kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

とりあえず私の日常からは遠い世界 ―― 彦根警察官殺害】至近距離から頭部に発砲、続けて背中にも

変な解釈ですけど。
危機管理の点から言えば、どんなに努力してもリスクというか、事件の発生率をゼロには出来ないわけで。
必ずどこかで大きな失敗が発生するんですよね。
100回の1回の割合とか1000回に1回の割合とか1万回に1回の割合とかで。
ただ、これだと日常で生活する中ではリスクが高すぎるので、
あれこれと対策を講じて100万回に1回の割合とか、普段なら無視しても構わないレベルまで……『0』と捉えても構わないレベルまで、
リスクを下げるわけです。
原子力発電所リスク管理はそういう思想のもとで管理されていたりするわけです。
でも、
厳密に言えば『0』ではないのですよね。
人間一人が一生掛かってもリスクに遭遇することはないような状況でも、
社会全体の歴史を通して見たら、
リスクは残っているわけです。物凄い低い確率で。
この事件を見てて、そんな不謹慎なことを考えていたりしました。


というわけで、
事件発生からそろそろ丸二日は経過しようというこの事件ですけど。
未だに犯行の動機は明確に報じられていません。
犯人は、被害者の部下である警察官でほぼ確定のようですが、
彼の供述は、
日を追う毎に内容が変わっています。
ところで、
面白いのはテレビの対応で、
現役警察官が勤務中に所持していた拳銃で上司を射殺する、という
これほどのスキャンダラスでショッキングな事件なのに、
容疑者が未成年=19歳、ということで、
ほとんど情報を報じていません。
人となりとか、
過去の略歴(出身校とか)とかもいっさいテレビで扱っていません。
家族へのインタビューとかもないですし。
でも、
イジメ事件とかだと、けっこう晒し者にしたりするのと比べると、
警察組織がニュースの対象なので、
『忖度』しているんじゃないのかなぁ……と思ってしまいます。
まあ、
そんなものだよなぁ……と。
分かりやすくて、妙なところに感心しているこの頃です。




滋賀県彦根市河瀬駅前交番で男性巡査(19)=殺人容疑で逮捕=が貸与された拳銃で上司の井本光(あきら)巡査部長(41)を射殺した事件で、巡査が至近距離から井本巡査部長の頭部に発砲し、続けて背中を撃ったとみられることが13日、捜査関係者への取材で分かった。
 滋賀県警は同日、巡査を大津地検に送検。井本巡査部長は、ほぼ即死状態で、県警は巡査が強い殺意を持っていたとみて、詳しい動機の解明を急いでいる。
 捜査関係者によると、県警が同交番の防犯カメラを解析したところ、11日午後7時47分ごろ、机で事務作業をしていた井本巡査部長の背後から、巡査が突然頭部に拳銃を発砲。さらに、背中にも1発撃ったとみられることが判明した。
 司法解剖の結果、銃弾が頭部を貫通した痕があり、交番内に銃弾が1発落ちていた。巡査は「巡査部長が椅子に座ったまま倒れ、ぴくりともしなかったので死んだと思った」といい、すぐに正面ドアから交番を出て、パトカーで逃走。約10分後に近くのコンビニエンスストアのATM(現金自動預払機)で現金を引き出したとみられる。逮捕時には約50万円を所持していた。