kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

もう7年 ―― 【東日本大震災7年】安倍晋三首相が式辞

うーん、なんというか。
今日は東日本大震災が発生してから7年目ということらしいのです。
ということは、
このブログというか落書きを始めてから7年目ということらしいのですね。
というのも、
この落書きを書き始めたのが、
東日本大震災の前年に当たる2010年の10月くらいからでしたから。
(といっても、途中で一度レイアウトを直したときに、
 以前のデータを引き継げなくて、
 実は今の愚痴日記には2代目だったりします)
もともとは
ツィッターで、アレコレ書いていたのが始まりで。
仕事の覚え書き、とか。
気になるネタとか、
映画とかアニメとかマンガの感想とか、
最初はそっちの仕事関係に近いネタのメモ書きが主体で、
今みたいに時事ニュースってのは、
あまり書いてませんでした。
だけど、
ツィッターというかTwitterですけど。
あれは、
タイムラインがどんどん進んで行くと、
過去のツィートは自動的に消えてしまうのですね。
かといって、
魚拓をホイホイ手元に残しておく機能も付いていません。
いや、
外部の試作アプリとか使えば、色々出来たのでしょうけど。
7〜8年前の当時だと、
そんなものゴロゴロ転がっていませんでしたし。
そんなわけで、
簡単に記録を残せる場所を探していたら、
この『はてなダイアリー』を見つけたわけです。
今ではすっかり時代遅れになってしまいましたけど。
というか『はてなブログ』に移行するべきだってのは分かっているのですけどね。
そこまで気合いも入らないし、
『まぁ、いっかなぁ……』程度でダラダラと続いています。
そこそこ
ストレス発散にはなるわけで。
そんなこんなで、
もう7年も経つわけですけど。
で、
テレビはしきりに『復興が進んでいない』とマクしてたててますけど。
いや、それ嘘だから。
たしかに、
津波で一切ガッサイ流された場所は、元に戻ってません。
けど……
もうこれから何年経っても元には戻りませんよ。
だって、
何も無い場所に住むのは、『新しい人たち』なんだから。
これは別に復興の遅れを庇っている、とかではなくて。
私は、
比較的震災被害の少ない場所に住んでいましたけど、
でも、
この7年の間に引っ越ししました。
仕事場も移動しました。
震災関係なく。
『7年』という時間はそれだけの長さだと思います。
普通に生活していても、それだけの変化が起きます。
ましてや、
津波で職場を流されて仕事を無くした人達なら、
もっと早い段階で、
生活の安定を求めて移動を開始するでしょう、ね。生きていく為に。
そしてそれは
それだけの『能力があって』『余裕がある』人達から始まります。
つまりこの事実をひっくり返して見ると、
いま、
現地に残っている被災者は、
他の場所へ『移動する能力もなく』『余裕も無い』人間が取り残されている。
とも言えます。
もしくは、ちょっと乱暴な言い方になりますけど、
土地に愛着を持っている人が『しがみついている』と。
今日1日テレビなどで特集番組が延々と放送されていて、
気になったのですけど、
生まれ育った土地を『故郷』として
愛着を持つ気持ちは、ある程度わかる部分がありますけど。
それが、普遍の価値として認められるのか、というと、
難しいでしょう。というより無理じゃ無いですかね。
たとえば、
私は、
神奈川県で生まれて育ち、
札幌に引っ越しって、
さらに札幌の中でも1度引っ越しを経験して、
それから東京の町田に仕事を探して移ってきて、
今はその町田を出て、
別の場所で生活しています。
今の生活に愛着はありますけど、
そこが住めなくなったら、どうしても同じ場所ではなければダメか、
と問われれば、そこまでのこだわりはありません。
これも、一つの価値観です。
だから、
テレビ番組が繰り返し流しているような、
『街の復興』についても、
生活再建のために公的な援助をするべきだけど、
街を作るのはそこに住む人たちの意志で、
行政が全部お膳立てする必要は無いだろう、と感じています。
それなりに、
というか最低限度の生活が成り立つように
生活再建の支援があるべきだとは思いますけど。
それは必ずしも、
土地との結びつき、を補償するものではないはずです。
こんな風に書くと『血も涙もない』とか言われそうですけど、
何が何でも土地に縛られる生活を肯定するのは、
間違いだと思うのですよ。


ちなみに、
今住んでいる場所では、
自治体が震災発生時の黙祷を、防災無線を使ってアナウンスしてました。
これもいつまで続くのでしょうか。
いや、否定しているわけではなくて。
とりあえず、
まだ『一区切り』ついていないのだなぁ。と、
感慨深く感じた次第です。





 安倍晋三首相は11日、東京都千代田区国立劇場で開かれた政府主催の追悼式に参列し、「震災による大きな犠牲の下に得られた貴重な教訓を胸に刻みながら、英知を結集して防災対策を不断に見直す。政府一丸となって災害に強い強靭(きょうじん)な国づくりを進めると固く誓う」と式辞を述べた。
 首相は震災発生から7年が経過し「被災地では復興が一歩ずつ着実に進展している」としつつ、「いまなお、7万人を超える方々が避難し、長期にわたって不自由な生活を送られている方もいる」と説明。「被災者一人一人が置かれた状況に寄り添いながら、今後も生活再建のステージに応じた切れ目ない支援に力を注ぐとともに、原子力災害被災地域における帰還に向けた生活環境の整備、産業・生業の再生支援など復興を加速していく」と語った。
 追悼式には秋篠宮ご夫妻が出席された。秋篠宮さまはお言葉で「復興の歩みが着実に進展していくよう、これからも国民が心を一つにして被災した地域や人々に末永く寄り添っていくことが大切でありましょう」と述べられた。