今日の、というか日付変わったので、
もう昨日の話ですけど。
一面のトップニュースはオリンピック選手団の帰国、記者会見でした。
羽生結弦選手と、
女子カーリングチームと、
金メダリストのスピードスケート選手と、
テレビで引っ張りだこでしたね。
で、
多分、
オリンピックさえなければトップニュースとして扱われていたであろう、
この事件というか情報は、
サラッと流されて終わりでした。
いや、
まだ検察から求刑が出ただけで、判決が確定した訳じゃないですから。
扱いも、これから次第なんでしょうけど。
とにかくだ……
検察側の求刑が出ました。『懲役30年』ですって。
還暦をすぎて御年66歳の朴オバサンの年齢を考えれば、
『一生牢屋から出てくるな!』に等しい求刑です。
さらに118億円の罰金も、とか。
身ぐるみ剥いでやる、って言ってるに等しい内容です。
しかも、
どういう理由で30年なんて長い長い懲役刑になるのか、これだけの罰金刑になるのか。
一連の共犯者たちの量刑と10倍もの開きが有り、
この差はなんなのか。
さらに、
具体的にどんな罪状なのか……収賄=つまりお金を貰った証拠は出てきたらしいのですけど。
それも電子データで、
本人と直接関連あるのか、偽造じゃ無いのか、いろいろ言われている物ですけど。
あと、証言とかもあるらしいのですけど。
それはそれとして、
具体的にどんな便宜を図ったのか、
贈賄した側が朴オバサンから与えられた便宜でどんな利益を得たのか、
この辺の物的証拠というか具体的な事例は、
実はアヤフヤです。
物ものしい罪状はいっぱいあるのですけどね。
単に金送って便宜図った事実がないのなら、それ単なる献金じゃないの?
とか、
私なんかはそう勘ぐってしまうんですけど。
いや、『違法献金』はそれはそれで問題有りまくりですけどね。
とまれ、
未だにこの朴オバサンを支持している
『旧守派』(=マスメディアは保守派と読んでいたりするのですけど。私的には『旧守派』の方が実像に近いと思うのですよね。政敵だった文オジサンが大統領になって与党勢力を形成してますから。そっちを『革新系』と呼び続けるのも時間が経つと無理が出てきますし)
の人達は文オジサンを支持する勢力と韓国を二分している一大勢力なわけで。
それが、
こんな求刑を見せられて黙って見ているわけないと思うのですけど。
とまあ、そんなこんなで
かなり血生臭いことになってきたなぁ。と思う今日この頃です。
ちょっと穏やかじゃありませんねぇ。
果たして、
この先韓国はいったいどうなることやら。
文オジサンが北朝鮮を訪問する前に、国内で内乱が起きたりして。
文オジサンと軍=国防部って一枚岩じゃありませんから。
北朝鮮的にも、
そういう展開はアリでしょうしね。
【ソウル=名村隆寛】巨額の収賄罪などに問われている韓国前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告の求刑公判が27日、ソウル中央地裁で開かれ、検察は朴被告に懲役30年、罰金1185億ウォン(約118億5000万円)を求刑した。
この日も朴被告は出廷せず、公判は被告人不在のまま、書面での陳述もなく進められた。
朴被告は、親友で女性元実業家の崔順実(チェ・スンシル)被告が事実上、支配していた「ミル財団」や「Kスポーツ財団」への大企業に対する拠出強要、大手財閥のサムスングループやロッテなどからの収賄、朴槿恵政権に批判的だった文化・芸術関係者の政府支援からの排除、公務上の秘密漏えいなど計18の罪で昨年4月に起訴された。うち13の罪が崔被告と重なっていた。
事件をめぐってソウル中央地裁は今月13日、朴被告と共謀し財界に資金拠出を強要したとして、崔被告に対し、職権乱用や収賄などの罪で懲役20年と罰金180億ウォン(約18億円)、追徴金約73億ウォンの実刑判決を言い渡した。
また、韓国ロッテグループ会長、重光昭夫(韓国名・辛東彬=シン・ドンビン)被告に贈賄の罪で懲役2年6月、追徴金70億ウォンを、朴槿恵政権で大統領府政策調整首席秘書官を務めた安鍾範(アン・ジョンボム)被告に懲役6年と罰金1億ウォンの実刑判決をそれぞれ言い渡した。
というところで。
北朝鮮とオリンピックを抜きにした
韓国ネタを書くのは久しぶりですね。
でも、
けっこうスラスラと書けてしまうなあ。
うむ、何故だろう……
ああ、でも
そろそろコインチェックの話も書かないとなぁ……