kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これ、最悪。 ―― 川崎19人殺傷 “絶縁”の家庭、伯父ら手紙で様子伺い 訪問看護で状況変化か

川崎の児童襲撃事件の続報です。犯人が特定されましたね。
私は今日の夜のニュースを見て、それはここでブックマークをはった記事みたいな内容だったのですけど。
それに影響された
『引きこもりは犯罪者予備軍』みたいなコメントがネットに溢れて出てくるのを
怖れていました。

>8050問題の典型で、早急な支援が必要だ。

とか。
ブックマークを貼った記事も、それのバリエーションなのですけど。
マスコミは
宮崎事件から何も変わっていない。何も学んでいないのだな。
と。
今回の事件は、
犯人のパーソナリティ、
これは単に性格だけの話では無くて。
生育した環境、そして現行の生活環境も含めて。です。
なによりも、
その影響によるところが大きいのですよ。


『引きこもり』は犯罪者予備軍ではありません。
引きこもりが全て犯罪者にはなってません。
まず、それが大前提。
まずね、
養親かわりの伯父さんが市役所に相談に行く時点で、
引きこもりの属性関係なく、
犯人のパーソナリティがおかしいですから。異常ですから。
そして、
犯人が同居していたのが養父(伯父)夫婦の家で。
実親ではありませんし。
そもそもの家族関係がおかしいですから。
そこからして、
一般の8050問題から外れてるんですよ。
引きこもりが
問題になる事はあります。
けれども、
そのだいたいは、
家族の間の問題として、
他の誰かを攻撃することも無く、孤独に死んでいく。
たまには介護相手を憎んで殺すこともあります。
養親に悲観されて、
引きこもっていた子供が殺されてしまうこともあります。
とかとか、
8050問題は、
どこまで行っても家族の中の問題で、
無関係の一般市民を無差別に殺したりはしないのです。
でも、
今回の犯人は、まったく関係のない小学生を襲撃しました。
これは、
『異常』なんです。
引きこもりではなくて、犯人が異常なんです。
社会人として破綻していた犯人が凶行に及んだ。
その原因は探るべきですけど。
たまたま、
引きこもりから異常者が出たから、
それで、
世のひきこもりが全員犯罪者予備軍みたいな扱いは、絶対に許されないのです。
それこそ、偏見と差別そのものなんですよ。
なのに,NHKすらその事実が分かってないで軽々しくニュースする。
ニュースにするな、と言ってるのではありませんよ。
偏見を持たれないように扱いに慎重を期せ、と。
それこそ、
引きこもっている人が全て犯罪を起こすわけではないので、
まずは、この犯人の動機解明が重要ですね。
とか、一言付け加えたりできますよね。
普段からコメント付けて居るのだから。
なのに、そういう配慮は無い。
やっぱり、
この国のマスコミは自分たちが何をしているのか、
まったく理解していない、としか言い様がありません。

 

 

www.sankei.com

 

 川崎市多摩区の無差別殺傷事件で、通学途中の児童らを襲って自殺した岩崎隆一容疑者(51)は、長く引きこもり生活を続けていたとみられる。同居する伯父夫婦は高齢で介護が必要になっていたが、自宅に支援者が入ることで岩崎容疑者とのトラブルを懸念しており、自治体に相談を重ねていた。
 川崎市によると、岩崎容疑者は一軒家で、80代の伯父、叔母と同居。食事や金銭的な援助を受けつつも、ルールを設けて全く顔を合わせないようにし、口をきくこともほとんどない“絶縁”生活を続けていたという。
 伯父らから市に相談があったのは平成29年11月。「同居するおいと全く接触がなく、訪問看護で他人を自宅に入れても大丈夫だろうか」との内容だった。
 市はその後、31年1月までの間に計15回にわたり、電話や面談での相談を受けてきたが、その際に岩崎容疑者の暴力や威圧的な行動などの相談はなかったという。30年6月ごろからは実際に訪問看護も始まったが、目立ったトラブルもなかった。
 一方、市が伯父らから聞き取った内容によると、岩崎容疑者と伯父らは長期間に渡って顔を合わせず、会話もしない状態だったという。風呂やトイレなども、ルールを作って顔を合わせない状態だったといい、食事や小遣いを渡す時も対面していなかった。
 高齢になった伯父らから「将来どうするつもりなのか聞きたい」と相談を受けた市の担当者は「手紙を書いてみては」とすすめ、伯父らは31年1月に岩崎容疑者に手紙を渡した。
 すると、岩崎容疑者からは「自分は洗濯もするし、食事も作れるから閉じこもっているわけではなく、ちゃんと生活している」という趣旨の返答があったという。
 伯父らは同月、市に対し「本人にも考えがあるようなので様子を見る」との意向を伝えてきて、相談は来なくなったという。
 市関係者は「相談がなくなって以降、何があったのかは分からないが、自分を養っていた伯父らが訪問看護を受け始めたことで『この生活は長く続かない』という現実に気づいてしまったのかもしれない」と推測した。

 

 

ここから以下に書くのは、
私がここまで公開されてきた情報を集めてみた印象なのですけど。
今回の事件は、
社会に怒りを向けた無差別殺人……というよりは、
伯父夫婦とその実子、それから自分の実親に向けた怨恨、
本当は伯父夫婦とその実子、そして自分の実親を襲撃したかったのだけど、
犯人にはそれを出来るだけの実力がなかったので、
それに代わる代償行為として、
伯父夫婦とその実子、それから犯人の実親の
現在の社会地位、生活を破壊する目的で
犯行に及んだのではないか。
と。
そんな風に思えるのですよね。
わかりやすい例で例えるのなら、
虐められていた学生が、
いじめっ子の名前を書いた遺書を残して自殺する。という、
でも、
51歳の引きこもりが自殺しても、
その遺書に注目してくれる人は居ませんから。
社会の注目を集める手段として、
無殺別殺人を選択した……と。

この推測を裏付けるために、
この件については
もう少し情報が欲しいのですよねぇ。
ただ、
私の推測通りの犯行動機が犯人の意図だったとなりますと、
伯父夫婦は
おそらく犯人の意図に気がついて、
それが自分たちにとっては不利な内容になるだろう事も
予想できますから。
犯人の情報については、
自分たちの不利になる内容は省いて、
都合よく改ざんした、
かなり偏向した情報を提供するのでは無いかなぁ。