kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

なかなか凄い ―― ロシアでアニメ風宗教画が大論争

なかなか凄い……何が凄い、って。

 ロシアでアニメ風宗教画がブームになっているとか。


ロシアとかフランスで日本のポップカルチャーというか。
サブカルチャーというか、
『アニメ』とか『マンガ』とか『アイドル』が
物凄い勢いで広がり浸透しているのは知ってましたけど。
……というのも。
海外で、
いわゆる日本のコミケに匹敵するような大きな会場を使った
ファンミーティングが開催されるのは、
だいたい、
フランスとロシアとアメリカと……って限られるんですよね。
その手の情報とか、
コスプレ写真とかはインターネット経由で、
日本国内でもリアルタイムで流通してますから。常に情報は入っているのですけど。
それと、
アニメ風宗教画、ってのも。
実は、先行しているネタがあって。
歴史的な宗教画が素人の手によって見るも無惨に修復失敗して、
書き換えられてしまった事件が
過去に何度かあったのですが。
あのときに、
それならアレをいっそアニメ的に書き換えれば良かったのでは……
とか。
マンガイラスト的にしたらどうなるんだ。
って趣向で。
作られたCGイラストが幾つもネットに出回って。
海外でも一時評判になったりしました。
それ以前にも、以後にも似たような試みはけっこうあって。
『日本人はなんでもアニメにする』とか
茶化されたりしていたり。
とまあ、
そんな流れがインターネットの中で、
世界的に拡散していたわけですから。
アニメ的な宗教画が海外で投稿されるのも、
私的には、
『そんな物か』とかしか思わないのですが。
イラスト自体は、
良く描けている……というか。
ある種の熱量が伝わってくる作品です。

(ネタ元のロシア人の投稿サイトに行って現物を見てみると……
(どうも既存の作品の画像を切り取ってコピペした『コラージュ』
(みたいな物を見えますけど。
(それでも、
(最初は出来の荒いつたない作品から、段々とレベルアップして、
(題材に合う素材を選択して、
(宗教画の描く世界に合わせようと努力している姿も見えますし。
(まさに『好きこそ物の上手なれ』って言葉を彷彿させる出来映えですねぇ。
作者の愛が詰まっている、というのは
一目見て分かります。
その上で、
私的に興味深いのは、
これが『芸術』か『侮辱』かで賛否両論、真っ二つになって、
教会が専門家を集めて検討する、とか。
大論争になっている。
その事実です。
なんというか……
そこまで『譲れない』ものを心の中に持っている、
という。
それはそれで、素晴らしいなぁ。
と。
感嘆しました。


日本だと、
今更ながらのジェンダー規制とかで騒いでいて。
内容的には、
フェイスブックとかSNSに子供の写真をアップするのが、
児童ポルノ』にあたるみたいな騒ぎが
かつて欧米であったのですけど。
あれの亜種みたいな騒ぎが、
今更日本で起きているような内容で。
おまえら何周遅れの話をしているんだ、と。
呆れてしまいます。
ちなみに私は京都の件はポスター肯定派です。
あのレベルまで規制していたら、子供の水泳競技は規制しろ、ミニスカートを穿かせるのもけしからん、短パンも許せん、

(実際、このレベルの議論で、
陸上競技のユニフォームが問題視されていたり、
(新体操のレオタードが問題視されていたりする。
って話になってしまいますので。


ジェンダー論は行きすぎると、
古い男女像に縛られてその価値観を相手に強制し、
固定化させる面があります。

否定的な意見があるのは認めた上で、
それでも許容される範囲だと思いますよ。
私の許容範囲はアイドルの水着運動会くらいなら。
ポロリが無ければテレビで放映してもいいのではないか。
と思っていますから。

