kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

現実は、予想以上に酷かった ―― 大量破壊兵器に転用可能な戦略物資、韓国からの違法輸出が急増

なにこれ?
どうも事態が私の想像を遙かに超えた状況になってきました。
というわけで、
気になる記事にブックマークを貼ってみたのですけど。
これは
内部告発……になるのですかね?
韓国の国会で、
今回の日本の優遇措置外しに関して。
韓国の輸入品管理の実態がどうだったのか、
保守系野党「大韓愛国党」からの
質疑と
それに対して韓国政府が返答した資料に関する議論がありました。
野党側の追求とは
文オジサンと政権をとっている共に民主党を排除するための、
権力闘争の一コマ、なのでしょうけど。
なんにしても、
この内容は。
ちょっと、シャレになっていないのですけど。
韓国政府によって提出された資料によると、
文オジサン政権になって、
摘発件数が右肩上がりで増加中、というより爆増中、という。
とんでもない事実が数字として、
ハッキリ示されていました。
この事実は、
日本のメディアでも、
ちょぼちょぼと取り上げられて、解説がついていますけど。
イマイチ、
韓国に対しての配慮があるのか、
歯切れが悪いコメントになっています。
……いや、
単に専門知識があることを前提しての感覚でコメントをつけているので、
一般人には判りづらい。
って結果になっている。と言うべきなのかなぁ。
韓国政府は、
この数字を出して
『摘発件数が爆増しているのは、それだけ官吏が働いている証で。
 きちんと管理が行われている証拠である』
とか、
丸っきり的外れの明後日の方向へ大暴投なコメントを出しているのよりは、
遙かにましですけどね。

私は、
輸出管理は専門外なのですけど。
仕事柄、
サイバー攻撃等に関してのセキュリティーについては、
ある程度色々と知識を仕込まれました。
その経験からみて、
異常検出件数が右肩上がりに増えている状況、
というのは、
システムの脆弱性が見つかって、
攻撃側が勢いづき、集中的に攻撃を掛けている。
そういう状況で、
極めて深刻であり。
そっこく、
不安要素を特定して、改善、
『穴』を塞がなければならない状態です。
文オジサン政権になる前の摘発数が年度で15件程度で、
一定していたところに、
そこから
文オジサン政権になった途端に、
摘発件数が右肩上がりに爆増して。10倍にも増加した上に、
いまだに増加中。というのは。
貿易管理部門をそれにあわせて10倍に増員して対応している、
というのなら。
まだ救われますが、
まったく依然と同じ人数での対応か、摘発件数の爆増に応じた対応人員の増加が
成されていないのなら。
まず間違いなく、取りこぼしが出ています。
セキュリティーウォールが突破されている状態。
今回の件なら、違法輸出摘発爆増の裏で
手が回らずに見逃されている案件が増えている、と考えるべきですね。
で、
問題なのは、
今の文オジサン政権は、
そういう事実を判っていて誤魔化しているのか。
それとも、『無知』ゆえに現実の問題が理解出来ずに、誤魔化しているのか。
どちらかなのか、判別がつかない……という。
私的には、
ここまでの政権運営の『素人っぽい』対応からすると、
どうも後者ではないか。
と見えるのですけど。
そうなると、
もう最悪としか言い様がありません。
なのですけど。
韓国民もこの現実が理解出来ていないようで。
日本としては、
ここで韓国と縁切りをしておかないと、
一蓮托生で沈んでいく未来しかないので。
日本政府の今回の措置は、
徴用工不当賠償問題とは切り分けて。
きちんと筋を通した対応を望みます。

 

 

