以前にも、
チョコチョコと書いた記憶があるのですけど。
どうだったかなぁ。
このブログとは別の場所で書いたのかなぁ。
『米軍を担当する、国家安全保障に関する米大統領の側近が交代したら、
それは朝鮮戦争の合図』
だと。
これは、
私の単なる妄想ではなくて、
『組織論』からの推論なんですけど。
現場上がりのトップは、
まず何よりも『現状維持』を望みますから。
大きな変化は、
それ相応のリスクとコストがかかる……
現場上がりの管理職、指揮官は
そういう現実を実体験しているために、
負担しきれないようなリスクとコストの増加を極力さけて、
現状で負担可能な計画を優先する傾向が強いんですよね。
簡単に言えば、
リストラを敬遠して現場対応が可能な範囲の緩やかな変革を望む。
そういう傾向が強い。
だから、
『戦争』というようなダイナミックな戦略を組み込んでいるのなら、
就任当初からそれに向かって動いているはずなんです。
積み木を積み上げて高い塔を建てる、ような形で。
一つ一つ、
少しずつ準備を進めていく。
そういう視点から、
米国のマティス国防長官の就任から辞任、という事実がどのような意味を持つのかを考えると……
米軍の世界戦略において、
なにかしらの大きな『リストラ』を示唆しているのは間違いないはずで。
私は、
それが『朝鮮戦争』に繋がる一事だとにらんでいますが。
『在韓米軍の撤退』……という解釈もありますし。
何にしても。
今年の朝鮮半島情勢は、
かなり忙しい、
激しい局面を迎える、のだろうと想像できます。
果たして、
どうなるのか。
防衛費分担金問題を受け「韓米同盟は今年になって大きな試練に直面する」との見方が相次いでいる。韓国政府は連日「強固な韓米同盟」を強調しているが、米国ではマティス国防長官の辞任によって韓米同盟が「悲劇的で突然の終息段階に入る」との警告が出始めている。
米国の外交専門誌『ディプロマット』は4日付で防衛費分担金交渉が韓米の間で決着がつかないことについて「(2013年の交渉など)防衛費分担金交渉が期限内に終わらないのは今回が初めてではない。しかし今回はさまざまな面でこれまでとは根本的に違う」「交渉の行き詰まりによる最も大きな問題は、安全保障におけるパートナーとして(韓国に対する)信頼が崩壊することだ」などと指摘した。韓国政府が最後まで分担金の増額に応じない場合、同誌は「トランプ大統領は2回目の米朝首脳会談で一方的に在韓米軍削減を宣言することもあり得る」との見方を示した。
韓米両国は昨年10回にわたり防衛費分担金特別協定(SMA)の締結に向けた交渉を重ねてきたが、接点を見いだすことはできなかった。最大の争点となっている「総額」と「協定の有効期間」について意見の隔たりが大きく、交渉は事実上原点に戻った状態だ。一部では「防衛費分担金問題が韓国の自動車に対する関税引き上げなど、別の問題に飛び火しかねない」との見方もある。
米民主主義守護財団のマクスウェル研究員は米国の政治専門誌『ザ・ヒル』の中で「韓国は米国の本土以外では最も大きな米軍基地である(平沢の)キャンプ・デイビッド建設資金の90%を負担し、米軍駐留費用の半分を支援しているが、トランプ大統領はこれを評価していない」「これは韓米同盟の将来にとって良い兆候ではない」などと指摘した。
マクスウェル研究員はさらに「(在韓米軍を取引の材料とする)トランプ大統領の同盟に対する見方が変わらない限り、トランプ大統領は韓国が(在韓米軍の駐留経費)全額を負担する以外に何を受け入れるか、確実なものは全くない」「もしトランプ大統領が(妥協案を)受け入れない場合、米軍は直ちに韓半島(朝鮮半島)から撤収するかもしれないし、そうなれば韓米同盟は悲劇的な形で突然終息するだろう」との見方を示した。
これについてある外交筋は「米国では防衛費分担金問題が韓米同盟そのものと関連づけて議論されている。この点は非常に注目すべきだ」と指摘した。
とまあ、アメリカ側からもこんな話が出てくる、
文オジサンの外交で気になるのは
『あんたの味方って誰なのさ?』……って点なんですよねぇ。
前の大統領だった朴オバサンなら。
中国と頻繁にやり取りして。
日本に対する、つれない仕打ちも
中国との連携の範囲で行われているのだろう……と。
その分、アメリカとの連携が怪しくなったのですけど。
『日米 対 中韓』的な
大きな構図が見て取れたのですけども、
今の
文オジサンさんはなぁ。
どう見ても、
『孤立』してますよねぇ。
目立った外交成果の中に、
中国と首脳会談とかありませんし。
米国とも首脳会談とかありませんし。
ヨーロッパ訪問は、ありましたけど……
こちらは世間話レベルで終わってますし。
アジア、アフリカの第三世界との交流も疎遠ですしねぇ。
文オジサンの就任からまもなく3年目になるわけですけど。
激動する世界の中で、
韓国をどこに根付かせるのか、
そのグランドデザイン……というか、
文オジサンの方針がまったく見えてこないんですよ。
唯一、
華々しい首脳会談を成功させたのが、
『北朝鮮』ですし。
でも、
その北朝鮮が頼りにしているのは、
『中国』ですしね。
じゃあ、
韓国は中国と連携しているのか、
といえば、
まったくもって犬猿の仲です。
包み隠さず言えば、
『北朝鮮にすらまともに相手にされていない国』
それが韓国の正しい評価でしょう。
文オジサンは、
果たしてその事実を理解しているのか。
理解した上で、
これからどうするのか。
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まあ、いまさら手遅れかとも思いますけど。