kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

コレは酷すぎる ―― 市教委「恐怖で渡した」いじめ訴えるアンケート 千葉、死亡小4の父に

なんというか、
久しぶりに見ましたよ、腐った役人根性の典型というか。
自分のできる範囲だけで問題を解決しようと、
これは良い意味ではなくて。
他の人に相談すると、
自分の評価が下がることを怖れてそのような行動をとってしまったのでしょうけど。
これは、ないわぁ。
例えるなら、
警察が捜査上得た情報を、犯人に脅されて公開してしまうようなもので。
それやったら、
被害がさらに拡大するのは当然でしょ。
うーん……
市側は
『関係者は処罰する』と言ってますけど。
懲戒免職か、それに相応する厳しい処分を出さないと、駄目ですね。
ここまで最悪の事態を招いた、
その一因であることは間違いないですから。
これは
『なあなあ』で済ませていい事例ではありませんよ。
早々に大臣が釘を刺して、
『少女の死を厳粛に受け止め、関係者には厳罰を持ってあたるべし』
などのコメントを出して。
自体の究明と信頼の回復に全力を尽くす姿勢をアピールするべきです。
これをナアナアで済ませてしまうと、
他の地域でも、
似たような事例がまかり通ることになりそうですよ。
あと、
ハッキリさせておかなければならない点として、
暴力行為に対して、
教育関係者だけで処理しようとするのではなく、
警察や市役所、裁判所などの
行政・司法分野の外部機関との連携をきちんと取る、
そのためのシステムや連絡手段などについて、
日頃からのきちんと協議して、
必要な手続きを確立しておくこと。
それを
教育委員会などの業務の一部として明確に組み込むべきです。
学校、教師は
とかく『独立性』を謳って外部からの介入を嫌い、
独自の小さな世界の中で問題をすべて解決しようとしますけど。
そんなことは
もう不可能ですから。
先生は
聖人君子ではないし。
スーパーマンでもありません。
教育界は、
目の前の現実にしっかりと対応する、
そのためには外部の力も借りる。
そんな
開かれた教育を目指すべきです。
子供を犠牲にした上で成り立つ『独立性』なんてクソですよ。

 

 

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 千葉県野田市立小4年の栗原心愛さん(10)が自宅浴室で死亡した事件で、心愛さんが2017年11月に「父からいじめを受けている」と回答した学校アンケートのコピーを、父勇一郎容疑者(41)=傷害容疑で逮捕=に渡した市教育委員会は31日、同容疑者の「威圧的な態度に恐怖を感じ、屈して渡してしまった」と述べた。担当者が記者会見で経緯を説明した。
 野田市教委などによると、心愛さんは当時通っていた別の市立小で実施されたいじめに関するアンケートの自由記述欄に、「父からいじめを受けている」と記載。県柏児童相談所は17年11月7日、虐待の可能性が高いとして一時保護した。
 こうした対応に対して勇一郎容疑者は学校側に対し、「暴力はしていない」「訴訟を起こす」などと強く抗議。アンケートを見せるよう要求した。

 

 

 

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 「お父さんにぼう力を受けています。先生、どうにかできませんか」。千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん(10)が、平成29年11月の学校アンケートで発した秘密のSOSは、暴力の相手だと訴えた父、勇一郎容疑者(41)=傷害容疑で逮捕=に筒抜けになっていた。子供を守るべき立場にありながら、威圧的な態度で迫る父の言いなりになった形の市教委に、専門家から疑問の声が上がる。
 NPO法人児童虐待防止協会」の津崎哲郎理事長は、市教委がアンケートのコピーを渡した行為について「被害を訴えているのに、加害者本人に見せるなんてあってはならない。子供はまた被害を受けても、学校が親に伝えて悪化することを恐れ、誰にSOSを出せばいいのか分からなくなる」と指摘する。
 その上で、行政の面会を拒むなど、子供の保護をめぐる親とのトラブルは多いとし、「学校は『お答えできません』とだけ答え、抗議があっても家庭裁判所に申告すればよかった。中途半端な対応で事態を悪化させた上、学校は、子供より自分たちを守ることばかり考えた最悪の対応だ」と批判した。