kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

中国の本音がなかなかに面白い ―― 嘘つき大統領に「汚れ役」首相 中国にも嫌われる韓国

 さて、
またまた韓国のGSOMIA(軍事情報包括保護協定)破棄に関連して。
気になる記事を見つけましたので、
ブックマークを貼ってみました。
いやぁ、
もう2日? 3日?経ったのですけど。
未だに話題が尽きませんねぇ。
この騒動。
で、
今回取り上げるのは、
『遠藤 誉』という、
多分、日中問題に詳しい諸兄方はよくご存じの、
日本国内でも有名な『中国ロビイスト』様のレポートです。
というか、
この方の肩書きからして、
『中国問題グローバル研究所所長』『筑波大学名誉教授』『理学博士』
で。
経歴が、
『1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国』
中国社会科学院社会学研究所客員研究員・教授などを歴任』
ですからね。
これまで、
たびたびテレビなどに出演し、
中国共産党の意向を日本国内にあまねく喧伝してきた、という。
大変有能な『中国共産党ロビイスト』様ですよ。
で、
その方が書いたレポートが、
元々は、
Yahoo!ニュース』の『個人』カテゴリーに寄稿されていたのを、
ニューズウィーク』がわざわざ転載して掲載した、
という曰く付きの代物、とでも言えましょうか。
私は、
先にYahoo!ニュースの方で、ざっと流し読みして目を通していたのですけど。
この度、
ニューズウィークに掲載されたのを見つけて、
ブックマークを貼ってみました。



というのも。
このニューズウィーク
日中問題に詳しい諸兄方はご存じの通り、
歴史問題では、
たびたび中韓寄りの記事を掲載して、
安倍首相を糾弾してきた経歴のアメリカメディアで。
今回の、
フッ化水素等の貿易管理適正化に端を発した、
日韓外交摩擦激化でも、
韓国寄りの記事を掲載する……のかと思っていたら。
意外なことに、
韓国文オジサン政権の外交失敗、暴走を指摘、糾弾する記事や、
日本側の主張に沿った記事を
掲載していたりして。
『おいおい、いつの間に編集方針を大転換したんだい?』と、
私的に、危ぶんでいたのですけど。
今回の、
Yahoo!ニュースからわざわざ転載された、
中国共産党お抱えロビイスト・遠藤 誉』様の記事を見て、
やっぱり編集方針は何も変わっていなかった、
ただ、
中国政府、中国共産党にとって、
今の韓国・文オジサン政権の暴走は、
まったくもってイレギュラーな事案で。
中国政府、中国共産党にとっても、
取り扱いに大変困るので、
さっさと潰れて欲しい。
と。
そういう意図が記事中にちりばめられているのを見て、
納得した次第です。
というわけで、
記事にブックマークを貼ってみましたよ。

 

 

 

www.newsweekjapan.jp

 

G7でトランプが文在寅を信用できないと批判し「金正恩が文は嘘つきだ」と言ったと暴露。汚れ役の韓国首相は「日本が措置撤回ならGSOMIA破棄見直してもいい」と補填。中国にも実は嫌われている韓国の末路は?


