今日は朝からずっと、この事件がトップニュース扱いでしたね。
夕方になって、
熊本の阿蘇山が噴火したので。
そちらにトップの座は奪われましたけど。
扱いでは、
このニュースが破格の枠で長い時間をとって、
アレコレと解説されていました。
日本人の感覚で言えば、
『富士山が焼失した』とか『皇居が焼失した』とか……
数年前の熊本地震で熊本城が瓦解してしまったのですけど。
あれに近い、
やりきれなさ。をフランス国民に与えた一大事件。
ってところでしょうか。
尖塔が完全に焼け落ちてしまったそうで……
修復作業が進められていた最中での火災ですから。
いっそう遣りきれない物が募ります。
果たして、
元の姿に戻るのはいつの日になるのか。
なにせ、
『世界遺産』ですから。
元に戻す、復元作業も用意ではないでしょうし。
私が生きている間に、
再び拝む事ができるかどうか。
日本のフランス大使館で寄付の窓口とか開設するのかなぁ……
うーむ……
それにしても、
生きていると色々な物を見てしまいますねぇ。
【パリ=三井美奈】フランスを代表する観光名所、パリのノートルダム大聖堂で、15日夕から16日朝にかけて大規模な火災が起きた。中央部分の屋根が崩壊し、高さ約90メートルの尖塔(せんとう)が焼失した。マクロン大統領は15日夜、現場を視察し、「大聖堂は再建する」と述べ、国内外に協力を呼びかけた。
15日に発生した火災の火元は、屋根の改修工事用の足場とみられ、捜査当局は作業員を聴取した。失火の可能性が強いとみられる。
消火作業には、約400人が出動。消防隊員や警官ら4人が軽傷を負った。観光客の被害はないもよう。大聖堂正面の鐘楼は焼け残り、13世紀のフランス国王ルイ9世ゆかりの聖遺物「キリストのいばらの冠」は無事だった。消防当局は16日朝、鎮火を宣言した。マクロン氏は「最悪の事態は避けられた」と述べた。