kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

最低だ ――  翁長雄志・沖縄知事が死去 辺野古移設反対の象徴 知事選9月に前倒し

昨日に続いて……
なんだか容態が急変したら、そのままあっけなく亡くなったそうです。
それで
死んだ人を悪し様にけなすのは、
あまり気が進まないのですけど。
いつもなら……
でも、この件は別ですよ。
ここまで無責任な政治家は、久し振りに見ました。
鳩山元首相が普天間移設を途中で投げ出した件、
菅元首相が現場の負担無視して、原発事故現場を視察し。現場の作業の邪魔をした件、
以来ですかね。
安倍首相がかつての政権時代に、
病気を理由に首相の座を投げ出した時も、ちょっとイラッと来ましたけど。
今回の沖縄知事ほどではありません。
なんで、
左巻き』というか、
野党系の人達はこう……無責任で独裁的なんですかね?
この人がやるべき事は、
前知事の辺野古移設承認の取り消し手続きに着手することではなくて、
手術が決まった段階で、
死にものぐるいで後進を立てることでした。
それで、後進として立った人が取り消し手続きに着手するべきでした。
そうやって政策が継投されて、
ようやく国を相手に組んで戦えるわけですよ。
10年、20年の戦いですよ。
この先を考えるのなら、
そのための道筋をつけるべきだったでしょう?
それこそ「命がけ」で。
命かけて仕事に没頭する、
命の賭けどころを盛大に間違ってくれましたね。
それで、
すべて放り投げてさっさと死んでしまうとか。
こういう言い方はしたくないんですけど。
無責任極まりないです。
結局、この後の沖縄をどうするのか。
後進に政策が引き継がれないのなら、
ただ現場を引っかき回しただけで、
県民のことなんてまったく何も考えていなかった、としかいいようがありません。
なんでこんな人、
知事に選んだんだろ。



 膵(すい)がん治療を続けていた沖縄県翁長雄志(おなが・たけし)知事が8日夕、死去した。67歳だった。県幹部が明らかにした。翁長氏は7日から意識混濁の状態に陥り、謝花(じゃはな)喜一郎副知事が8日から職務を代理していた。11月18日投開票予定だった知事選は大幅に前倒しされることになる。
 沖縄県知事選は、翁長氏の任期満了(12月9日)に伴い11月1日告示、同18日投開票の日程で行うことがすでに決まっていたが前倒しされ、9月中には行われる見通しだ。
 公職選挙法の規定によると、県知事が任期途中で辞職すれば、県選挙管理委員会への通知後50日以内に知事選が行われる。通知が速やかに行われた場合、9月23日投開票(同6日告示)が有力となる。通知がずれ込んだ場合は9月30日投開票(同13日告示)も想定される。
 自民党総裁選は9月7日告示、同20日投開票が有力で、いずれの投開票日でも沖縄県知事選の日程と重なることになりそうだ。
 謝花氏は8日に記者会見を行い、翁長氏は7日から徐々に意識が混濁し始めたと説明した。翁長氏は7月30日から浦添市内の浦添総合病院に入院。8月4日には謝花氏らに肝臓へのがん転移を説明し、意思決定ができない状況になった場合に職務代理者を置くよう指示したという。
 一方、翁長氏は7月27日に普天間飛行場辺野古移設に関し、仲井真弘多前知事が出した埋め立て承認の撤回に踏み切る考えを表明していた。今月9日に沖縄防衛局の主張を聞く「聴聞」を行い、政府が土砂投入を予定する17日までの撤回を目指していた。
 翁長氏が不在の場合の撤回の判断について、謝花氏は8日夜、翁長氏が生前、撤回に踏み切って辺野古の土砂投入を阻止することにこだわっていたことを明かし、翁長氏死去後も職務代理者が撤回に踏み切る考えをにじませた。
 翁長氏は那覇市生まれ。会社役員を経て那覇市議や県議、那覇市長を歴任。自民党県連幹事長も務めた。平成26年11月に辺野古移設の手続きを進めた仲井真氏を破って初当選。一貫して政府に対決姿勢を取り続け移設反対運動の象徴的存在だった。


知事選を前倒しして、選挙で負けて落選するなら。
それはそれで、沖縄の民意を次へ繋げた。ってことにもなりますし。
それすらせずに、
何もかも宙ぶらりんのまま。
好き勝手言うだけ言って。後は全部、他人任せ、とか。
最悪ですよね。
後に続く人が出てこなかった、っていうなら。
そんな無謀な戦いに沖縄県民を巻き込むことに大義はあったんですかね?
やってること、
日本をアメリカとの戦争に突入させた、
かつての軍部、政治家と一緒じゃないですかね?
彼らだって、当時の民意を背景にして絶大な支持を得て、
戦争へと突っ走っていったわけで。それで日本を滅亡に追い込んだわけで。
後進が出てこない、っていうなら。
一部の人が支持しているだけで、大多数からは疎まれているってことで。
戦前の日本が戦争やって
国民に嫌われたのと、
同じじゃないですか。






ちなみに、こういうキツイ事書くのは、
膵臓癌』ってのがどれだけ大変な病気か、
身に染みて体験してきたからです。
ウチのオヤジがそうでしたから。
見つかった時点で、だいたい余命3ヶ月、
手術しても半年から1年。転移して他の臓器が癌になって亡くなる確率が高いんです。
(というか、膵臓癌が目視で可能なほど大きくなったのが見つかった時点で、
 だいたい検査では見つけられないくらいの癌病変が他の臓器に転移している可能性が高いんです)
手術後5年後生存率で10%以下です。手術しても10人のウチ9人は2〜3年も生きられずに
亡くなってしまう。
最近だともう少し生存率あがったみたいですけど。
幸いにも、
私の父はまだ生存してますけど。
癌告知された時点で、
遺品の整理から、
葬式の手配まで、
一通り考えましたよ。
「まず覚悟してください」と医者に耳が馬鹿になるほど聞かされました。
そういう、
ほぼ絶望的な、残された余生も長くない病気です。
膵臓癌、って。
もうね、
後始末を第一に考えないとならない病気なんですよ。
自分が今手がけていることを如何に仕舞うのか、
身の回りをどうやって片付けるのか。
命ある間にそれができるかどうか、全て片付け終えるまで残された時間があるかどうか。
そういうギリギリの選択を突きつけられる、
厳しい病気なんです。
なのに……この人、何にもしなかった。
全部、放り投げた。
好き勝手やっただけ。
私生活でなら、口出すことじゃないですけど。
公人で責任のある地位に就いた人ですよ?
地方自治体の首長ですよ?
それで余命が限られた、っていうなら。
その限られた時間で、後の道筋をつけるべきしょう。
自分でそれが出来ないなら、さっさと出来る人に席を譲るべきでしょう。
それが上に立つ者の責務じゃないですか。
それが出来なかったから、下の者まで滅びの道連れにしてしまうじゃないですか。
自分をリッすることが出来ないなら、
でしゃばるなよ。
と、そう思います。
仮に同情できる可能性があるとしたら、
家族が『本人への病状告知』を留めていた場合。
つまり、家族は余命1年以内、再発したら死亡宣告、という事実を知っているけど。
本人だけが知らなかった。という。
これはけっこうあり得るケースですけど。最近は、患者本人の意志を尊重して告知が主流になってきましたが。
未だに医者の裁量で調整している病院もけっこうありますから。
でも、告知を受けてなくても体調の異常からなんとなく察しは付くはずで、
それならきちんと病状を医者に求めれば、しつこく求めれば医者も話してくれる筈なんですけど。
その辺の情報は、有権者に公開されるべきですかね。