正直者のトランプ大統領
8月24日からフランスで開催されていたG7(先進7か国)サミットの席上でトランプ大統領は「韓国の態度はひどい」「賢くない」「彼らは金正恩委員長に、なめられている」と文在寅政権を批判し、文在寅個人を「信用できない人物だ」と語っていたと、産経新聞をはじめ日本の複数のメディアが伝えた。
トランプが文在寅政権のGSOMIA(軍事情報包括保護協定)破棄に激怒していることは想像に難くないが、「金正恩委員長は、『文大統領はウソをつく人だ』と俺に言ったんだ」とトランプが暴露した(FNN)のには驚いた。
FNNニュースは「政府関係者」の言葉として伝えているが、これが本当なら「国際社会からの文在寅外し」は決定的となるだろうし、韓国内でも文在寅打倒の声は必ず高まるにちがいない。
何かと物議を醸すトランプ大統領ではあるが、「正直に言ってしまう」性格は、一つの国を潰すのに十分な効果を持っている。
もっとも、韓国がGSOMIA破棄に及んだからこそトランプは文在寅をこき下ろしたのであって、もし歴史問題に話が留まっていれば、アメリカは決して日本の味方をしない。
なぜなら第二次世界大戦アメリカの最大の敵国は日本だったからだ。
もし歴史認識に関して日本の肩を持つようなことがあれば、選挙権を持っている在米コーリアンや一部の在米華人華僑らが抗議運動を始め大統領選に不利になる。
したがって韓国がGSOMIA破棄に突き進んだからこそトランプは初めて痛烈な韓国批判ができるようになったのであって、韓国の反日行動が「量的」に激しくなったからではなく、「質的に」変わったからであることを正確に見なければならない。
もし日韓衝突が歴史問題にとどまっていたらアメリカという国は決して日本の側には立たない。オバマ政権の時などは慰安婦問題に関して安倍政権を批判するCRSリポート(Congressional Research Service Reports 。アメリカ議会調査局報告書)を出して全ての米議会議員に配布したくらいだ。
そこのところを勘違いしてはならない。


「汚れ役」の李洛淵(イ・ナギョン)韓国首相
このパンチのあるトランプ発言を受けて26日、文在寅は韓国の李洛淵首相に「日本の不当な措置が元に戻れば、韓国政府もGSOMIAを再検討するのが望ましい」と述べさせている。文在寅の慌てようが目に見えるようだが、今さら遅い。日韓関係は決して元には戻らないし、また戻ってはいけないとさえ思う。
むしろ文在寅の「狡さ」をさらに露呈してしまったと言わねばなるまい。
李洛淵は経済に強いが、分類するなら、いわゆる知日派に属する。
東亜日報在職中は東京駐在特派員を経験し(1989年~)、国会議員時代(2000年~)には日韓議員連盟の幹事長、首席副会長など日本に関連する役職に就いている。また全羅南道知事時代の2016年1月には高知県を訪問し姉妹都市協定を結ぶなどしている。 
文在寅自身は親中で、自分の人気取りのために反日を煽りながら、日本に少しでも好意的なメッセージは李洛淵に発信させる。つまり「汚れ役」を李洛淵にやらせておいて、ここに来てもなお、「自分は無傷」でいようとするのだから、相当なものである。
満身創痍であることに気が付かないというか、それを見ないで済む性格なのだとしたら、ほとんど「病的」と言わざるを得ない。
今さらGSOMIA破棄を見直したところで、日韓関係はもう二度と、その前の状態には戻らない。


中国も信用していない
悲劇的なことに、実は中国も韓国を信用していない。それは親中の文在寅を信用していないというよりは、韓国という国家を信用していないと言った方が正確だろう。
アメリカがTHAAD(終末高高度防衛)ミサイルを韓国に配備した時、中国はロッテ排除を始め激しい経済報復を韓国に与えた。そのころ頻繁に中国政府の元高官と「中国はどうするつもりか」に関してやり取りをしたのだが、その時の「韓国に対する嫌悪感」は尋常ではなかった。文在寅政権になって親中的姿勢に舵を切り始めたが、それでも「韓国のことは信用してない」と視点を変えなかった。
ただ、あっちを向いたりこっちを向いたりする文在寅は、中国にとっては「コントロールしやすい」というだけであって、決して友好的なわけではない。信用はしていないが、しかし文在寅政権のママでいてほしいとは思っているだろう。かつてないほど意のままに動いてくれるからだ。