多分今回の件で目くじら立てる人は、『そんなのは許せん』派でしょう。
そこは意見があいませんね……というか、
自衛隊ポスターは最初からなかば炎上狙いで作成したんだろうなぁ。と。
少しでも話題になって。注目が集まるのを狙って。
それで制作された物だと思いますよ。
無難なポスターにするなら。
人間のモデル使って、
直立不動の姿勢の写真でも使っていればいいんですもの。
それをしないで、
わざわざ高い金を払って
アニメの版権キャラを使ったのは。
それなりに注目を集める。って意図があるのですから。

 

 

 

jp.sputniknews.com

 

ロシアのSNS「ヴ・コンタクチェ」の公開アカウントにアニメのスタイルで描かれたイコン(正教会の聖像画)がコンテンツとして掲載されたことについて、ロシア正教会ウファ大主教管轄区域は現在、このアカウントを調べていることを明らかにした。
ウファ大主教管轄区域のエフゲニー・シェルィシェフ報道官は「我々がこの事実の調査を開始したとは言えない。なぜならこれは我々の特権ではないからだ。専門家らが検討し、おそらくモスクワ大主教に質問状を送ることになるだろう。信者の感情の侮辱につながるかどうか、これを見極めるのは専門家らの作業になる」と語り、こうした傾向については認識しているものの、どういう立場をとるかについては現段階では見極められていないと述べた。
一方でSNSユーザーの見解はアニメのように描かれたイコンが信者の感情を害しているという者と、新しい創造の在り方だという意見と真っ二つに割れている。あるユーザーは自分の見解をこう書いている。
「何も悪いことはない。信仰を持つ者は聖人を自分が見たいと思う姿でとらえるし、神は1人だ。宗教ごとに神は異なる。なぜ侮辱されたと思うのか? イコンだって、アニメだって一種の芸術だ。私なら独自の芸術を生み出した人をよくやったと褒めるよ。」

 

 

 

www.kyoto-np.co.jp

 


自衛隊の広報活動などを行う防衛省自衛隊滋賀地方協力本部大津市京町3丁目)が作成した自衛官募集のポスターに批判が起こっている。女性キャラクターのスカートから下着様の着衣が見える描写があるためで、同本部は「下着ではなく問題ない」とするが、「セクハラではないか」などと声が上がっている。
ポスターは、人気アニメの女性キャラクター3人が、ミニスカート姿で跳躍している様子を描き、「陸・海・空 自衛官募集!」などと書かれている。このうち2人のスカートに下着のような黒っぽい着衣が見えている。
同本部の説明では、ポスターは若い世代にアピールするため、民間会社と提携して作成し、昨秋に公開した。県内の地方協力本部の地域事務所などに掲示しているほか、同本部のホームページにも掲載している。
一方、2月ごろからツイッターなどネット上で「セクハラだ」「感覚が狂っている」などの批判が上がるようになった。同本部にも苦情が届いているという。
京都新聞の取材に、同本部は「アニメの既存の図柄を使用している。指摘の着衣は、下着ではなくズボンだという設定で、適切な範囲だと考えている。多くの人から評価を得ている」と説明している。
近年、全国の自衛隊地方協力本部で、架空の女性キャラを使った広報活動が広がっている。京都地方協力本部は、数年前から女性キャラを使った自衛官勧誘のポスターを作成したり、ホームページに女性キャラを登場させたりしている。徳島や岡山の地方協力本部ではオリジナルの女性キャラを作り、グッズも販売している。
■性的メッセージ含み問題
大阪大の牟田和恵教授(ジェンダー論)の話 自衛隊が性的なメッセージを含んだ幼い女の子を使っているのが問題。表現の自由とは関係なく、公的な組織が国際的には児童ポルノとみなされ得るようなものを肯定することになる。ズボンとの主張には苦笑しかない。女性自衛官も募集しているはずだが、誰に向けてメッセージを発しているのか。かつて保守的な層は、女性の性的な姿などをまじめな場で扱うことに抵抗が強かったが、感覚がまひしているのではないか。