国民にとっては、一部の人の人生を左右するだけの、
『アマチュアボクシング協会』の会長独裁問題よりも。
広く国民一般に関係が深い、
文科省役人幹部の汚職事件の方が
遙かに重大問題のはずなんですけどもね。
なのに、
テレビは、
この文科省役人幹部汚職問題については、
いっさい取り上げてません。
いや、一度くらいは軽く概要をニュース解説したことありましたけど。
それで終わりです。
事件はどんどん拡大して、
警察が取り調べている役人の数もどんどんふえてますし。
容疑者と目された男性の妻が、
実名告発の手記をブログ形式でインターネット上に公開して、
議員の名前を実名で取り上げているのですけど。
容疑者が議員の名刺を使っただけ、
ということで。
テレビ上では話題がすり替えられて、情報操作が露骨に行われています。
なのですけど。
この露骨なマスコミの……とくに『テレビ』ですけど。
情報操作、世論誘導について、
声を上げる国民はいませんね。
いつもなら、
まず真っ先に『政府ガー』と大騒ぎする自称『左翼』『リベラル』の方々も
この件にはきれいに口を噤んでまったく抗議の声をあげてません。
いや、もうね。
ここまで露骨に『忖度』ってのを見せられるとなぁ。
一国民としては
ウンザリしてしまいます。
これで『テレビ』と『左翼』の何を信じろ、って言うんですかね？
国民を馬鹿にしすぎてませんか？
ザックリと乱暴な評価ですが、
政府批判系コメントを乱発する人のうち、
今回の文部省汚職については無言の人はまず間違いなく『汚職側勢力』と見て間違いないですね。
国民を食い物にする側に立っている人たちです。
……だって、これだけ批判材料が出てるのに黙っていること自体が不自然ですから。
事実を並べるだけで、批判・攻撃の材料が揃っているんですよ？
黙っている理由いらないじゃないですか。
それが、
黙っている、ということは。それなりの理由が批判者の側にある、ということで。
そうして見ていくと、
日本のマスメディア界隈は、相当歪んでいるのが連日見て取れて。
愕然としてしまいます。
宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）の業務をめぐる汚職事件で、東京地検特捜部が文部科学省の戸谷（とだに）一夫事務次官（６１）から任意で事情聴取する方針を固めたことが３１日、関係者への取材で分かった。戸谷次官も贈賄容疑で逮捕された医療コンサルタント会社元役員の谷口浩司容疑者（４７）と会食していたとされ、特捜部は谷口容疑者との関係などについて説明を求めるとみられる。
特捜部は７月２６日、ＪＡＸＡ理事に出向中の平成２７年８月〜２９年３月、谷口容疑者が役員を務めていた医療コンサル会社に便宜を図るなどした見返りに、東京都内の飲食店などで計約１４０万円相当の飲食接待を受けたとして、収賄容疑で文科省前国際統括官の川端和明容疑者（５７）を逮捕した。
特捜部は同日に行った同省への家宅捜索で次官室も捜索。関係者によると、戸谷次官も谷口容疑者と複数回、会食したことがあるという。特捜部は戸谷次官に谷口容疑者と知り合った経緯や費用負担などについて確認するとみられる。
谷口容疑者は川端容疑者のほか、前科学技術・学術政策局長の佐野太被告（５９）＝受託収賄（じゅたくしゅうわい）罪で起訴＝を含む複数の幹部を東京・銀座の高級クラブなどで接待していたとされる。
戸谷次官は佐野被告が逮捕され、大臣官房付に異動となった際は同局長職を一時兼務したほか、今回も川端容疑者の大臣官房付異動に伴い、国際統括官職を兼務している。
