台風一過、
関東甲信は天候が安定しません……と。
雨が土砂ブリだったり、
曇りだったり、
晴れだったり、
蒸し暑い一日だったのですけど。
それでも。
ここ最近、
台風通過中の連日暴風雨だったときに次いで、
日中の最高温度が低かったので。
うっかり、そのまま昼寝で爆睡して。
屋根への水まきを忘れたので、
今、
室内はかなり蒸し暑いのですけど。
今年の夏は、
ちょっと気を抜くとこんな感じで、
家に『熱』がこもってしまって。
容赦ない日差しの強さに辟易しております。
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さて、
それはそれとして。
今の猛暑の中で、
就寝時、
『仰向け』はヤバイですね……。
とても危険です。
背中を塞いでしまって、
熱が体内にこもる大きな原因になります。
なにせ、
人体の中で、もっとも大きな『放熱板』ですから。
背中は。
ここを塞いでしまうと、
熱が下がらない。
背中が汗でビッショリになるほど。垂れ流しても。
蒸発しませんから。
体温が下がらない → ますます汗をかく → 体が急激に水分が失われる
という。
熱中症コンボに一直線です。
私は、
これまで就寝中に熱さに耐えられず
途中で何度も目を覚ました経験から。
その事実を学んで、
それ以降は寝るときは必ず横向きに寝るようにしました。
……体、
かなり痛いですけど。
ただ、
ハンモックみたいな、
風通しの良い状態でもなければ、
仰向けに寝るのは、
体温を維持するのにはとても有効な姿勢なのですけど。
放熱するには、
かなり不利です。
これだけ
熱中症での死亡事故のニュースを報じているのなら、
そういう注意喚起があっても、
いいと思うのですけど……
ないんですよねぇ。
出てくるのは、
『クーラーを使ってください』一択で、
それ以外は思考停止しています。
なんでなんでしょう、不思議だなぁ。
東京・新宿区の住宅で、90代と80代の姉妹とみられる女性2人が死亡しているのが19日見つかりました。
警視庁は現場の状況などから、熱中症で亡くなった疑いもあるとみて調べいます。
警視庁によりますと、19日午後6時前、新宿区中井の住宅で高齢の女性2人が死亡しているのを警察官が見つけました。
近所の人が、ポストに新聞がたまって電気がついたままになっているのを不審に思い、警視庁に連絡したということです。
住宅は2階建てでエアコンや扇風機はなく、2人は1階の和室と台所にそれぞれあおむけの状態で倒れていて、そばにはうちわがあったということです。
この住宅には90代と80代の姉妹が2人で暮らしていましたが、いずれも連絡がとれなくなっています。
新聞は1週間前からたまっていたということで、その前日の今月11日は東京都心で、日中の最高気温が35度を超える猛烈な暑さを観測していました。
警視庁は、現場の状況などから、この家に住む姉妹が熱中症で亡くなった疑いもあるとみて調べています。
亡くなったとみられる姉妹は古くからこの住宅に住んでいて、近所の人たちとも交流があったということです。
近くに住む60代の女性は、「最近は高齢のためかあまり外出する様子はありませんでしたが、昔から食品のおすそわけを頂くなど交流があり、もの静かでとてもやさしいお2人でした」と話しました。
その上で「少し前に『何かあった時はおたくだけが頼りだから』と言われたばかりでしたが、お盆で私が自宅を離れている間にこのようなことが起きてしまいました。早く見つけてあげられたらよかったのにと、悲しい気持ちです」と話していました。