さて、
最近の韓国事情で
日本メディアがコソコソと取り上げているニュースが
あるのですけど。
かなり気になる内容なので、
それに関連する記事にブックマークを貼ってみました。
私が取り上げたのは、
産経新聞のネット版の記事です。
韓国の世論調査で、
文オジサン大統領の不支持率が過半数越えした事を報じているものです。
で、
日本メディアがこの件に食いついて、
『GSOMIA破棄』で文オジサンが韓国民の反感を買い、
不支持が増えた。
みたいなコメントを出している人がいたりするのですけど。
真っ赤なウソですから。
その点、
ブックマークを貼った産経新聞は、バカ正直に書いています。
……だから
韓国から嫌われるのでしょうね。
他の日本メディアと協力して、
『親韓反日』スクラムを組まないから。
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産経新聞の記事にあるように、
韓国民は『GSOMIA破棄』については過半数が支持してます。
と、
韓国の世論調査ではっきり結果が出ているのですよね。
文オジサンの支持率が下落したのは、
文オジサンの後継者と目されていた側近が、
子女を裏口入学させた……みたいな不正を働いていた。
そういうスキャンダルが明るみに出て、
その件で、
文オジサン政権と政権与党に対する韓国民の怒りが爆発しているためです。
文オジサンの反日政策に対して、
『No』を突きつけたわけではないのです。
ところが、
日本メディアのテレビ番組でコメンテーターたちが垂れ流している、
親韓反日なコメントでは、
どういうわけか、
昨今の韓国では、
文オジサンの反日政策に対して韓国民がウンザリして、
反旗を翻し始めた……新しい流れが起きつつある、
みたいな話題になったりするのですよ。
オイオイオイオイ。
それ、どこの話ですか?
都合良く、
韓国内で政権野党が政権打倒決起集会を開催して、
そこに数万人の支持者が集まった事なども絡めて取り上げたりして。
さも、韓国内で『親日運動』が起きている、ような
イメージを広げようと、せっせと情報を拡散してますけど。
これもさぁ、
朴オバサンの前政権を打倒した『ろうそくデモ』と比較したら、
今の運動は、まったくお話にならないレベルなんですけど。
その事については一切触れていないんですよね。
今の文オジサン政権誕生の原動力となった
『ろうそくデモ』は、
『打倒日本、打倒親日朴政権』を掲げた、
ある面で『反日デモ』の性格を帯びていた韓国民運動だったですけど。
このときの参加者は、
主催者発表で10万人超えですからね。
最大規模と言われたデモだと、
主催者発表で参加者50万人超え、
警察発表でも10万人超えですから。
それと比べて、
今の『打倒文政権』でもは、参加者数万人……
『反日』を掲げていた『ろうそくデモ』の十分の一の動員数ですよ。
という具合で、
数字を見れば韓国民が何を支持しているのか、何を望んでいるのか、
一目瞭然なんです。
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ところが、
日本メディアの大多数は、
こういう事実を一切報じずに。
韓国内で広まる『反日風潮』に対する嫌悪が盛り上がっているような、
そんな情報を垂れ流しているのです。
いったいどういう意図で、
そんなウソを垂れ流すのでしょうか。
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最近は至る所で、
こういう事例を見せつけられるので、
日本のメディアは『親韓反日』だと、
その思いを強くする毎日なのです。
これで、
日本は大丈夫なのか?
【ソウル=桜井紀雄】韓国の最新の世論調査で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の不支持率が就任後初めて5割を超えた。日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄決定など、対日強硬姿勢は支持確保につながったものの、最側近をめぐる疑惑に対する国民の反感がそれを上回ったと分析されている。対北朝鮮外交も停滞する中、文政権が対日強硬策で世論をつなぎ止めようとする可能性が強い。
韓国の世論調査会社、リアルメーターの26日の発表によると、文氏の不支持率は前週より4・1ポイント上がって50・4%を記録。支持率は3・2ポイント減の46・2%に下落した。不支持率のこれまでの最高は3月第2週目の49・7%だった。
同社は、文氏の最側近で法相起用を決めた●(=恵の心を日に)国(チョ・グク)前大統領府民情首席秘書官をめぐる娘の大学不正入学疑惑などが影響したと分析。朴槿恵(パク・クネ)前大統領の友人の娘の疑惑が朴氏の弾劾デモの拡大を呼ぶなど、不正入学は国民の怒りを買いやすい。
一方、GSOMIA破棄決定については「良い決定」だとする肯定的評価が54・9%、「誤った決定」だとする否定的評価は38・4%だった。文氏の支持率に関しても破棄決定発表直後の23日に下落から小幅上昇に転じており、支持率維持に一定の効果があったとみられている。
破棄決定について、与党支持層では肯定的評価が89%を占めたのに対し、保守系最大野党支持層では、否定的評価が77・4%に上るなど、評価が二分した。