kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

この問題は組織構成がそもそも間違っている ―― 札幌女児児童虐待で思うこと

8050問題といい、
この問題、といい。
最近の、マスコミが垂れ流すコメントが、
まったく無知蒙昧な害悪ばかりで、
けっこう腹が立ちます。
足立区の件から、
引き続き、
児童虐待』事件が世間を騒がせているのですけど。
そのたびに取り上げられて。
メディア人が適当なコメントを垂れ流して、
児童相談所の所員を責めるのですけどね……
いや、
そもそも、
児童相談所に調査権を持たせるのが間違ってますから。
だって、
彼らは、単なる役人ですよ。
その辺のサラリーマンと一緒で。
護身術を習っているわけでも、
防護服や、武器を装備しているわけではありません。
そういう人が、
半グレあがり、
場合によっては『ヤクザ』関係者を相手にして、
家庭の調査できるのか……って、
出来っこないんです。
身の危険を守る術を持ってませんから。
暴力を威嚇に使い、ときには実力行使に及ぶ、そういう人たち相手……、
こう言っちゃ悪いですけどね。
児童虐待』の家庭、って。
だいたい、
女性が水商売系で、
若い、半グレもしくはヤンキー上がりの夫と一緒になって。
それで、
ろくな計画も立ててないから。
家庭がグチャグチャ。
ってパターンが多いんですよ。
まともな職に就いた、
ごく普通の夫婦に見えても、実はDV夫・鬼嫁、で。
頭のネジが外れてて暴力行使が当たり前、とか。
そういう一般社会からはみ出した『アウトロー家庭』だから、
児童虐待が起きるわけで、
そういうアウトロー相手に、
平々凡々な市役所の役人が立ち向かえるのか、
中に入っていけるのか……
無理ですって。
今回ニュースになった札幌の場合は、
どう見てもススキノ方面関係者でしょ。
父親は体にタトゥー入れているし。
事件を起こしているのは、そういう人ばかりじゃないですか。
そういう相手の所へ、市役所の職員が、
家の中へ踏み込んでいけ……ってのは、やっぱり無理ですよ。


それでね、
こういう事例が何度も続いていて、
現場の問題がハッキリしてきた、はずなのに。
それでも、
児童相談所を市役所が一部門として抱えている
現状がおかしいんです。
アウトロー家庭を、
市役所の単なる職員が面会して捜査しろ、って。
無理なんですよ。
だって、
確実に命を狙われますもの。
職員にとっては100人いる調査対象のうちの1人ですけど。
相手にとっては『家庭を壊す唯一の元凶』ですからね。
ガンガン脅しを掛けてきます。
場合によっては、
ツケ狙って暴力振るってきますよ。証拠残さないようにして。
そういう相手です。
そういう所へ、
市役所の職員がヒョイヒョイ首を突っ込んでいける……と考えるのが、
異常なんです。
非現実的なんです。それを、これまでの事件からの教訓とするべきなんです。
児童相談所だって、何度も改善を繰り返してきて。それでもダメなんだから。
それは限界を超えているって事ですよ。警察の生活安全課の下部組織に組み込んで、
最初から警察官が担当し、
専門職員として市役所の職員に出向して貰って
警察内部で事務仕事やカウセリングなどを手伝って貰う。
という形にして、
職員では無くて、
警察官が家庭訪問して、
普段の家庭調査から組織として実力行使できる形式に持って行くべきなんですよ。
その方が
威圧になるし。周囲も警戒してくれるし。


というか、
同じ間違い何度も繰り返しているんだから。
そろそろ、
そのくらい気がつけよ。
暴力に対して無力な『児童相談所』を責め続けても、
何ひとつ改善しません、って。

 

 

 

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 札幌市の池田詩梨ちゃん(2)が衰弱死し、母親らが傷害容疑で逮捕された事件で、北海道警が5月、強制的に家庭を立ち入り調査する「臨検」の検討を児童相談所に要請していたことが10日、道警への取材で分かった。児相から実施は困難と回答があり、実現しなかったという。児相側は「臨検を求められたという認識はなかった」と説明している。 道警によると5月12日、母親の池田莉菜容疑者(21)宅の近隣住民から「子どもの泣き声がする」と110番があり、翌13日に池田容疑者に連絡したが面会を拒否された。同日午後11時ごろ、道警は児童虐待防止法に基づき、裁判所の許可状を得て強制的に家庭に立ち入る「臨検」の検討を児相に要請したが、児相側から「実施できない」と回答を受けたという。
 一方、児相側は「臨検を求められた認識はなかった。同行は求められたが、距離がある上、夜間で人繰りがつかず断った」と説明した。
 道警によると、その後池田容疑者から面会に応じると回答があり、翌14日、面会に同行するよう改めて児相に求めたが断られたという。一方、児相側は「同行を希望したが、警察から見合わせてほしいと言われた」と主張している。
 児相は警察からの一連の連絡を虐待通告として扱っていなかった。高橋誠・札幌市児童相談所長は「対応に不備があった。逼迫(ひっぱく)した状況で情報共有できなかったのかと思う」と話した。