船の転覆事故でも、時間が経つにつれて手がかりがないとフェードアウトしてしまうので、
仕方のないことなのですかねぇ……
10月18日 19時34分
17日、静岡県浜松市の沖合を飛行中の航空自衛隊のヘリコプターと連絡が取れなくなり、18日も現場付近の海上で乗っていた隊員4人の捜索が続けられましたが、行方はわかっていません。海上ではヘリコプターのドアなどが見つかり機体が強い衝撃を受けたと見られることから、防衛省は墜落したと断定して詳しい状況を調べています。
17日午後6時ごろ、静岡県浜松市の沖合およそ22キロの海上で隊員4人が乗った航空自衛隊のUH60救難ヘリコプターが、夜間訓練の飛行中にレーダーから機影が消え、連絡が取れなくなりました。防衛省は18日朝から捜索の態勢を強化し、自衛隊の航空機10機以上と艦艇4隻を出しているほか、海上保安庁の巡視船なども派遣され、捜索の範囲も現場の海域とつながる浜名湖などに広げていますが、これまでのところ4人の行方はわかっていません。
航空自衛隊によりますと、現場付近の海上では隊員がはくブーツのほか、航空自衛隊と書かれたヘリコプターのドアやタイヤなどが見つかっていて、機体が強い衝撃を受けたと見られるということです。
このため防衛省は、ヘリコプターは墜落したと断定し、引き続き24時間態勢で4人の捜索にあたるとともに、当時の詳しい状況を調べています。
行方不明の4人の名前公表
防衛省は18日夜、墜落した救難ヘリコプターに搭乗し、行方がわかっていない航空自衛隊の隊員4人の名前を公表しました。それによりますと、搭乗していたのは、機長の花房明寛3等空佐(42)、副操縦士の杉本英昭3等空佐(46)、整備員の吉田貴信2等空曹(40)、それに救難員の井上雅文3等空曹(32)の4人です。
10月19日 17時01分
17日、静岡県の沖合で航空自衛隊のヘリコプターが墜落し、隊員4人の行方がわからなくなっている事故で、自衛隊トップの河野統合幕僚長は、19日の会見で、「天候は悪いが範囲を拡大して捜索を続けている」と述べ、全力で捜索にあたっていることを説明しました。
17日、静岡県浜松市の沖合で航空自衛隊のUH60救難ヘリコプターが、夜間訓練の飛行中に墜落し、乗っていた隊員4人の行方がわからなくなっています。
この事故について、自衛隊トップの河野統合幕僚長は19日の会見で「天候が悪く活動に制約を受けているが、範囲を拡大して捜索を続けている」と述べ、全力で捜索にあたっていることを説明しました。
また18日、茨城県の基地で離陸しようとしていた戦闘機から火が出たほか、ことし8月に青森県沖で自衛隊のヘリコプターが墜落して3人が行方不明になるなど、事故やトラブルが相次いでいることについては「このところ、航空機を中心に事故が続いている。国民からの信頼にも影響する事態なので、一度、一呼吸をおいて、それぞれの事故原因を徹底的に究明して、再発防止に努めたい」と述べました。