kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

荒野のコトブキ飛行隊、見たけれど ――

いよいよ今日は新元号が発表される記念すべき日なのですけど。

私的には『安』の字は安倍首相がいるので使われないだろう、と予想できてしまって。じゃあもう興味ないなぁ……って感じです。

で、アニメの話題。

 

とりあえず、
テレビ放送の最終回が終わったので、
感想とか書いておこうかな。
と思ったり。

最終回まで、
アッという間というか。
内容は
ほとんど何にも無い、
とにかく『レシプロ戦闘機で空戦させよう』って、
潔い姿勢のアニメでしたねぇ。
私は、
第1話を見かけて、
監督が『ガールズ・アンド・パンツァー』を手がけた水島努さんだったので。
どんな感じに盛り上げてくるのか、
そこが気になって、
最期まで見続けたのですけど。
あと、
3Dモデリングされた飛行機というか、
『飛燕』とか『隼』とか、
終盤になって『零戦』も出てきますけど。
とにかく、CGは丁寧に作られていて、相当細部まで作り込まれていて。
これがブンブン画面の中を飛び回るのが好きで、
毎回見てました。
ただ、
これは空戦アクションが純粋に楽しみ、というよりは、
技術的にこの映像はどう作っているのかなぁ……みたいな。
ちょっと、
業界人よりの楽しみ方で、見てたので。
ライト・ユーザー的なアニメの楽しみ方ではないですねぇ。



ライト・ユーザー的には、
このアニメは難しいかなぁ。
一番の疑問は、
『なんでこんなわかりづらい機種を選んじゃったのかな……』
という点でしょうか。
戦闘機とか爆撃機とか、
映像をパッ見て、その瞬間的に、
どっちが強くて弱いのか。
わかりにくいんですよ。
『ガールズ・アンド・パンツァー』
だと、
ドイツの重戦車相手に、
日本の豆戦車が、まともに戦っても勝ち目がない。
ってのは形とか大きさを見ただけで、
一目で分かるので。
有利なのか、ピンチなのか、
すごく分かりやすかったのですけど。
『荒野のコトブキ飛行隊』は、
そういった作劇上配慮された機種選定には見えません、
日本軍限定だと、
どれもペラペラ紙装甲で馬力も似たり寄ったり、機体差なんてあまりありませんし。
そのせいか、
戦闘機同士の戦闘シーンがだいたい毎回同じような展開になってしまって。
いや、
カット割りとかアクションとかカメラワークとか、
色々頑張って工夫凝らしているのは分かるのですけど。
戦車でドリフトする、とか。
戦車の上に戦車を乗っけて動きを封じる、とか。
ああいう、
『アニメ的な遊び』もなくて。
この辺は、
タイアップしているSNSゲーム的な制約なのかなぁ。
それとも3DCGモデリングの問題なのか。
色々と制限がある中で、
丁寧に作っているのが伝わってくるのですけど。
それだけに……
なんで、
こういう機種選定にしてしまったのか。なってしまったのか。
残念でしたねぇ。

あと、
スピード感。
時速400kmとか500kmは出せるわけですから。
というか飛んでいる時はそのくらい速いわけで。そこをもう少し、
アニメらしい演出入れて見せて欲しかった。
キャノピー開いたら、
荒れ狂う風に押されて髪バサバサぁ……みたいな。
そういう
スピード感、風圧の表現とかが
ほとんどなかったので、
いまいち迫力に欠けていた。というか。
『高速』で移動しているイメージが伝わってこなかった、というか。
翼が軋む表現とか、
演出過剰で入れても良かった、と思うのですけど。
全体としてきれいで無難な動きなんです。だからハラハラどきどきしないんですよ。

とかとか色々残念でしたねぇ。