kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

うーん、これはなぁ…… ―― アニメ化決定のラノベ、出荷停止 原作者が差別ツイート

アニメ界隈で、ちょっとした騒ぎになっているこの話。

正直、なんでこの作品をアニメ化しようと思ったんだ。
と、
私としてはそっちの方が気になるよ。
ちなみに、私は原作のネット小説、一通り読んでいます。
で、既に書籍化されてコミカライズもされてマンガも出版されていて、
その時点では大した問題視されてなかったんですけど。
でもねぇ……
テレビアニメとなると、別なんだわ。
いや、
OVAとして売り出して、
もしくは映画化で、
テレビアニメとかネット配信はしません、って言うなら。
多分問題なかったと思うのですけどね。
テレビ放映するとなると、
週刊マンガ並に、色んな所から苦情が来る世界で。
扱う題材もそれなりに色々精査するはずなんだけどねぇ。
今回炎上した原因は、
原作者の過去のツィートらしいです。
2013年時のものだというから、
5年前。
多分、プロデューサーは『そんなの知らんがな』とか言うと思いますけど。
たださぁ、
作品の登場人物、主人公の設定を読むと、
前世が『殺人鬼』でその要素を物語世界で簡単に肯定してしまっているんだよね。
ここは、
テレビ素材としては相当クリティカルな内容なんだけど。
ここを色々深掘りされるとマズい、ってのはすぐ分かる話です。
でも、
アニメ化するからいまさら設定変えて、
過去に発表した作品内容も訂正しろ、というわけにも行かないですし。
もうすでに公表してしまって、
広く世の中に流布している内容を訂正する、ということは、
それが間違いだった、と認めることですから。
作者にしたら、作品世界の否定されてしまうわけで、
相当な葛藤というか、
『なぜそこまでする必要があるんですか?』という。
『そこまでしてアニメ化しないとダメなのか』となるわけで。
これ多分、
ADOKAWAが放映枠押さえている所でアニメ制作して
テレビ放映しようとしたんだよね。
なんというか、
ADOKAWA、最近クズすぎる……というか。
仕事が雑だわ。
ほんとに。
マイナーなラノベとか、マンガとか、
それでも今回のタイトルは
シリーズ公称100万部らしいけど。
小説とマンガ併せて。
でも、
テレビの世界は、
最初から100万件スタートなんですよね。
といっても、見かけの嘘モリ数字ですけど。
ただ、
影響力としてはそのくらいの苦情が入ってくる世界なんですよね。
テレビって。
週刊少年ジャンプにPTAが苦情をバンバン入れてくるのと、
だいたい同じくらいの勢いでクレームが飛び交う世界。
簡単に言うと、
ADOKAWAが今進めている、
マイナーなネット小説とか、コミカライズしたマンガとかの100倍クレームが飛んでくる世界、
なんです。
テレビアニメに関わったことのあるアニメプロデューサーなら、
そのくらいの事は肌感覚で分かっているはずなんだけど。
それ踏まえた上で、
なぜ今回、この作品を選んだんだろう。
という話になるわけですよ。
うーん、
ADOKAWA、ちょっとヤバイぞ。ヤバすぎるぞ。
ここ数年不祥事というか、
ゲーマーのプロ化案件とか、
けものフレンズ」の騒動とか、
ちょっと考えれば『それ無理スジでしょ』って内容をゴリ押しして炎上させる事件が多すぎませんかね。
部長クラス、というか。
決裁権持っている人間が、無能すぎじゃないですか。



 アニメ化が決まっていたライトノベル二度目の人生を異世界で」の原作者が、中国や韓国に対する差別的な発言をしたとして、出版元のホビージャパンは6日、これまでに刊行された計18巻を出荷停止にすることを決めた。アニメの公式サイトも、放送及び制作の中止を発表した。
 5月下旬のアニメ化発表後、過去に原作者の「まいん」氏がツイッターに、「中国人が道徳心って言葉を知ってたなんて」「日本の最大の不幸は、隣に姦国という世界最悪の動物が住んでいること」などと投稿したとネット上で指摘された。ホビージャパンはこれらが事実と認め「作品の内容とは切り分けるべき事項ではありますが、著者が過去に発信したツイートは不適切な内容だった」とのコメントを6日に発表した。投稿はすでに削除されている。
 まいん氏は5日、ツイッターに「事実関係を正確に把握せず、深い考えもなく行った発言ではありますが、行きすぎた内容であったことを深く反省しており、不快に思われた皆さまのお許しを頂けるとは思っておりませんが、心より謝罪させて頂きたい」などと投稿した。ホビージャパンの担当者は朝日新聞の取材に「差別を助長する意図はなかったが、表現的に無視ができない内容だった。多くの人の心情を害したと認識している」と述べた。

ちなみに、私は原作者の過去ツィートについては、どうでもいいよな。と思ってますよ。
だって、今更の話だもの。
本当に問題視するなら、
小説が書籍化された時点、
コミカライズされた時点で、もっと炎上しているべきですし。
今回は、たまたまテレビ化案件ってことで
クレームが飛んできた、って。KADOKAWAの仕切りがマズすぎた。と。
ただそれだけの話ですよね。
もうちょっと、
業界の端っこにいる人間のゲスの勘ぐりさせてもらうと、
多分、
現場レベルで中韓のスタジオに仕事キャンセルされたんじゃないですかね。
この手の深夜アニメ枠の制作は、
動画とかにむこうのスタジオ使えないと、制作現場が回りませんから。
情報が拡散した後で、
中韓スタジオから仕事をキャンセルされたら、ほぼ詰みですね。
国内スタジオに切り替えたら
予算枠考えると、作画のレベルがガクッと落ちて、ほぼ作画崩壊レベルになるでしょうし。
仕事引き受けて貰えるところが見つからなくて、
アニメ制作のスケジュールが先行き不透明になって、
でも、
そういう制作仕切りの大ポカを素直に暴露して制作中止の理由と公表することはできませんから、
そんな発表したら、
アニメの仕切りやってた人達の無能さをさらけ出すことになりますからね。
それで、
過去ツィート騒動でっち上げて、
声優さんにも降板してくれるように頭下げて頼んで、
(……というか、たぶん制作中止が先に情報として回ってて
 それ受けてての、声優さんの降板発表だと思いますけどね。
 だって、
 これで制作が続いていて、後から役に就いた人がまかり間違って大ブレイクしたら、
 事務所的には大損ですもの)
なんか、
作者が悪いことにして、アニメ制作の仕切り大チョンボを誤魔化した、と。
そんな所だと思いますよ。