kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

やっぱり歴史に名前を残すスーパースターだった、ということで ―― 羽生に国民栄誉賞授与へ…けが乗り越え五輪連覇

そもそも、国民栄誉賞の原点というのは、
王貞治』選手の『ホームラン世界記録』なんですよね。
当時の世界記録だったハンク・アーロンが記録した755本のホームラン記録。
これを756本のホームランで塗り替えて、
日本の『王貞治』が世界記録を打ち立てたわけです。
ところが
この記録は『野球』ですから。
オリンピックなどのように世界記録と言っても表彰されたりすることはないわけです。
しかし、
国民にとってはオリンピックで世界一になるのと比較しても遜色のない、
いや、
当時のプロ野球が日本国民にとって代表的な娯楽スポーツであったことを考えれば、
『世界のホームラン王』という事実は、
オリンピックで世界一になる以上の偉業でした。
そこでこれに目を着けたのが、
当時の福田内閣です。
既に制定されていた内閣総理大臣顕彰ではスポーツ選手は顕彰できないので、
そこであらたに『国民栄誉賞』を設置して、
時の総理大臣が偉業をなした分野にかかわらず、
『広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えること』
という柔軟に対象を選択して顕彰できる賞を設けて、
王選手の功績を褒め称えたのでした。
というわけで、
この『国民栄誉賞』の原点に立ち返れば、
今回羽生選手が成し遂げた『66年振りの世界記録、オリンピック・フィギュアの連覇』
という功績は、
まさに『国民栄誉賞』を創設した当時の理念に叶う内容ですから。
文句なしの受賞なのですけど。
ところが、
羽生選手はまだ若いのに、
他の人が貰えずなせ彼が貰えるのか……という声がチラホラ出ているのですけど。
おそらく、
これは羽生選手に賞を贈るのなら、今しかない。
という判断による物でしょう。
その判断というのは、
ここからは私の推測ですけど。
羽生選手は、競技が終わって以降、
マスコミのインタビューに何度か応じていますが。
その中で次のオリンピックを目指すことは明言していません。
メダルを目指すことも明言していません。
ただ、
『4回転半ジャンプに挑戦したい』とのみ語っています。
つまりこの後、
彼が競技者を続けるのかどうか、非常に不透明な状況です。
となると、
今この時を逃したら、
羽生選手にスポットライトが当たるような場面が、二度と来ないこともあり得ます。
なので、
羽生選手を顕彰するのなら今この時を逃したら次はない、
という判断が大きく働いた結果ではないか、
と思えます。


これは、
私の勝手な推測ですけど。
羽生選手がオリンピックの試合後に出しているコメント、って。
『後ろ向き』というか、
ネガティブな内容のコメントがけっこう見受けられるのですよね。
いや、
あれだけの大怪我が完治しない状態で、
競技を強行したのですから。
相当つらい状況だというのは想像に難くないのですけど。
ただ、
本人のフィギュア競技に対するモチベーションは、
これまで通り、とは行かないんじゃないかな。と。
いままで表には出さなかった感情を、隠すこと無く出してきた……というのは、
それなりに大きな心境の変化があってのことでしょうから。




 政府は、平昌ピョンチャン冬季五輪のフィギュアスケート男子で前回2014年ソチ大会に続く連覇を達成した羽生はにゅう結弦ゆづる選手(23)に、国民栄誉賞を授与する方針を固めた。
 この種目では66年ぶりとなる連覇の偉業に加え、右足首のけがを乗り越え国民に大きな感動を与えた点を評価した。1977年の同賞創設以来、スケート界からの受賞は初めて。個人としては最年少での受賞となる見通しだ。
 政府関係者が1日、明らかにした。安倍首相は2日にも羽生氏への授与を検討するよう指示する。その後、有識者の意見を聞いた上で正式決定する。
 羽生氏は仙台市生まれ。4歳でスケートを始め、10年世界ジュニア選手権で優勝を果たした。10〜11年シーズンからシニアデビューし、切れ味鋭い4回転ジャンプを武器にした躍動感あふれる滑りで10代から世界のトップ選手として、観衆を魅了してきた。

私的には、怪我の方が大丈夫なのか。
ちゃんと完治するのか。
そっちの方が心配です。
本当にどのくらい治っているのかな。
オリンピックの後のインタビューで、この辺みんな触れないようにしてるんで。
すごく
もどかしい、というより。不安というか、心配です。
後遺症とか
残らないといいなぁ。