台風直撃が迫っております。
雨風が激しくなってきました。
屋外ではゴーゴー、ザーザー、
雨音が悲鳴をあげています。
なんというか……怖いですね。
西日本豪雨もこんな感じ、というか。それ以上だったのでしょう。
この中を避難勧告が出たから逃げていけるのか。
といえば、
移動できるのは車を運転できる人だけでしょうね。
徒歩での避難は、
相当な覚悟がいります。
老人や、歩行困難者は、
この状況になってしまったらマズ無理ですね。
あとは、
運を天に任せて、
災害が過ぎ去るのをじっと待つしかありません。
で、
そうなると、
土石流に流されたり、洪水に飲まれたりしてしまうわけですけど。
なんというか、
そうなる覚悟を持って行動する。
今は、
そういう危険と隣合わせなんだ、という。
認識が、
世の中に欠けているように思います。
とまあ、偉そうなこと書きましたけど、
このまま深夜になったら、
避難なんて無理ですよね。
それは良く分かります。
徒歩で避難するのなら、いまこれを書いているこの状況が、
実はリミットなんでしょう。
老人や歩行困難者は、とくに。この後、夕暮れになって視界が悪化した状況では、
移動もおぼつかなくなりますから。
ただ、
この状況で避難行動に移る人はほとんどいませんね。
今は在宅作業で仕事をしているので、
近所の様子を見ることができるのですけど、
窓の外を見ても、
誰も避難していません。
まあ、
世の中そんなものだよなぁ。
強い台風12号は勢力を維持しながら28日午後にも関東に接近し、西に大きくカーブする珍しい経路をたどって、29日明け方までに東海か近畿付近に上陸する見込みだ。東日本や西日本で非常に激しい雨が降る恐れがあり、気象庁は土砂災害や浸水、川の増水や氾濫、暴風、高波や高潮への厳重な警戒を呼びかけている。
気象庁によると、27日午後11時現在、父島の北東約310キロの海上を時速約35キロで北に進んだ。中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートル。中心から半径130キロ以内は風速25メートル以上の暴風域、中心の南東側500キロ以内と北西側390キロ以内は風速15メートル以上の強風域。
東日本と近畿では29日にかけて暴風が吹き、海は大しけになる。28日前後は大潮の時期に当たり潮位が高いため、東海地方を中心に高潮のリスクも高まっている。
気象庁の黒良龍太主任予報官は27日の臨時会見で「特別警報を待つことなく、自治体の避難勧告などに従って早めの避難をお願いしたい。西日本豪雨の被災地では土砂崩れや河川の氾濫が起こりやすくなっている。特に注意が必要だ」と強調した。