歴史的な豪雨に襲われている九州地方ですけど。
ついに、
鹿児島、宮崎、熊本県、他の広域に対して避難指示が出されました。
既に、
河川の増水氾濫や、崖崩れなど。
かなりの地域で、
被害が確認されているとの事。
しかも、
この集中豪雨はまだまだ続くのだとか。
少なくとも4日の朝までは、
今のと同じかそれ以上の強雨が見込まれるのだそうです。
台風ではないので、
暴風を伴っていないのが、せめてもの救いでしょうか。
これで、
強風混じりだとかでは、もう手に負えない。というか。
現状でも、
すでに手に負えないレベルなのですけどね。
そして、
この雨雲は、
そのまま東へスライドするようにして、
四国から近畿、東海、関東へと
移動してくるのだそうです。
つまり、
今『九州が大変だ』と騒いでいる状況が、
今日、明日、明後日になると、
関東へもやって来る。って。
いやもう勘弁して欲しいです。
そんなことになったら、
私の住んでいる家も無事では済みませんよ。
大変な事になってしまいます。
『コンチクショー!』って叫びたい。
なんとかなりませんかね。
なんともなりませんね。
九州から東日本の太平洋岸にかけて停滞する梅雨前線が活発化し、九州南部は3日も豪雨に見舞われた。鹿児島、宮崎両県で記録的な雨量を観測するなど、熊本県を合わせた3県の196万人超に避難指示・勧告が出た。梅雨前線は4日も活発な見通しで、気象庁は未明にも大雨特別警報を出す可能性があるという。
気象庁によると3日は梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線が活発化。鹿児島県鹿屋市では3日正午ごろ、1時間雨量81ミリを観測するなど各地で激しい雨が降った。6月28日の降り始めから3日午後10時までの総雨量は宮崎県えびの市で1075・5ミリ、鹿児島県鹿屋市で873・5ミリ、同県薩摩川内市で834ミリ、熊本県湯前町で610・5ミリに達した。
警戒レベル4にあたる避難指示(緊急)や避難勧告は、いずれも3日夕時点で鹿児島県では鹿児島市内全域の約28万世帯59万人を含む21市町の計約66万世帯138万人に、宮崎県でも宮崎市など10市町の計約14万世帯、30万人に出た。熊本県では宇土市など14市町村の計約12万世帯、28万人に避難勧告が出た。
鹿児島県薩摩川内市入来町の大馬越では3日朝、住民の女性(80)が川の水位を見に行って転倒し、肩の骨が折れるけがをした。
鹿児島県では土砂崩れが相次ぎ、鹿児島市南郡元町ではJR南鹿児島駅近くの斜面が高さ約20メートル、幅約10メートルにわたって崩れ落ちた。鹿児島市電は現場に近い区間を運休にした。
鹿児島市田上8丁目では「家が埋まった」と通報があった。市によると、少なくとも家屋1棟が被害にあったとみられるが、住民は避難して無事だった。曽於市大隅町岩川では崩れた土砂に車2台が巻き込まれ、うち1台が2メートル下に転落。運転していた人は自力で脱出して無事だった。志布志市有明町でも軽乗用車が土砂に巻き込まれて横転し、乗っていた女性(33)と9歳と6歳の男児2人が軽傷を負った。
河川も増水し、鹿児島県の万之瀬川や宮崎県の大淀川などで一時、氾濫(はんらん)危険水位を超えた。鹿児島県南さつま市大浦町の大王川では堤防が約20メートルにわたって決壊。住宅の浸水や人的被害は確認されていない。同県では鹿児島市などで住宅の全壊1棟、半壊2棟、一部破損5棟、床上・床下浸水27棟の被害が確認された。
ところで、
今回、
メディアはやたらと『大雨特別警報』(警戒レベル5)が出るのがどうか、
この警報が出る前の
警戒レベル4で避難するように、
繰り返しコメントを出して避難を促しているのですけど。
たぶん、
そういう表現では、まだまだ避難しない人っていると思うのですよ。
なんというか、
『自分都合で楽観的』な『危機を想像できない人』を、
ゼロには出来ないので。
だから、
そういう人たちにも刺さる言葉を使った方が良い、
というか。
使うべきだと思うのです。
世間の批判を怖れずに。
それについては、
昨日書いた記事にちょこっと書いてみましたけど。
他にも
警戒レベル5については。
『このレベルでは
二次災害の恐れがありますので、警報が解除されるまで救助活動はできません。
自己責任でお願いします』
とか書き添えて、
『大雨特別警報』が出た地域に対しては、
警報が出ている間は、救助出動は出来ません。
行政の助けはありません。
救助が出来るのは、警報が解除されてからになります。
と、
ハッキリ書いておけば。
自分で責任をとりたくない人たちは、
さっさと避難するのではないでしょうか。