かなり以前から、
テレビと雑誌で騒ぎになっていました、
吉本興業芸人の『闇営業』問題。ですけども。
ここへ来て、
急展開になったので。
記事にブックマークを貼ってみました。
というか。
私的には、
今回執り行われた会見について、
芸人側と吉本興行側のどちらの内容についても、
かなり懐疑的です。
『この人達、本当のこと喋っているのかな?』
そういう疑念が拭えないので、
この件はスルーしようと決めていたのをやめて。
かなりに気になった点をまとめてみようと思います。
まず、
『闇営業』についてですけど、
これについては、
正直、雑誌からの伝聞で問題が終始していて。
警察の捜査が入ったわけではないし。
営業を依頼した側……仲介した芸人ではなくて、
大元の反社会勢力の関係者ですけど、
この人達からの内部告発があったわけでもないので。
果たして、
今、表に出ている情報だけで『全て』なのか。
その点が怪しいですよねぇ。
こういう反社会勢力の人達って、
一度関わりを持ってしまうと、
それをネタにして。
その後もチョクチョクと接点を設けて、
縁を切らせず、ことある毎に利用しようとする……
それが彼らの常套手段ですから。
より、
上位の人と引き合わせたり、
横の繋がりでさらに他の人達とも引き合わせたり。
たくさん縁を結ばせてがんじがらめにして。簡単に足抜け出来ないようにして。
縁を切るなら、
それ相応の『代償』を払うことが必要になる。という。
だから、
今回の『闇営業』の一件をワイドショーが解説しているのを見たとき、
わたしは
芸人側が縁切りを申し出て反社会勢力の怒りを買い、刺されたのだろう。
と、
そう思いましたもの。
だから、
やり取りがあったのが『数年前』で終わっている、というのは、
かなり違和感があります。
今回の騒動の中心になっている、『宮迫』らとは別の芸人が、
最近も関わっているのではないか、と思うのですよね。
ところが、
その点に関する吉本興業の内部調査については、
今もって保留になったままです。
調査は主に雑誌で取り上げられた件のみ。
そのことに対する、関係者、メディアなどからの批難の声もありません。し。
なので、
私はかなり早い段階で『出来レースだなぁ』と白けていたのですよ。
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それでまあ、
そんな具合に突き放した目で見てたので。
今回の、
『会見』もかなり白けています。
まず、
会見の時期です。
京アニ放火事件で世間がひっくり返るほどの大騒動になった途端、
これにかぶせるように、
いきなり会見を突っ込んできました。
これには心底、驚きました。
『そう来たか! 一流芸人の嗅覚ってのはすごいな!』と。
感心しましたよ。
というのも、
宮迫氏らが会見を開いた場合、
通常だと、
ワイドショーなどでは『芸能枠』と『社会事件枠』この両方を使って
取り上げられることになるので。
かなり長い時間、繰り返しテレビに取り上げられることになるんですよね。
ところが、
『京アニ放火』という、
それ以上の大惨事……それこそ世界的にセンセーショナルな事件が起きてしまったので。芸人側の会見はほとんど注目されないまま、
興味ある人だけがダイジェストなりを確認する。という。
会見した事実だけが残り、
その上で、
支持者からの共感だけが拡散する。
という、
芸人側にとって、
非常に有利な状況を引き出す結果になりました。
で、
これに慌てたのか、
吉本興行側が後追いで慌てて謝罪(?)説明会見をセッティングするのですけど。
これも、
参議院選挙が終了した直後、という。
これまた、
日本社会の一大イベントに被せるようにして、
ぶっ込んでくるんですよ。
ただ、
こちらは会見を主催した吉本興業の社長の対応がグダグダすぎて。
一躍、
マスコミの注目を集めて。
ここ2~3日、テレビで延々と取り上げられていますけど。
そこで取り上げられるのは、
吉本興業の芸人管理体制についてばかりで。
当初問題だった『闇営業』問題……
吉本興業と反社会勢力の繋がり、
反社会勢力が芸人へどこまで浸透しているのか、
それについては、
ほとんど話題にされなくなりました。
この点では、
吉本興業にとって会見は一定の成功を収めた、と言えるかもしれません。
ただ、
これで全てが幕引きになったわけではなくて。
この問題、
当初の予想に反して、大きな社会問題になりつつある今。
まずもって、
吉本側は8月中に何が何でも片付けないと。後がないのだけど。判っているのかな。
9月まで長引いて決着がついてないと……
野党が国会で取り上げるますよねぇ。
まず間違いなく。
クール・ジャパン案件で、
かなりの公金が政府から吉本側に流れてて、
安倍首相は吉本新喜劇に何度も出演してて、
『こんなブラック企業を政府は支援したんですか!』
『安倍首相のお友達だから「忖度」したのでしょう』みたいな、
『安倍忖度政権の税金無駄遣い』の象徴して
野党の魔女狩り裁判が国会で始まって。
補正予算案などの政策審議、が全面ストップ。
もうこうなると、
政府は総動員で現状の吉本解体へあらゆる手段を駆使してくるのは間違いありません。
与党はこの問題を放置できず、
政治圧力で、
決着の迅速化を図り、
たとえば、NHK案件、公共案件から吉本芸人の全排除、実施とか。
日本の大企業も、政府に右へ倣え、で。
スポンサードしている番組から、
吉本芸人外しを始める。
そんな形で、
なし崩し的に
吉本興業が無理矢理責任を取らされる――という。
そうなる前に、
吉本興業は自らの力で再建しなくちゃならないのだけど。
それ、
判っているのかなぁ……
既にこの兆候は現れていて、
大阪維新の会の代表や、
官房長官が今回の吉本興業の騒動に関してコメントを出しています。
こういうコメントを求められる事態が、
『政治圧力』の現れなのだ、と。
勘の良い人なら判るはずなんですけね……
お笑い芸人が振り込め詐欺グループのパーティーに出席した「闇営業」問題で、吉本興業の岡本昭彦社長が出席する記者会見が22日午後、東京都内で開かれた。問題発覚後、初めての会見。
会見は冒頭で、吉本側の弁護士が配布された資料などをもとにこれまでの経緯を約30分にわたって説明した。
岡本社長はこの後に登壇。宮迫博之さん(19日に契約解消)と田村亮さんへの処分を撤回する考えを表明した。
岡本社長は、「反社会的勢力から金品を受け取ったこと、大変申し訳ありませんでした。何よりも一昨日、宮迫くんと田村くんに、ああいう記者会見をさせてしまったことに、2人に対して深くおわびを申し上げます。非常につらい思いをさせてしまいまして本当に申し訳なく思っている」と謝罪。その上で、「処分の撤回を行い、改めて彼らがミーティングの席に立っていただけるなら、弊社としては全力で改めてミーティングを行い、そしていつの日か、戻ってきてもらえることがあるならば、全力でサポートしていければと思っている」と語った。
この日の会見は、芸人の宮迫博之さん(19日に契約解消)と田村亮さんが自身主催で20日に謝罪会見したことを受けた対応。
2人は6月上旬の問題発覚後、会見開催を吉本に何度も頼んだが、岡本社長から「(会見したら)全員首にするからな」などと言われて止められたと主張した。会見後、他の所属芸人らも会社への不信感を表明、批判が巻き起こった。
ちなみに、私がこの騒動で感じたのは、
これ、日大アメフト問題のパクリじゃん!