kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

色々不可解 之参 ―― 「北が弾道ミサイル発射」…青瓦台NSCが確認

さて、
今朝も北朝鮮からミサイルが飛びました。
前回のミサイル発射から
一週間で再びミサイルが発射されたわけですけども……
日本国内は、
ノンビリしたものです。
呆気にとられてしまうほど『平穏な』日常が続いています。
メディアが『警戒して』と連呼しているのは、
『猛暑による熱中症』ですからね。
トップニュースが、
天気予報の解説ばかり、という。
ただ、
私としては、
ここへ来ての唐突な、
北朝鮮ミサイル発射事件は。
かなり気になっているので。
取り上げている記事にブックマークを貼ってみました。
とはいえ、
今回ブックマークを貼った記事は、
1週間前に起きたミサイル発射に関連する記事です。
なにせ
今回のミサイル発射に関しては、一日も経ってませんし。
まだ情報がほとんど出てこないんですよねぇ。
1週間前のミサイル発射に関しても、
北朝鮮が、
『このミサイル発射は韓国への警告だ』と公式コメントをアナウンスしたり。
アメリカのトランプ大統領が、
『今回のミサイルは短距離だから、問題視しない』とコメント出したり。
それだけで、
なぜ、
今この時期に唐突なミサイル発射なのか。
そういう背景事情のニュース解説とかが、一切ありません。
ここ数日、
色々と情報を集めているのですけど。
なぜ『今』ミサイル発射なのか。
北朝鮮の動機を説明する適当な情報が、本当に出て来ないんですよ。
北朝鮮がミサイルを発射する状況で、
真っ先に思い浮かぶのが。
『国家的な行事における示威行動』なのですけど。
これまで、
そういう節目の日に繰り返し『国威発揚たる軍事行動』の一環として。
ミサイルを試射してきた、
実績がありますし。
しかし、
今回はこれに当たりません。
(ただ来月以降に国家行事がてんこ盛りになってますから。
(ひょっとすると、それに関しての事前練習。
(新型兵器お披露目のためのシミュレーション、
(って可能性はありますけど。
また、
今までですと、
発射直後にメッセージを出す事が多かったのですが。
前回のミサイル発射では、
日を跨いで、ある程度時間をおいてから広報メディアを使い、
『今回のミサイル発射は韓国への警告だ』
とコメントを出しています。
来月に予定されている米韓軍事演習への抗議、との主張らしいのですが、
発射されたミサイルが着弾したのは公海上で、
韓国の領海、領空、経済水域からかなり離れた場所でした。
日本の領海、領空、経済水域からも離れていまして、
そのせいなのか
日本政府の対応というか。
公式なコメントは、かなり素っ気ない内容で。
日本のマスメディアが
今回の北朝鮮のミサイル発射について、ほとんど取り上げないのは、
そういうところにも原因があるのかもしれませんけど……
あとは
前回のミサイル発射後、
28日になって、
北朝鮮がさらにコメントを追加してますけど。
その内容は、
日韓軍事協定……正確には、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を、
韓国に求める、のだとか。
うーん……
私的には
これも『取って付けた』感が半端ないのですよね。
日韓軍事情報包括保護協定に関するトラブルは、
それこそ、
ここ数日、
日本の貿易管理強化で韓国が騒ぎ出してきてから。
あれこれと話題に上ってきた内容で。
それに合わせて、
一日や二日でミサイルを用意して発射した……ってのは。
しかも今日も発射を繰り返しているのは、無理がありすぎます。
それに
北朝鮮的には、
現在進行形でアメリカとの協議を進めている最中で。
まず真っ先に解決しなければならない、
解決課題のプライオリティーから言えば。
いの一番はなんと言っても『制裁解除』であるはずです。
国際社会が取り組んでいる『禁輸処置』。
これを取りやめさせたい。
そういう北朝鮮の意向は、
これまでの米朝首脳会談、実務者会議の中でも、
はっきりと示されています。
ここへ来て、
メディアでは、
北朝鮮の要求として『体制の保護』を一番の課題として喧伝している媒体も
ありますけど。
『体制の保護』を実現する前提条件として、
『制裁解除』がありますから。
そこをすっ飛ばして主張しても空虚で意味がないですねぇ。
まだ、
アメリカが許容できる範囲のミサイル試射実験を確かめたかった……
という方が、
よほど説得力があります。し。
ただ、
これも微妙で。
アメリカの方針としては、
ミサイル発射を許容するのと『制裁解除』は
別次元の処置である。
ミサイル発射を続けるのなら『制裁解除』はあり得ない、
との態度をコレまで何度も示してきています。



さて、
ブックマークを貼った記事は、
韓国軍が前回の北朝鮮ミサイル発射事変において、
発射されたミサイルをまったく追尾できていなかった事実……
なので、
ミサイルがどこに飛んで、どこに落下したのか、
何一つ把握できていなかった事実について、
述べている内容なのですけど。
ミサイル発射に関して詳細な解説を探すと、
こういう韓国軍、ひいては韓国政府の醜態を報じる記事しか
出て来ないんですよねぇ。
なかなか困ったことになりました……

