数日前に、北朝鮮から駆け込んできた『亡命兵士』……ということになってますけど。
その体から銃弾を取り除く手術をした際に、
数十匹の寄生虫が見つかったのだとか。
手術を担当した医師の話だと、
通常では考えられない状態なのだとか(韓国の衛生状況と比較して)。
そこから、
北朝鮮の衛生状態が、想像以上に劣悪だ、という話になっているのですが。
私的には、
細菌汚染を狙った自爆型『生物化学兵器』陰謀論を支持したいですねぇ。
まあ、
実際のところ、
体調の悪化を自身で把握した兵士が
このまま北朝鮮にいても十分な治療が受けられず死ぬのが間違いないので、
銃殺覚悟で韓国へ逃げてきた……可能性もありますけど。
もう一つの可能性として、
救出に出てきた韓国軍、もしくは国連軍兵士と北朝鮮兵士の間に
銃撃が発生することを狙って、
そこからなし崩し的に国境紛争になることを狙った、
北朝鮮の『軍事挑発』という可能性もあるかなぁ。と。
ただ、
これについては、今回は、
韓国側が徹底して反撃しなかったので、
そのために北朝鮮から逃げてきた兵士は瀕死の重傷を負うことになりましたが、
軍事衝突を避ける意味では、
この処置は正しかった、と思います。
保守派の韓国民には支持されていないようですけど。
北朝鮮兵士が軍事境界線を越えて、銃弾を撃ち込んだことについて、
追求しろ。と声を上げてます。
これについても
文オジサン政府支持の革新系メディア『ハンギョレ』とかは、
まったく追求する気はないようです。
韓国内で、
意見が割れるのでしょうか。
それも北朝鮮の狙い……とか。
13日に板門店の共同警備区域(JSA)を通じて北朝鮮から韓国に逃げ込んだ北朝鮮兵士が15日に2回目の手術を受けた。この兵士は北朝鮮から銃撃を受けて負傷し、現在京畿道水原市の亜州大学病院で治療を受けている。兵士はさほど大きな体格ではないが、その体内からは韓国では考えられないほど多くの寄生虫やトウモロコシの粒などが発見された。北朝鮮における劣悪な衛生状態や栄養摂取の実態を思わせるものだった。
手術は亜州大学のイ・ククチョン教授によって午前9時40分から3時間30分にわたり行われた。手術が終わった後、兵士は集中治療室に移されたが、今も意識は回復しておらず、生命維持装置によって何とか命をつないでいる状態のようだ。ただし小便の量や血圧などから少しずつ回復に向かっている兆候は見て取れるという。イ教授は手術を終えた後の会見で「1回目の手術では腹部から損傷した組織を取り出し、体内に残っていた銃弾を除去してから縫合した」と説明した。
イ教授は「最初に手術を行った際、腹腔(ふくくう)内はふん便や寄生虫などで非常に汚れていたため、後々合併症などを起こす可能性もあるだろう」との見方も示した。兵士の破裂した小腸からは大きいもので長さ27センチに上る数十匹の寄生虫が発見されたという。その最も大きいものは回虫の成虫と推測されている。また手術の際も損傷した内臓から寄生虫が次々と出てきて、しかもそれらがふん便と混ざり合って体内を汚染し、手術には非常に苦労したそうだ。
イ教授は「韓国では見られない寄生虫も出てきた。外科医として20年間勤務してきたが、これまで実際に見たことがなく、教科書でしか知らなかったような寄生虫だった」とした上で「韓国ではいくら貧しくてもある程度は環境が整えられているため、このような寄生虫はほとんど見られない」と説明した。イ教授はさらに「体内から発見された寄生虫は全て取り除いたが、寄生虫による感染症が起これば致命的な合併症を誘発する恐れがあるため、今も注意して見守っている」とも明らかにした。水原=権祥銀(クォン・サンウン)記者