今日は、
『台風が来る』というので、
戸締まりを強化して朝方まで寝ずに家を見張っていたのですけど。
一夜明けてみれば、
イヤになるほどの夏晴れで。
もう、
蒸して蒸して。ウンザリするより、グッタリしてしまう、
そんな日だったのですけれど。
そこへ、
さらにグッタリするニュースが飛び込んできました。
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なんというか、
私ももうアラフィーですから。
この歳になると、
名前を知っている人の訃報を見るだけで、
『自分の死』への道のりを思わされて。
なかなか気が滅入ってきます。
訃報に名前が出たこの方は、
私の世代だと。
『テレビの映画劇場の解説役』とか
『高島兄弟の父親』とか
『徹子の部屋のレギュラー出演者』とか、
そんなイメージばかりで、
ご本人の若かりし頃の
スマートなハンサムボーイの姿は、写真の中で知るくらいです。
私の親が、
ちょうどド真ん中ストライクで熱狂した世代ですかねぇ。
そんな事を思って
しみじみと感じ入ってしまいました。
ごめいふくをお祈りします。
ソフトな語り口で司会や映画解説でも活躍した俳優の高島忠夫(たかしま・ただお、本名・高嶋忠夫=たかしま・ただお)さんが26日午後1時1分、老衰のため東京都内の自宅で死去した。88歳。神戸市出身。葬儀・告別式は親族で行った。お別れの会などの予定はない。
関西学院大法学部在学中の昭和26年、新東宝の第1期ニューフェイスとなり、翌27年に映画「恋の応援団長」でデビュー。長身に甘いマスクが受けて、「坊ちゃん」シリーズ7本に主演するなど、青春コメディー路線の看板スターとなった。東宝に移籍後は、「キングコング対ゴジラ」など映画のほか、ミュージカル舞台でも活躍した。
その後、活動の場をテレビに移し、幅広く出演。司会者を務めた曲名を当てるクイズ番組「クイズ・ドレミファドン!」(フジテレビ)では、「イエーイ!」という独特のかけ声でお茶の間の人気者に。また、ゴールデン洋画劇場(同)の解説を長く務めた。
妻の寿美(すみ)花代(はなよ)さんは元宝塚スター、息子の高嶋政宏さん、政伸さん兄弟はともに人気俳優という芸能一家。“高島ファミリー”4人そろってCMや番組などにも出演した。平成10年に鬱病を発症。寿美さんに支えられながら闘病生活を続けていた。