kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

かなり大事 ――  日本「観艦式に韓国海軍招待しない」

日本ではあまり大きく取り上げられていない、
このニュース。
まあ、
日本以外の国でもほとんど取り上げられていないのですけど。
なにせ、
『大阪G20』というビッグイベントが進行中。
各国首脳の最新情報が目白押し、
とあっては。
そちらばかりに注目が集まって。
それ以外のニュースが埋もれてしまうのは、
仕方のないことなのでしょうけど。
ただ、
私的には、
このニュースは見過ごせない。というか。
そろそろ10年近く韓国ウォッチを続けてきて。
一つの、
分水嶺、ターニングポイントになるかも。
と思って。
記事にブックマークを貼りました。
というのも、
防衛大臣の岩屋さんは、
ついこの前まで、
韓国とは、これまでの事は置いて安全保障面での協議、
自衛隊と韓国軍の意思疎通面での問題を改善していきたい。
とか、
ブックマークを貼った記事中にも取り上げてられていますけど。
かなり、
韓国に対して融和的な態度をとっていたのですよね。
これに対して、
日本国内では岩屋大臣の個人的なスタンドプレイだとして
かなりの反発があったのですが。
ただ
私的には、
防衛大臣としての要職にある方が、
政府の方針や自衛隊制服組の意向に反して
何度もスタンドプレイを繰り返しながら野放し、って事はないだろう、と。
むしろ、
政府や自衛隊統率組の意向、ひいてはその背後の米軍の意向を
反映しての言動ではないか。
と常々考えていましたので。
日本政府と米軍は、
日米韓軍事同盟による安全保障体制堅持の意向の現れ。
として、
岩屋大臣の行動を受け止めています。
その、
岩屋大臣=自衛隊が、
韓国海軍を日本の式典に招待しない方針を、正式に固めつつある、とか。
これは、
今までの融和的な、とにかく問題は山積みだけど
韓国に対して常に門戸を開いている、とアピールしていた態度からすると、
180度の急反転ですよ。
日本の自衛隊が韓国政府から難癖を付けられて、
式典の出席や、合同演習を諦める。
という、
韓国が主体となって日本を閉め出す場面は、
これまで何度も繰り返されてきたのですけど。
ここへ来て、
日本が韓国を拒絶する……という。
安倍首相も、
文オジサン韓国大統領との首脳会談を避けてますし。
これまでとは、まったく真逆の関係になってきました。
あーでも、
どうでしょうね。
韓国側……韓国政府も日本政府との協議を避けて逃げ回っていますので。
日韓が、
ともに連帯を解消したがっている。
と、目の前の現実を捉えるべきなのでしょうねぇ。
そこで、
気になるのが、米軍、ひいてはアメリカ政府の意向です。
これまでは、
朝鮮半島の非核化進展のためには、
 日米韓による連携が不可欠』
との立場を一貫して表明していたアメリカ政府。
それが、
果たして
この現状を許容するのか。
というか、
このまま自衛隊韓国海軍招待拒否について見過ごし、放置するのなら。
日韓離間の現状を許容した、って事になるわけで。
だとしたら、
アメリカ政府内で、
日米韓の3国連携に対して、
これまでの扱いに大きな変化があった、と。
そんな、
メッセージが。
この先、G20の後から出てくるかもしれませんねぇ。

 

 

 

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 日本が、今年10月に開催する海上自衛隊の観艦式に韓国海軍を招待しない方針であることが伝えられ、昨年から続いている韓日の軍事摩擦が依然として収束していないことが分かった。
 日本メディアなどは26日、日本の防衛省が10月14日に神奈川県の相模湾海上自衛隊の観艦式を開催すると報じた。
 日本メディアによると、観艦式には米国、オーストラリア、インドのほか中国の招待も検討されているものの、韓国海軍は招待しないことになったという。
 昨年の韓国・済州での観艦式直前には、海上自衛隊の艦艇が旭日旗を掲げていることが論議を呼び、日本は観艦式に参加しなかった。昨年末には韓国海軍と海上自衛隊が、いわゆる哨戒機問題で対立し、韓日の軍事摩擦が悪化した。
 日本の防衛省海上自衛隊の観艦式に韓国海軍を招待しないことを決めたのは、こうした摩擦が収束していないためだとみられる。
 海上自衛隊は3-4年に1回、友好国の艦艇が参加する国際観艦式を開催している。2015年の観艦式には韓国の駆逐艦大祚栄」が参加した。
 両国間の軍事摩擦に加え、日本による植民地時代の強制徴用賠償問題や慰安婦被害者への謝罪問題など、外交問題での対立が続いていることも影響を及ぼしたとみられる。
 今月初めシンガポールで開催されたアジア安全保障会議(シャングリラ会合)では韓国国防部(省に相当)の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)長官と日本の岩屋毅防衛相が会談し、軍事摩擦収束に向けた突破口が開かれたかに見えた。
 この会談によって韓日関係がある程度改善し、北朝鮮のミサイル問題や韓半島朝鮮半島)非核化など安全保障上の共同の懸案について踏み込んだ協議が行われるとの期待もあった。
 しかし韓日国防相会談で融和的な態度を見せた岩屋防衛相に対し、日本の政界などを中心に批判の声が高まった。
 韓国海軍の関係者は「現段階では日本から(観艦式への)招待状を受け取っていない」として「観艦式に出席するかどうかは、日本側が招待の意思を示さなければ検討できない」と述べた。
 韓日の国防当局は、軍事摩擦とは関係なく、両国間で軍事的に協議すべき問題について話し合いを続けていると表明しているが、実質的な対立解消のためにはかなりの時間と努力が必要となる見通しだ。