 

 

 

japanese.joins.com

 

北朝鮮が25日、短距離弾道ミサイルを東海(トンヘ、日本名・日本海)に試験発射した。中国とロシアが東海上での合同訓練で韓国防空識別圏(KADIZ)に無断進入し、ロシア軍用機が独島(ドクト、日本名・竹島)領空を侵犯してから2日後のことだ。合同参謀本部によると、北朝鮮はこの日午前5時34分と5時57分、咸鏡南道虎島(ホド)半島からミサイル2発を東海に発射した。ともに移動式発射台(TEL)から発射された。1発目は最大高度50-60キロの弾道軌跡を描いて430キロ飛行し、2発目は似た高度で690キロ飛んだ。この日の発射は5月9日に平安北道亀城(クソン)から「北朝鮮版イスカンデル」で呼ばれるKN-23短距離弾道ミサイル(SRBM)を発射してから77日ぶり、米朝首脳が板門店(パンムンジョム)で会ってから25日後の挑発だ。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長がこの日開いた国家安全保障会議(NSC)常任委員会は、北朝鮮がこの日発射したミサイルを「新しい種類の短距離弾道ミサイル」と結論づけた。NSCは「今後、韓米間の精密評価で最終判断することにした」とし、このように伝えた。5月9日の北朝鮮の短距離ミサイル発射以降、NSCが「弾道ミサイル」という表現を使ったのは初めて。
NSCは「こうした北の行為は韓半島朝鮮半島)の軍事的緊張緩和努力に役に立たない」と強い懸念を表明した。また常任委員は23日にロシア軍用機が独島近隣領空を侵犯した事実に関連し、政府の断固たる立場を再確認した。
トランプ米大統領金正恩キム・ジョンウン)国務委員長と先月30日に板門店で会い、数週以内の非核化交渉再開を発表した。しかしその後の状況は当時の予告とは違う。北朝鮮は23日、金委員長が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載したと観測される新型潜水艦を視察したと公開したのに続き、今回は射程距離690キロのミサイルを発射した。韓国合同参謀本部の関係者は「北が発射したミサイル2発が同じ機種かどうかは追加の分析が必要」とし「最初に発射したミサイルは新型で、2発目も新しい形態のミサイルと推定している」と述べた。北朝鮮が5月に見せたKN-23の射程距離延長型という評価も出ている。CNNは米国防当局者の言葉を引用し、「今回の発射は5月に(北朝鮮が発射した)2発の短距離ミサイルと似ている」と明らかにした。
軍当局は射程距離690キロに注目している。この程度の射程距離なら済州(チェジュ)を含む韓半島全域が射程圏内に入る。
クォン・ヨンス元国防大教授は「北は射程距離700キロ前後の弾道ミサイルを開発するのに注力してきた」とし「有事の際、韓半島に投入される増援戦力をいつでも攻撃できる射程距離」と説明した。外交安保専門誌ディプロマットのエディターのアンキット・パンダ氏は「さらに南側に発射すれば米海兵隊のステルス戦闘機F-35Bが配備された岩国飛行場も打撃可能」と伝えた。北朝鮮は2017年3月、射程距離1000キロのスカッドER(射程距離延長)ミサイル4発を発射し、岩国飛行場を仮想目標に設定したという分析があった。
韓国合同参謀本部はこの日午前、ミサイル2発ともに430キロ飛行したと伝えたが、午後には米国の評価に基づいて2発目のミサイル射程距離を690キロと訂正した。政府筋は「軍当局が2発目のミサイル弾着地点を逃した」とし「予想とは違う軌跡に戸惑った」と伝えた。張泳根(チャン・ヨングン)韓国航空大教授は「2発目のミサイルは回避機動したようだ」と述べた。ミサイルが地上に落ちる終末段階で軍のレーダー追跡を避けたとすれば、パトリオットなどミサイル防衛システムを突破できることを見せたのだ。
国防部のチェ・ヒョンス報道官はこの日、「北が韓半島で軍事的緊張緩和努力に役に立たないこうした行為の中断を促す」と述べた。チェ報道官は「(ミサイル発射は)9・19軍事合意に背くと見るのか」という質問に対し、「全体的な趣旨には外れている」と答えた。
軍当局は北朝鮮が最近ミサイル発射兆候を見せてきたという点で、中国・ロシア軍用機が23日に東海上の韓国防空識別圏(KADIZ)を連合飛行した日程の事前通報を受けた後、発射時点をその後に合わせた可能性もあるとみている。

 

ところで、
ここへ来て韓国政府、与党の日本に対する態度が
『急変』しているのですけど。
といっても『対決姿勢』から『用日論』へ戻った……程度ですが。
ひょっとすると、
北朝鮮のミサイル発射事変が、
何かしらの影響を与えているのかもしれませんね。
それは果たして、
これからの続報で明らかになっていくのでしょうか。
どうなのかなぁ……
目下の私の関心事はそんなところです。