ついに来た、ってニュースです。
前回出場した大会の準決勝では、追い風参考ながらも記録を出していたので、
この調子なら
東京オリンピックに出る前に、必ず記録を出してくるなぁ……
と予想していたとおりの結果を出してきましたよ。
さすがですね。
ただ、
肉体的なコンディションとメンタルは、
たぶん、今がピークでしょう。
この後、
フィジカルと技術はまだまだ伸びていく、と思いますが。
メンタル面は、
日本記録保持者となって、
『東京オリンピックでの記録更新』を期待する外野の声が、
ハンパない圧力になるのは間違いありません。
現在、
アメリカ在住での学生生活、だそうですので。
日本にいるよりは、それなりに軽減されると思いますけど。
メディア人のオモチャにされて、
引っ張りまわされる、とか。
そんな事がないように祈るばかりです。
この辺は、
日本陸連が組織として、
しっかりガードしてくれませんかねぇ……
東京オリンピックまであと1年。
短いようで、長いですねぇ。
これで、
また、国内のチケット倍率が跳ね上がるのでしょうねぇ。
陸上のサニブラウン アブデル・ハキーム選手が7日、アメリカ、テキサス州で行われた全米大学選手権の男子100メートル決勝で3位に入り、9秒97の日本新記録をマークしました。
20歳のサニブラウン選手はフロリダ大学に所属し、アメリカを拠点に来年の東京オリンピックを目指しています。テキサス州で行われている全米大学選手権の男子100メートルでは、5日の準決勝で追い風2.4メートルの参考記録ながら9秒96のタイムをマークし、7日は決勝のレースに出場しました。
決勝は、サニブラウン選手を含め9秒台の自己ベストを持つ選手が4人出場するハイレベルな争いとなり、サニブラウン選手はスタートではやや出遅れたものの、得意の後半、大きなストライドで走り9秒97の日本新記録をマークし3位でフィニッシュしました。
サニブラウン選手は、追い風0.8メートルの中、みずからの記録を0秒02縮めるとともに、おととし9月に桐生祥秀選手がマークした9秒98の日本記録を100分の1秒更新しました。そして、このレースの40分余り後に行われた200メートル決勝では、疲れの見えた後半も粘りの走りを見せて日本歴代2位となる20秒08の自己ベストをマークし、こちらも3位に入りました。
100メートル、200メートルともに、優勝はナイジェリア出身でテキサス工科大学のディバイン・オドゥドゥル選手で、100メートルで今シーズンの世界最高に並ぶ9秒86、200メートルで今シーズン世界3位の19秒73をそれぞれマークして2冠を達成しました。
また、サニブラウン選手は、100メートルの前に行われた400メートルリレーの決勝でもフロリダ大の第2走者として力強い走りを見せ、37秒97の今シーズン世界最高タイムでの優勝に大きく貢献し、日本選手として初めて全米大学選手権を制しました。