www.chosunonline.com 

 ミサイルの弾頭加工やウラン濃縮装置などに転用できる韓国産の戦略物資が、このところ大量に違法輸出されていることが16日に判明した。大量破壊兵器WMD)製造にも使える韓国の戦略物資が、第三国を経由して北朝鮮やイランなどに持ち込まれた可能性もある。
 保守系野党「大韓愛国党」の趙源震(チョ・ウォンジン)議員が産業通商資源部(省に相当)から提出を受けた「戦略物資無許可輸出摘発現況」によると、2015年から今年3月までに政府の承認なく韓国の国内業者が生産・違法輸出した戦略物資は156件に上った。2015年は14件だった摘発件数は、昨年は41件と3倍近くに増えた。さらに今年は、3月までの摘発件数だけでも31件に上り、急増する様子を見せている。
 戦略物資とは、WMDやその運搬手段に転用できる物品や技術のこと。昨年5月には、ウラン濃縮などに使える韓国産の遠心分離器がロシア、インドネシアなどに違法輸出された。17年10月には原子炉の炉心に使われるジルコニウムが中国へ、また生物・化学兵器BC兵器)の原料となる「ジイソプロピルアミン」がマレーシアなどへ輸出された。「ジイソプロピルアミン」は、北朝鮮当局がマレーシアのクアラルンプール国際空港金正男キム・ジョンナム)氏を暗殺する際に使った神経作用剤「VX」の材料物質でもある。15年9月と昨年3月には、北朝鮮と武器取引を行っているといわれるシリアに、BC兵器製造関連の物資などが違法に輸出された。
 戦略物資の違法輸出は、BC兵器系列が70件で最も多かった。通常兵器は53件、核兵器関連は29件、ミサイル兵器が2件、化学兵器が1件だった。韓国では、戦略物資を輸出する際、対外貿易法に基づいて政府の承認を受けるよう定めている。
 国防安保フォーラムのヤン・ウク首席研究委員は「北朝鮮の友好国に向けた違法輸出が増え続けており、第三国を経由して北朝鮮に渡った可能性を排除できない」と語った。

 

で、まあ……。
ざっと読み返してみて。
私の書いている内容も荒いなぁ、
これで今の韓国の現状が『最悪』であるのが伝わるかなぁ。
と疑問に思えてきたので。
付け足しておきますと。
セキュリティー管理を継続していれば、
問題事例、今回の場合の摘発件数が増減するのはごく普通にあります。
むしろ常態化している現象で、
それ自体は問題ではありません。
問題なのは、右肩上がりで増加した状況が維持されている現状です。
これは極めて危険です。

 

セキュリティーというのは、
攻撃側と防御側のイタチごっこで。
防御側が規制を強化すれば、
攻撃側はその網の目をくぐる新たな手段を模索して攻撃してくる。
という、
このサイクルの繰り返しです。
そこでは、
攻撃側が規制監視の網の目をくぐるために。
思いつく限りのあらゆる手段を試行してきますので。
この場合、
一時的に摘発件数が増えたりすることがあります。
ところが、
防御側の規制監視を突破できずに失敗に終わりますと、
ロス(損失)だけが積み重なっていくことになりますので。
攻撃側は攻撃を永遠に続けることは出来ません。
なので、
時間の経過とともに攻撃件数が減少していきます。
このように短期で見ると増減がありますが、
一定期間をとって統計をとれば、
上限(閾値)がハッキリと存在して。
防御側のセキュリティーが機能している場合、
攻撃回数がこの上限(閾値)、
今回の場合は摘発件数になりますが、
これの上限を超えることはありません。
攻撃側が負担できるコストには限界があるのが、
数字としてハッキリ現れるのです。
しかし、
韓国の現状は摘発件数が右肩上がりで、減少に転じていない。
摘発増加が継続中である。
と資料の数字で明らかになっています。
これは、
攻撃側がロス(摘発による損失)を出しても、
それ以上にリターン(密輸成功による利益)が得られることが確定していて。
あとは、ひたすら手数を増やして利益の拡大を図っている。という。
そういう状況に入っていることを示唆しています。
攻撃側はどれだけ摘発されようが、
トータルで黒字になる成功が確定している限り、
摘発されて構わないのです。
つまり、
既に韓国は違法輸出を取り締まれていない。
摘発の影に隠れて、把握できていない違法輸出の成功事例が無数にある。
韓国が出したのはそういう数字なのです。
それなのに、
韓国はその現状がまったく把握できておらず
改善策すら立てられない……



セキュリティー管理に多少でも関わった経験のある人なら、
韓国側が出してきた数字は問題外で、
韓国のセキュリティーはまったく機能していない現状が一目瞭然です。
それが今、日本の目の前にある現実です。
そういう事実を
メディアはもっと丁寧に伝えるべきだと思うのですけど……
なぜか、
そうならないのですよねぇ。