kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

色々とマズイじゃない ―― 中国、ネット金融破綻が急増 全国でデモ拡大

ボクシング協会のお家騒動とか、世間を騒がせている話題はいろいろあるのですけど。
私的には、
文科省役人の贈収賄事件の情報がピタッと止まってしまったので。
他には、
興味有りそうなニュース、というとコレですかね。
日本で言うなら、「ノンバンク系」の破綻、ってところですかね。
バブル崩壊の兆し……というか。
中国版金融危機の兆し……というべきでしょうか。
ただ、
規模は「世界的」にどうこうなるほどのものではないようです。
ブックマークを貼った産経新聞の記事によると、
与信全体で20兆円とか、そのくらいですから。
今から10年前になる、リーマンショックの時に引き金となった住宅ローン(サブプライムローンとか言うヤツ)
あの市場は100兆円から始まって1000兆円とか、
最終的にはさらにその倍々その上くらいなんで。
現状では、中国が転けてもアジア金融危機とか、世界経済の景気が悪化するとか。
そのくらいの話でしょう。
それはそれで、面倒だし。
日本にとっても都合の悪い話ではありますけどね。

でもさ、
こういう記事を取り扱うと、
すぐに『右翼』とか『国粋主義』的なレッテルを貼ってくる人がいるんだけど。
金融資産を使って利殖……というと言葉が悪いかな。
利子を少しでもたくさん得ようと思ったら。
こんなところにもアンテナ張って景気動向に即した金の動き、
ポジションを取らないと、
資産なんてすぐに毀損していきますから。
日本人って不思議な国民で、
他人に=銀行とか政府に金を預けっぱなしにして運用全てお任せで放置しておきながら、
老後の金が足りないとか文句言うんですよね。
金儲けを他人任せで、自分はサボッているくせに、文句だけはつけるのな。
不思議な国民だよな。
中国みたいに、『投資』に政府補償をねだるのもバカだと思うけどさ。



 【北京=西見由章】中国で高利回りをうたって個人から投資資金を集めるP2P(ピア・ツー・ピア)と呼ばれるインターネット金融の破綻が相次ぎ、損失を被った個人投資家が各地で抗議の声を上げている。
 習近平指導部が金融リスク対策として、不透明な取引「影の銀行(シャドーバンキング)」への規制を強めたことが破綻の原因。だが投資家らは政府から“お墨付き”があったなどとして不信感を強めている。
 北京市内では6日、破綻したP2P金融業者への調査や損失の補(ほ)填(てん)を求める投資家らが集まり、金融監督当局に陳情活動を行おうとしたが、警察当局に阻止された。ネット上では多数の警察官が地下鉄駅で警戒にあたり、抗議活動への参加者らを別の場所に移送するための大型バスを出動させている画像が拡散した。
 北京での抗議活動には各地から投資家数千人が参加を予定し、現場には約200人が集まったもよう。
 P2P金融へは全土で5千万人以上が投資し、規模は1兆3千億元(約21兆1千億円)に上る。2014年には5千社以上が業務を行っていたが、習指導部による違法・グレー金融の取り締まりで、7月末には1968社まで減少した。
 P2P金融に関する総合サイト「網貸天眼」によると、破綻など運営上、何らかの問題が生じた業者は今年7月の1カ月間だけで250社を超えるという。
 3年後に正常な運営を続けられるP2P業者は200社に満たないとみる有力金融機関の分析もある。
 ただ、習指導部は社会不安が広がることを警戒しつつも、不透明な金融商品が金融不安の種になりかねないとして、痛みを伴う“荒療治”を進める構えだ。
 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報の胡錫進編集長は、中国版ツイッター「微博」で、「政府は投資家の損失を補償することはできない。法によって問題を処理し、できるだけ損失を少なくするよう援助するだけだ」と主張した。
 ただ、投資家らは「返済不能に陥った業者の債務を個人投資家の損失として転嫁しようとしている」と不満を募らせており、これに対し上海のネット金融業者約40社は8日、業界団体のホームページで「夜逃げせず、誠実に意思疎通する」との共同声明を発表。投資家の不安を抑えようと躍起になっている。