kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

そろそろAT禁止論が出て来ないものか ―― 神戸市営バス暴走事故 女子大生ら2人死亡

またも起きた、高齢者運転手の人身事故。
今度は神戸でバス運転手が、
赤信号で横断歩道へ突っ込みで、歩行者をはねた、とか。
事故発生時に、心肺停止状態だった被害者の二人は、
その後病院で亡くなられた、とか。
池袋での凄惨な事故があった翌日の出来事で、
運転手はいつも以上に注意を払っていた、と思うのですが。
なぜこのような結果になってしまうでしょうか。
で、
このような高齢者ドライバーが引き起こす、
悲惨な事故が起きるたびに、
高齢者の運転規制論が持ち上がるのですけど。
最近では、
警視庁の事故統計でも、
高齢者ドライバーの重大過失(ブレーキとアクセル踏み間違いによる事故)の偏在が、
数値にハッキリと表れていて。
単なる印象論では終わらず、
現実の結果、高齢者ドライバーの危険性が認識されるようになってきました。
そこで不思議なのは、
これだけ事故原因がハッキリと現れているのに、
なぜ、
政府は、何も対策を取らないのか。
という点です。
問題は極めてシンプルで
『高齢者はAT車でアクセルとブレーキを踏み間違えて事故を起こすことが多い。
 そして、この踏み間違えは、ほとんどが重大事故を引き起こしている』
と、
問題点は、
高齢者がAT車の操作を誤った場合に重大事故が起きる……と
明らかになっているのですから。
免許更新手続きで、
細かい運転技術を調べる、認知証の有無を調べる、など、
そんな迂遠な事はせずに、
『60歳以上の高齢者は、MT車のみに限って運転免許証を交付する』と
道路交通法を改正して、
高齢者ドライバーがAT車を運転できないようにしてしまえばいいのです。
車は、
AT車だけではなく、MT車だって存在していて、
MT車では目立った事故が起きていないのですから。
要は、
自動車運転が便利になりすぎて、
高齢者が機能を使いきれなく(十分に操作できなく)なってしまった。
それで事故が起きている。
というのが、今の状況です。
それなら、
不便な状態に戻して、事故原因を取り除いてやればいいわけですよ。
まずは、
原因の根本である『高齢者のAT車運転』を取り除けばいい。
その後で、
それでも足りない、事故が減らない、というのなら。
より細かな対策に移ればいいのではないですか。
少なくとも、
自主的な運転免許証の返納を促すより、
自動車運転の選択肢を残しているのですから。
高齢者にとっても、
社会にとっても、
事故のリスクを減らす手段として、実効性のある内容だと思うのですが……
なぜか、
こういう議論は表に出てきませんねぇ。

 

 

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 21日午後2時ごろ、神戸市中央区布引町のJR三ノ宮駅北側の兵庫県道で、神戸市営バスが赤信号の先の横断歩道に突っ込み、歩行者を次々とはねた。兵庫県警葺合(ふきあい)署によると、同県明石市の大学3年、柳井梨緒(やないりお)さん(20)と神戸市須磨区のアルバイト、那須勇成(ゆうせい)さん(23)の男女2人が死亡、20~50代の男女6人が重軽傷を負った。
 同署は自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで市交通局の運転手、大野二巳雄(ふみお)容疑者(64)を現行犯逮捕。「ブレーキを踏んでいたが急発進した」と供述しており、同署が詳しい事故原因を調べている。
 現場は神戸市の繁華街で、JR三ノ宮駅北側のロータリーと阪急神戸三宮駅前を結ぶ東西の横断歩道。同署などによると、バスは神戸北町発三宮駅ターミナル前行きで、乗客は現場手前の地下鉄三宮駅前停留所で全員降りた。その後、駅南側の終点へ向かおうとしたバスが阪急電鉄の高架下横断歩道に突っ込み歩行者をはねたという。
 市交通局は同日夕に記者会見し、内藤直樹自動車部長が「重大な事故を起こし心からおわびします」と謝罪。市交通局によると、大野容疑者には糖尿病の持病があったが、朝の点呼で異常は確認できなかった。