今週から
国会が始まったのですけど。
私的には、
厚生労働省の統計操作問題。
……いや、これ操作と呼んでいいのかなぁ。
メディアでは、
『統計不正』と表記するのが主流みたいですが。
野党は、
『アベノミクス成果偽装のための統計数値操作だ』
とか、バカな主張を国会で繰り広げてくれるので。
見る前からおなか一杯です。
マジで。
この『アベガー』脳なんとかならんかなぁ。
共産党とか立憲民主党は、
党名を『アベガー党』に改名して
断固、安倍政権と対決する姿勢を鮮明にした方が良いと思うのですけどね。
だいたい、
この問題は、
『統計不正』とか呼称しているから問題の本質から離れてしまう、
と、私は感じるのですけど。
何が起きたのかザックリ記せば。
役人が、
統計資料の作成に必要なデータを集めるための、
業務手順を勝手にすっ飛ばして、その結果、数値の信頼性が損なわれてしまった。
ってことなのですから。
『統計業務怠慢』問題とか『統計業務サボタージュ』問題
などと呼称するべき物なのですよ。
それを
『不正』なんて曖昧な表現を使っているから、
『不正をしたのは役人か、政治家か』なんてバカな主張が出てくるのです。
今からでもいいですから、
自民党の国会議員様には是非とも、
この問題について『統計業務怠慢問題』と呼称を改めて、
公式には『統計業務怠慢問題』で呼称を統一するように。
国会の場で訴えて欲しいですね。
そうすれば、
役人の『業務怠慢』を改めるにはどうしたら良いのか。
まともな国会論戦が進むと思いますので。
名前一つ、ですが。
『名は体を表す』とことわざにもあるように。
間違った名称は誤解を招くもとです。
多分、
役人達が責任回避のためにワザとそうしているのでしょうけど。
28日新たに不正が明らかになった厚生労働省の統計調査について、問題の手法が数十年前から行われていた疑いがあることが関係者への取材で分かりました。
労働者の賃金の実態を雇用形態や職種ごとに把握するため厚生労働省が行っている「賃金構造基本統計調査」では、調査員が事業所に出向き調査票を手渡して回収することになっていますが、厚生労働省は少なくとも去年の分の調査はほぼすべてを郵送で行っていたと28日、明らかにしています。
NHKの取材に対して、この統計調査に携わったことがある複数の関係者が「数十年前から同様の手法で調査を行っていた」と証言しました。
調査は各地の労働局が行うことになっていますが、証言によりますと、事業所に出向いて調査するために必要な予算は配分されていなかったということです。
取材に応じた関係者は「不正だという認識はなく、調査票を郵送したあと、督促や内容確認の電話をかけて調査票の回収率や正確性を確保しようとしていた」と話しています。
この統計調査の結果は、民間企業が賃金を決める際の参考としているほか、最低賃金の算定などに幅広く利用されています。厚生労働省は同様の手法が取られていた時期やそれによる影響がないかなどについて確認を進めることにしています。