昨日は『爆下げ』で、
今日は『猛反発』だそうです。
相場が忙しい季節となりました。
日本市場は今年、
この後10連休を控えていますので。
その前に、つまりこれから
落ち着きのない展開になる、と思うのですよ。
連休後の展開を見越して、
連休前にどのポジションを取るのか。
なかなか悩ましい問題ですので。
とくに、
今の市場は、
世界的な景気後退の流れの中で、
適正なポジションを求めて
大規模なトレンド調整が始まった段階ですから。
今まで
好調だった投資先が、
この後も好調を維持し続ける保証はどこにもないわけで。
選別が進んで、
上がったり、
下がったり、
落ち着きのない展開が続くのではないでしょうかねぇ。
ただ、
短期で利ざやを稼ぐ投機トレーダーにとっては、
こんな値動きの激しい相場は、
絶好の稼ぎ時ですから。
投機資金が集まって、そういう点でも騰落の荒い相場が続くのではないかと思います。
……というか、
ここ最近、いや今年に入ってからは
そんな感じですよね。
分かっている人は、
既に去年の暮れあたりから動いています。
ここへ来て騒ぐのは、
何も分かっていない素人か、
分かっていて他人を欺して金を稼ごうとする詐欺師くらいです。
[東京 25日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅反落した。世界の景気減速懸念が再燃し前週末の米国株が急反落。外為市場で円高が進行したことも重荷となり、朝方から幅広い銘柄が売られた。海外勢から仕掛け的な先物売りが出て下げ幅を拡大したが、午後は為替がやや円安方向に振れたことを横目に眺めて下げ渋った。ただ、反発の勢いは弱く、終値の下げ幅は650円を超え、今年最大となった。
前週末の米国株式市場では、主要3指数の下落率が1月3日以来の大きさとなった。米欧の製造業指標が弱く、米国の長短金利が逆転し、世界景気低迷への不安が強まった。この流れを引き継ぐ形で、週明けの東京株式市場でも売りが先行。日経平均の下げ幅は一時700円を超え、取引時間中としては2月15日以来、約1カ月半ぶりの安値水準を付けた。
ただ、2万0900円台に近づいたところでは下げ渋った。ドル/円が110円台まで回復してきたことが下支えとなったもよう。「上海株も下げてはいるが日経平均に比べて下げ率は小さい。指数先物にも目立って買い戻しや売りが出たような感じはなく、ある意味、自然体で下げ止まっている」(国内証券)との声も出ていた。
市場からは、景気悪化が懸念されるのも長くは続かず、「2万1000円を割り込んだ水準で新年度が始まれば絶好の買い場となる」(いちよしアセットマネジメントの上席執行役員、秋野充成氏)との見方も出ていた。
[東京 26日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比385円49銭高の2万1362円60銭で取引を終え、大幅反発した。米国株に下げ止まり感が出たことで不安心理が後退。日本株は前日大幅安の反動もあり、買い戻しが先行した。3月末の配当・優待権利取りの買いに加え、配当再投資の先物買いの思惑も支えになった。上げ幅は一時400円を超えたが、世界景気の減速懸念は払しょくできず、前日下落分をすべて取り戻すには至らなかった。