kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

なかなか面倒くさそうな事件 ―― 「テレ朝社員がセクハラ被害」財務次官問題、報ステ放送:朝日新聞デジタル

うーん、この問題難しいんだよねぇ……
まだ、状況の詳細が明らかになってない段階で、
次官側は裁判で事実認定争う構えを見せているのだけど……
自爆覚悟で逆襲する術が残っていて、
次官側が『デートに誘われた』と言い出したりして、二人で酒飲んだ記憶はある……とか言い出したら、
収拾が付かないことになるんだよなぁ。
記者が取材と主張している事実に、次官側が『男女のデートです』と真っ向から対決すると、
不倫騒動になって泥沼になるわけで。テレビ朝日からしたら、ちょっと迂闊に動けないよね。
それでも、テレビ朝日が記者会見したのは、
次官が辞任を申し出たので、
こうなると新潮記事のネタ元になった女性記者が……つまりテレビ朝日側が取材対象として
他のメディアからつつかれそうな気配になってきたので、
ああいう記者会見をぶち上げて、弁護士並べて他のメディアからの取材をシャットアウトする姿勢を見せて
守りを固めた、ってことでしょう。
公開された音声とかも、酒飲んで酔っているような喋り方の部分があるし、
三者交えての歓談とかなら、まだなんとかなるけど。
男女二人きり、それで酒飲んでました、となると……
その前後の会話も、誘うところから全部証拠に残ってないと、水掛論になる可能性高いよねぇ。
もっともクリティカルな部分、次官側から二人きりでの取材なら応じる、とかの誘いがあった証拠が残っていたらいいのだけど。
『二人きりで会いたい』とかだけだと、
それをして取材……つまり、セクハラの事実認定の土台を証明するのがかなり難しくなるんだよね。
そういうわけで、
テレビ朝日としては第三者を押さえているかどうかで対応が変わってくるんだよなぁ。
とくに、相手が『やめてください』とはっきり拒絶を示していれば、
まだ争いようもあるんだけど。
ここもアヤフヤだと……
おそらく、
テレビ朝日が女性記者の訴えに対して、
すぐに動かなかったのは、そういうところが色々あるからなんでしょうねぇ。
新潟県知事騒動みたいな、
分かりやすい証拠があるなら多分こんな展開になってないんじゃないかなぁ。
テレビとかメディアは、
その辺の一番大事な大前提をすっ飛ばして話してるし。
この後、
三者が出てくるのかなぁ……
どうなんだろ?






 テレビ朝日は19日未明、記者会見を開き、財務省福田淳一事務次官を取材した女性社員がセクハラの被害を受けたと発表した。同社によると、女性社員は次官とのやりとりを録音していた。篠塚浩取締役報道局長は「社員に対するセクハラ行為があったことは事実であると考えている」と述べた。近く財務省に正式に抗議するという。
同社によると、女性社員は1年半ほど前から数回、次官と取材目的で会食。そのたびにセクハラ発言があったため、身を守るために会話を録音した。女性社員はセクハラの事実を報道すべきだと上司に相談したが、難しいと言われたため、週刊新潮に連絡。取材を受け、録音の一部も提供したという。
 篠塚局長は「社員からセクハラ情報があったにもかかわらず、適切な対応ができなかったことに関しては深く反省しております。また、当社社員が取材活動で得た情報を第三者に渡したことは報道機関として不適切な行為であり、遺憾に思っています」と述べた。