悲惨な事故の発生から数日が経過しました。
この間に、
警察の捜査が進んで、
事故の状況と原因がかなり明らかになってきましたねぇ。
今回は、
運転手の操作ミスではなく、
前方を確認せずに右折しようと交差点に突入してきた暴走車を、
直進車が避けようとして
急ハンドルを切ったのですが、回避できず衝突、
跳ね飛ばされた先に被害者の園児達が信号待ちで集まっていた。
そこへ突っ込んでしまった。
と。
右折車を運転していたドライバーの
よそ見運転が原因のようです。
メディアが流している情報では、
『スマホは操作していない』とか、
なぜかワザワザ、スマホ操作を否定する証言を強調している物もあったりして。
『衝突するまで直進車に気がつかなかった』
との証言も出ています。
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これはなぁ。
どれだけ車に安全システムを積んだとしても。
運転手にそれを使う意志がないのなら。
まったく無意味ですよね。
運転手の意志とは別に、
自動で起動して車を操作するセーフティ装置を載せる事だって可能ですけど。
勝手に動いたら、
それはそれで、
現状を認識できない運転手は自分の意志に反して動く車にパニックを起こして。
別の形で事故を起こすでしょうし。
その行き着く先は、
『人間が車を運転しているのが間違い』
としか。
ところで、
事故が起きた現場の地名は『おおがや』だったのですね。
濁点がつかない『おおかや』だとばかり思ってました。
大津市大萱(おおがや)の県道交差点で車同士が衝突し、うち1台が散歩中の保育園児らの列に突っ込み、園児2人が死亡、1人が重体、13人が重軽傷を負った事故で、滋賀県警大津署が事故車両に搭載されていたドライブレコーダーの映像解析を進めていることが9日、同署への取材で分かった。双方の車のスピードや当時の状況など、事故の詳しい状況を解明していく方針という。
レコーダーは、衝突の弾みで園児の列に突っ込んだ同市若葉台の無職、下山真(みちこ)子さん(62)の軽乗用車のみに搭載。下山さんは直進中、右折しようとしていた同市一里山の無職、新立(しんたて)文子容疑者(52)=自動車運転処罰法違反(過失傷害)で現行犯逮捕=の乗用車と衝突。「右折しようとしてきた車をよける際にハンドルを左に切った」と説明したという。同署によると、現場ではブレーキ痕が確認された。
また、新立容疑者は、「(交差点を右折した際)前をよく見ていなかった」との趣旨の説明をしていることも判明。同署は新立容疑者が対向車への注意を怠ったことが事故につながった可能性が高いとみて調べている。
事故では、保育園児の伊藤雅宮(がく)ちゃん(2)と原田優衣ちゃん(2)が死亡。別の男児1人も意識不明の重体で、ほかにも園児8人が足の骨を折るなど大けがをし、女児2人と付き添いの保育士3人が軽傷を負った。園児らは当時、現場から約200メートル離れた園から琵琶湖畔に向かって散歩していた。