kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

トヨタ、思い切ったなぁ ―― トヨタ、HV特許2万3000件を無償開放 副社長が会見

まだまだ、
元号の興奮冷めやらぬニュースで持ちきりのところへ。
突然、
前触れもなく飛び込んできたこのビッグニュース。
いや、関心のない人にとっては
どうでもいい話なのでしょうけど。
私的には、
『世界のトヨタが形振り構わず勝負を賭けてきた』と
大変な驚きです。

会見では、
副社長がHV(ハイブリッド)車の市場拡大を目指すための
経営判断、と説明していましたけど……
それで、
どこのニュース解説でも概ねそういった副社長の主張にそった解説ばかりでしたが。
私的には、
トヨタが基盤技術を無償化することで、
電動自動車開発陣営の囲い込みに出た……としか見えませんねぇ。
コンピュータ分野では常套手段ですよねぇ。
基本OSを無料で開放して、
その上で動くアプリケーション開発を進めるサード・パーティー
自陣営に囲い込む、という。
今回の措置は、
あくまで無料開放であって、権利放棄ではありませんから。
トヨタと契約を結んだ第三者のみが使用できる、と。
会見の中で副社長は明言してますし。
というわけで、
この後、
有力プレイヤーの動きが見物です。
ハード技術では遅れを取っている
グーグルやアマゾン、アップル勢がどう動くのか。
そして、
中国勢はどうか。
混沌としてきましたねぇ……

 

しかし、

ここまで思い切るとか。トヨタも切羽詰まってますねぇ。

ソフトバンクが噛んだ投資提携話、失敗したんだろうなぁ……

 

 

www.nikkei.com 


トヨタ自動車は3日、ハイブリッド車(HV)など電動車に関し、自社の関連技術の特許を使用する権利を無償開放すると正式発表した。開放する特許は約2万3740件に上る。世界的に燃費規制強化の波が広がる中、競合他社に技術を無償提供し、HVの市場拡大を目指す。同日、会見した寺師茂樹副社長は「この取り組みが拡大し電動車の普及が加速することを期待する」と語った。
2030年末までを期限として無償で提供する。「今後10年が電動車が普及する重要な時期となる」(寺師副社長)というのが理由だ。開放するのは、トヨタがHVで培ったモーターや電力変換装置、システム制御などの技術。HVだけでなく、プラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)でも共通して活用できる技術も多い。トヨタに申し込んだ上で、協議の上で契約を締結して無償で利用できるという。
併せて他のメーカーがHVなど電動車の開発でトヨタ保有するシステムを活用する際、製品化に向けた技術サポートも実施していく方針だ。