kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

昨日と今日と ―― 日米首脳 炉端料理店での冒頭発言全文

もう、
ニュースはこればかり。
トランプ大統領の訪日一色みたいな。
ゴルフから始まって、
相撲観戦、
そして、炉端焼きでの会食とか。
NHKが大統領が移動する車列をわざわざカメラに収めようとして
大騒ぎしてたり。
おいおいおいおい……
と思うのですけど。

さて、
相撲観戦と賜杯授与ついては、
『アベガー属』の人たちがさっそく文句タラタラでしたね。
でもさ、
これって、
外野がいちいち口出しする事ではないと思うんですよ。
『デッカいトロフィーを新造提供して、
 大統領賞創設するから相撲鑑賞と賜杯授与させてよ』
と頼まれた相撲協会
『それは願っても無いことだ。ありがたい』
と返事したら。
それで終わりの話じゃないですかね。
そこをすっ飛ばして
外野が何やかんやわめいても、
『余計なお世話だ』でしょう。
あと、
この件についてもう少しだけ書いておくと。
今回は、
トランプ大統領本人が望んだから、
大統領の手から直接賜杯授与となったのだけど。
次回以降、
アメリカ大統領がやって来るのか……というと。
それは無いでしょうね。
代理の役人がやって来て、事務的に渡すだけになるでしょう。
相撲大好き大統領が誕生すれば別ですけど。
『朝乃山』は、
アメリカ大統領から賜杯を直接手渡された力士として、
日米の記録に名前が受け継がれていきますね。
すごい事ですよ。
日本のスポーツ界には、大統領から直接賞を授与された選手は一人も居ませんから。
記録として
大変な事をやってしまったなぁ。と。
相撲協会は歴史的偉業だ、と大威張りしそうだなぁ。
と思ったり。
それこそ余計なお世話、ですかね。

さて、
今回の来日に合わせて、
激化する米中貿易摩擦の現状を鑑みて、
日本外交の立ち回りを論じる人がいるのですけども。
それ、
根本的に立脚点が間違っていますから。
日本は、
ある程度開かれた貿易による互恵関係を基盤において、
これの維持に努める外交を展開するべきであって。
中国が不当な手段で情報その他を独占しようとするのなら、
これに対抗するべき。という話。
アメリカが独占をもくろむのなら、
やはり対抗するべきだが、
今のところアメリカはEU他の国との協議に応じる姿勢を見せているので、
対抗する必要がないだけ。

覇権争い、という表現は間違いで、
ある程度開かれた環境を維持するのか、
それとも
中国の独占を認めるのか、
という話。
この命題は、日本がTPPに参加するのかどうか、って揉めてた10年前には、
既に問題になっていた話で。
結局10年経っても中国が変わらなかった。
だから、アメリカが実力行使に出た、ってだけの事で、
昨今のメディアでは
なんでしょうか……『冷戦』って言葉がやたらと踊っていますけど。
まだ、
こんな物は戦争ではありませんよ。ねぇ。
本当の戦争は、
アメリカが
『中国は自由経済市場の敵だ。
 中国人は自由経済市場を自分たちにとって都合が良いように破壊し、
 世界の富を独占しようとしている』
とかトランプ大統領が公言し始めたら……そろそろ言い出しそうな雰囲気ですけど。
それが出たら、
戦争の始まりですよね。
あと、
去年の10月、アメリカ副大統領の演説を持ってして、
いきなりアメリカが豹変して、
副大統領がケンカをふっかけた、とか暴論を平気な顔で主張する人もいるのですけど。
それより以前
2017年の4月に米中首脳会談が行われていて、
ここでも100日の猶予を出したのですけど。
中国は何も答えず、
それから
1年交渉を続けて、
去年の12月には、
トランプ大統領習近平の首脳会談時に、
アメリカは中国に対して市場開放の要望を幾つも出していたのだけど。
それで90日と時間を区切って回答求めたり、したのに、
それでも、
結局中国は何も変わらなかった。
だからアメリカがブチ切れた。
近視眼的に見ていると、
この後日本の動き次第でどうにかなりそうに見えるけど。
2年前、1年前から準備してました……と考えると。
日本政府の動きも、とっくに決まっているでしょうね。
というよりも、
その結果が、
今回のトランプ大統領の訪日なのでしょう。
単に
『令和フィーバー』に合わせた、って
お祭りではないのですよ。
日本のメディア人は、
中国に配慮して、遠慮して、この事実を伏せているのか
それとも
本当に理解出来ていないのか。
判断に苦しむところです。

 

 

 

www.sankei.com

 


 安倍晋三首相と来日中のトランプ米大統領は26日夜、東京・六本木の炉端料理店で夕食を共にした。夕食会冒頭の両首脳の発言は以下の通り。
 トランプ氏「今日はとても素晴らしい時間を過ごすことができて感謝している。明日は日本の歴史にとって本当にとても重要な行事がある。(譲位による、天皇陛下の即位は)前回から200年ぶりのことで、米国を代表して(陛下に最初にお目にかかれることを)大変、光栄に思う。今日、安倍首相と私は貿易や軍事、さまざまな事柄について話した。とても生産的な1日だったと思うし、明日も今日と同じように充実した1日になると思う。そして、今日は相撲を見ながらとても素晴らしい時間を過ごすことができた。美しいトロフィー(大統領杯)を贈呈したが、これからも優勝杯として何百年もあり続いて欲しい。私たちは(両国国技館での)相撲観戦を本当に楽しむことができた。日本の伝統あるスポーツの力士を見ることができたのは素晴らしかった。私はずっと相撲をみたいと思っていたのでとても良かった。今晩はありがとうございました」
 首相「令和時代の初めての国賓として、トランプ氏とメラニア夫人に来日をしていただき、大変うれしく思う。今日は朝からゴルフを楽しんだが、トランプ氏はディール(取引)と同じように大変タフなゴルファーでもあり、楽しむことができた。
 そして米国の大統領としては初めて、大相撲を観戦してもらい、大統領杯を初優勝した朝乃山関に授与していただいた。朝乃山関にとっては忘れ得ぬ瞬間になったのではないか。この後は炉端焼きでゆっくりとリラックスしながら、さまざまなことについて議論し、意見交換を行いたい」