ちょうど、500メートルの決勝2回目の滑り、
そのライブ中継をテレビで見てました。
スタートダッシュから前半、インからアウトに変わるところまでは、
記録を塗り替える勢いの走りで、
「おおぅっ、やっぱ凄いな」と感動していたのですけど。
コーナーを曲がり終える頃に、
圧倒的な差を付けていたはずの同組走者(……どこの誰だか覚えてません)が
横に並びそうな位置まで追いつかれて、
それでもギリギリ競り勝ったのですけど。
『いったいコーナーに曲がる間に何があった? どこか怪我でもしたのか?』
と疑いたくなるほどの急変でした。
――解説者もいぶかしがる、
というより、明言はしませんでしたけど。
『故障』の可能性を匂わせるような、そんな言葉の濁し方でしたし。
それで、このニュースです。
なんというか、
平昌オリンピックであれだけゴリゴリのレースをこなして、
ほとんど休養なしで。
すぐに世界選手権とか。
もうちょっと、大会スケジュールの調整が付かなかったのかな。と。
全体的なレースの記録を見てても、
今ひとつパッとしませんし。
37秒台がほとんで出なくて。
世界記録、オリンピックレコードに並ぶような、36秒台は皆無。
参加している選手すべてが、ピリッとしません。
小平選手が棄権したのは残念ですけど。
それ以上に、
記録に挑戦するような、
『これぞ世界の最高峰!』というスケーティングがどの選手にも見られなかったことがとても残念です。
もうちょっと、
大会スケジュールがどうにかならんかったのかなぁ……
スピードスケートの世界スプリント選手権最終日は4日、中国の長春で行われ、小平奈緒(相沢病院)は最終の女子1000メートルを体調不良のため棄権した。この日は2回目の500メートルで37秒72の1位となり第1日からの総合トップを維持していたが、2連覇の可能性は消えた。
2日間で500メートルと1000メートルを2度ずつ滑って総合成績で争う。平昌冬季五輪の500メートルで金、1000メートルで銀メダルに輝いた小平は、昨年大会で日本女子初の総合制覇を果たした。500メートルでの無敗は昨季から27レースに伸びた。小平奈緒の話
「連覇に挑むつもりで最大限、体調を整える準備をしてきたが、体が悲鳴を上げてしまったことが悔しい。思っていた以上に疲れが残っていたようなので、今は早く体調を回復させ、次に向かってまた励んでいきたい」(共同)