韓国はどこに行くのか?
では韓国は今後、どうなるのだろうか?
もちろん「亡国の道をたどるのさ」と、抽象的言葉で総括するのは簡単だろう。
具体的にどういう道をたどるのか?
まず文在寅政権の間であるなら、「親中」という道を選び、ひょっとしたら本当に「中露朝」の枠組みに入ることを選択するかもしれない。地政学的に考えて、「中露朝+韓国」の4ヵ国が東北アジアで隣接して「ひと塊」になっているのだから、一国だけ日米寄りというのは不自然といえば不自然であろう。居心地は良くないかもしれない。
今では日韓は敵国同士のようなもので、さらにトランプにここまで痛罵されて日米側に立っているのも困難だろう。
しかし韓国はもともとアメリカのバックアップで誕生した国。親米派の勢いは無視できない。
一方、何百年にも及ぶ中国への朝貢に馴染んできた度し難いほどの中国信奉者たちがいるのも事実だ。一部の国粋主義者たちだが、「アメリカにではなく中国に付いていけば、今後200年は生きていける」と言っていると、ある韓国人研究者が教えてくれた。それは韓国の儒学者たちに多いそうだ。
それでいながら「統一日報」のように「韓国を亡国へと導く親中・従中派メディア」と、親中を痛烈に罵倒する一派もあり、いずれにしても「どこに従属するか」で世論が分かれるという悲劇がある。
したがって、仮に文在寅政権の間は親中になったとしても、韓国内ではそれが長続きするとは思えない。文在寅政権を倒すのは避けられない流れかもしれないが、かといって文在寅政権を倒せば、何か良い政権が生まれるのかといったら、そうでもあるまい。


日本は?
ひるがえって日本は本当に「独立国家」なのかと考えた時に、迷いなくそれを「是」とできる人も少ないだろう。第二次世界大戦で敗戦国となってしまった日本は、アメリカの占領下で「民主化」が進行しただけであって、サンフランシスコ平和条約で「独立」を勝ち取ったと言っても、同時に日米安全保障条約の締結を余儀なくされて、アメリカ軍の「保護下(?)での「独立」でしかない。
アメリカ軍の保護は要らないと言った瞬間に、日本は軍隊を持つしかないところに追い込まれる。
再軍備はするが戦争はしない」と誓って軍隊を持つのか?
そうすれば完全な独立国家になるだろうが、それをアメリカが歓迎するのかと言えば、これもまた複雑だ。
ここまで考えて来ると、日本もまた、実は「仮初めの独立」しか持っておらず、強い方を向くという傾向は否めない。軍隊を持ったところでよほどの強軍でない限り「強い方を向く」傾向はなくならないだろうが、少なくとも今ドナルド・トランプという大統領が現れて言論弾圧をする中国にも堂々と立ち向かっているというのに、日本は何をしているのか?
習近平国家主席の来日のための赤絨毯を敷くのに必死になっていたり、どこかの大臣が中国の外交部女性報道官と自撮りでツーショットを撮って嬉々としているのを見ると、何を考えているのかと、ふと「奴隷根性」という言葉が頭をよぎるのを打ち消すことができないのである。

 

 

 

記事は、
中国共産党の主張として、なかなか興味深い内容で。
まず、
アメリカは歴史問題で日本の敵であり、中国の見方である、という
日本への警告から始まって。
韓国の文オジサンは、
歴史問題ではなく安全保障問題で日本と対抗したために、
アメリカの反感を買ったバカなヤツだ。
との分析へ進み。
『GSOMIA破棄』により日韓関係は完全に破綻した、元には戻らない。
コレを強行した文オジサンは頭がオカシイのではないか。
これについては、
中国も困っている。
いまさら韓国がすり寄ってきても、
中国の同盟国は北朝鮮なので、嘘つき韓国は手に余る。
信用の無い韓国人・文オジサンの韓国は孤立するしかないだろう。
翻って。
日本は、
アメリカにも中国にも尻尾をふる、食えないヤツだ。
との
したたかな日本外交に対する皮肉で締める、
という。
今回の騒動に対する、
中国共産党の徒労感、
というか。
『裏で中国が手を引いているような邪推はやめてくれ』
『これは、常軌を逸した文オジサンの暴走で中国は一切関係ないから』
と。
慌てて釈明する姿が文言の向こうに透けてみえる、という
かなり面白い内容になっています。

 

実際のところ、
こういう記事をニューズウィークに掲載ごり押ししているのですから。
中国共産党も、
ここ最近の韓国の動きをかなり苦々しく見ている、
のは間違いないのでしょう。
『中国を差し置いて勝手な事をするな』って
言いたいのですかね。