ちなみに、貴乃花親方には、
もっとやりようがあったはずで。
それを思うと、
やっぱり周りにまともなブレーンがいないのかな。と思う。
あと、
そういう知恵者とのパイプにお金を掛けてないか。
ただ働き、ってのは無いです。
むしろ、『好意』ってのは一番リスクたかいですよ。後でどんな「お返し」を要求されるかわかりませんから。
まあ、
それはそれとして、
まず、
今回の理事解任については、
形だけでも聴取に最初から応じておけば問題なかったですよね。
つまり、「政治家」なんかがよくやるやつですけど。
「記憶にございません」
「それは係争中の案件ですので、答弁を差し控えさせて貰います」
って、アレです。
とにかくなんでもイイから形を整えておけば、
「理事解任」となることはなかったはずです。
もちろん、相手から『それは本当に話せないことなのか』と執拗に尋ねられるでしょうし、
いちいち確認されて、ヤリ合うことになるでしょう。
弁護士と綿密な打ち合わせが必要だし、
面倒くさいし、
恨まれるし、嫌がられるし、嫌われるでしょうけど。
でもさ、
それで「貴ノ岩」を守る事が出来るのなら、それがいかほどのことがありますか。
『何があっても守り抜く』って、そういうことでしょ?
まあ、そういう言葉の端々を見ていくと、
この人は「言うだけ番長」だな。と。
恰好いいこと言うけど、その実で、実現するために汗を掻くのはどこかの誰かにお任せ、という。
警察に被害届け出してから、ほ一連の流れについても、
検察の捜査が終了するまでを期限とするなら、
それを高野委員長とやりあっても交渉して、相手を納得させるべきで。
黙っているだけでは、何も変わりません。誰も動きません。
それで、
相撲協会の改革を目指す、とか。笑い話にしかならんですよ。
危機管理委員会の委員長も動かせないでさ、
その上の政府の役人と、ヤリあえますかね。
全然、歯が立たないでしょうね。
それで何ができますか……と、
私的にはそう思いますよ。