というわけで。
狂気の文オジサン政権が。目下抱えている最大の難問、
政権の後継者と見なされていた法務部長官候補の、
娘裏口入学関与疑惑。
前政権の朴オバサン政権のスキャンダルにも匹敵する、
文オジサンのスキャンダルについて。
いちおう、内容を簡単にまとめたニュース記事にブックマークを貼ってみました。・・・
これが、後々振り返ってみたときに、歴史の転換点になっているのか、どうか。
今の所、騒動が始まったばかりなので。
なんとも言えないのですが……
現状では、韓国内の世論調査で文オジサン政権の不支持率が支持率を超えました。
不支持が支持を逆転したのは、就任以来これが初めてです。
そこで
私的に注目している点をあげると。
狂気の文オジサン大統領が、
強権を発動して、検察の捜査に介入、妨害を強行するのか。否か。
これまで、
徴用工の不当賠償判決を出すために、
大法院の裁判官を大統領権限で、自分のシンパの人間に配置転換したり。
『積弊清算』を謳って、検察を動かして財閥などに対して恣意的な捜査を進めたり。
文オジサンは、自分の政権に都合の良いように大統領権限を濫用して
検察と司法に介入し、
自らの『実績作り』と、『政敵の排除』に利用してきた経歴がありますので。
ここへ来て、
政権批判の追求から逃れるために、あらゆる権力を用いて、
自らの都合に悪い動きを排除するだろう、とは、想像に難くありません。
果たして、いかなる事になりますやら。
短ければ秋夕(チュソク、中秋)の民心、長ければ来年の総選挙の去就までも響を与えるかもしれない、いわゆる「チョ・グク局面」に尹錫ヨル(ユン・ソクヨル)変数が登場した。青瓦台(チョンワデ、大統領府)は「検察の捜査に対しては言及しないのが慣例」とし、与党「共に民主党」は「人事聴聞会を目前にした時点で家宅捜索が行われ遺憾だ」、第一野党「自由韓国党」は「チョ・グク候補に対する司法的断罪が始まった」とし、それぞれ公式の立場を出したが、今後どこに跳ねるか簡単には予想できない情況となった。 それだけ27日に断行した検察の家宅捜索は突然だった。チョ氏に関連して疑惑が提起されたソウル大と釜山(プサン)大・高麗(コリョ)大、金融監督院など20カ所余りに同時多発的に捜査が入った。検察がまだ人事聴聞会も開いていない公職候補者、とりわけ法務部長官候補者に対して捜査する初めての件だ。候補者またはその家族の容疑認定が有力視される被疑者だと検察が判断したという意味とみることができる。大検察庁検察改革委員出身のキム・ジョンミン弁護士は27日、フェイスブックに「家宅捜索は被疑者として立件されなければならず、チョ・グク氏やその家族が被疑者として立件されたことを意味する」と書いた。野党圏からは直ちに「法務部に所属している検事が法律諮問をして防御論理を開発するのは不適切」〔金京鎮(キム・ギョンジン)無所属議員〕という主張が出てきた。法務部の人事聴聞会準備団の活動を問題とみなす可能性もあるということだ。こうした中、チョ氏の5親等甥姪らの私募ファンド疑惑に関連した核心人物3人が、最近海外に出国したと検察関係者がこの日、明らかにした。 検察は家宅捜索を始めた後に法務部に関連事実を知らせた。政界では与野ともに「ニュースを見て知った」としているが、与党では「李海チャン(イ・ヘチャン)代表も知らなかったようだ」という言葉が公然と行き来している。 青瓦台の反応も概して「寝耳に水だ。当惑している」という側だ。政府発足以降、青瓦台-検察の「ホットライン」を断ったというのが青瓦台の公式立場だ。現政権で最初の政務首席だった田炳憲(チョン・ビョンホン)元議員に対する検察捜査の時も、当時チョ・グク氏は「ニュースを見て知った」と話した。この日も家宅捜索の便りが伝えられた後、一日中対策会議に追われたといわれている。だが、一部では「尹錫ヨルの人」と呼ばれる民情首席傘下のパク・ヒョンチョル反腐敗秘書官は事前に情報をつかんでいたかもしれないという見方もある。報告ラインである金照源(キム・ジョウォン)民情首席や盧英敏(ノ・ヨンミン)秘書室長も知っていた可能性がある。そうだとしても青瓦台が介入した可能性は低い。現青瓦台民情ラインで検察出身者はパク秘書官が唯一だ。「検察の介入」によって来月2日・3日の二日間の聴聞会で勝負しようと思っていた与党の構想は崩れた。一部からは昨年政界を騒がせた金起式(キム・ギシク)元金融監督院長のときと「デカルコマニー」だという言葉も出ている。 昨年3月、文大統領は参与連帯出身の金起式氏を金融監督院長に任命した。聴聞会が必要ない職責だが、就任直後から5000万ウォン(約437万円)のセルフ後援、被監機関の外遊出張論争が大きくなった。この時、青瓦台は「中央選挙管理委員会が違法だと判断を下せば辞退させる」という一種の勝負に出た。当時の事情をよく知る与党関係者は「当時、青瓦台は内心『問題ない』という結論を予想したが、人的構成が友好的でない選管委が『セルフ後援は違法』という予想外の判断を下した」と伝えた。 今回は青瓦台が意図したとは思えない。それには「検察はどこへ跳ねるかも分からない諸刃の剣」(政界要人)であるためだ。ここには検察総長である「尹錫ヨル」というキャラクターも重要だ。尹総長を大衆の脳裏に刻印させたのは2013年10月の国会国政監査のときに「人には忠誠を尽くさない」と言った言葉だ。このような尹総長に対して、与党からは「野党は『コード人事』というが我々も怖い。我々のいうこともよく聞かない本物の原則主義者」〔民主党禹相虎(ウ・サンホ)議員〕と評価する。チョ氏もソウル大教授として「自然人」だった2013年10月21日、自身のツイッターに「『私は人には忠誠を尽くさない』と話した尹錫ヨル検事の今日の発言、いつまでも私の心の中に残ると思う」と書いた。 検察はこの日の家宅捜索背景に対して「資料確保が遅れれば客観的な事実関係を確認することが難しくなりかねないという点を考慮した措置」と説明した。原則的な言及だが、検察内外では家宅捜索の主体がソウル中央地検特捜2部という点に注目している。当初、この件は中央地検刑事1部に配当されたが再配当された。コ・ヒョンゴン特捜2部長は、尹総長が指揮した崔順実(チェ・スンシル)国政壟断事件捜査の時、梨花(イファ)女子大裏口入学疑惑を受けたチョン・ユラ氏関連の事件を処理して注目を浴びた人物だ。 「ひとまず聴聞会は切り抜けよう」としていた与党は捜査が始まったという事実だけでも不満そうな雰囲気だ。通常、数カ月を要する捜査の特性上、チョ氏が法務部長官身分でフォトラインに立つ場面が演出される可能性もある。文大統領寄りの核心ともいえるある議員は「人事を検察がしようとしているのではないか。差し当たってはどうしようもないが、検察改革に抵抗しそうな動きがないかどうか、両目を見開いて見守っていく」と話した。だからといって無嫌疑処分が下されても、うわさが止まらないのは明らかだ。 一方、チョ候補はこの日午後、人事聴聞会準備チームの事務室に出勤して「検察の捜査を通じてすべての疑惑が明らかになることを希望する」と述べた。また「真実ではない疑惑だけで法務・検察改革に支障があってはいけない。最後まで聴聞会の準備を誠実に行う」とも述べた。