kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

アメリカの主張だけど ―― 「中国は、米同盟諸国の中で韓国が離脱する可能性高いと見ている」

マイケル・グリーン』って。
極東アジアの安全保障問題でしばしば名前が挙がる、
アメリカのアナリストですよね。
米国の政策、
とくに民主党時代のオバマ政権に大きな影響を与えていた人。
ってのが
私の認識なのですけど。
その人が、
『中国は、韓国が米国との同盟から離脱する可能性は
 (ほかの同盟国よりも)はるかに高い、と見ている』
と語った。のだそうな。
まあ、
この話題は今に始まった話では無くて。
狂気の文オジサン政権の前の、
朴オバサンが大統領に就任していた頃から、
言われていた内容ですけども。
なにせ、
朴オバサンは事ある毎に訪中して、
習近平指導者と首脳会談してましたから。
アメリカのオバマ大統領より、
中国の習近平指導者と顔を合わせている回数の方が多いのではないか。
って勢いでしたもの。
それを見れば、
韓国政府がどっちを向いているのか、なんて。
疑いようもないわけで。



とは言え。
果たして、中国が米韓同盟の崩壊、と。
韓国のレッドチーム入りを狙って
画策し、裏工作をしている……という意見には、
私はクビを傾げてしまいます。
最近になって
この手の主張は、あらゆる方面というか。
日米メディアでしばしば目にするようになりましたけど。
でもさぁ、
この話、考えてみると色々と不都合な部分があるのですけど。
それについて、
納得のいく説明は誰もしてないのですよねぇ。
まず、
不都合な点、その一。
米韓同盟が破棄……となれば。
アメリカから韓国への武器供給は止まるわけです。
そうなると、
今韓国が使っている戦闘機、F-15Kとかに代表される
アメリカ産戦闘機の消耗品は、いっさい供給されなくなるわけで。
さらに、
銃火器や戦車についても、
西側起源の武器弾薬、これらの供給ストップするわけです。
で、
その場合、
韓国軍は弾薬系の補給が底をついて、
開店休業状態、武器はすべてガラクタと化して。
ほぼ丸腰になるわけですけど。
韓国国産のポンコツ品は供給可能でしょうが……
それって実用に耐えるのか、と言うと……
韓国産って、これまで目も当てられない事例が多発してて
信頼性皆無ですからねぇ。
軍備はどうするの? って問題が発生するのですよね。
当然、
中国製かロシア製への切り替えが必要になるわけですが……
国軍の装備を即座に、
丸々全部入れ替えるだけの防衛費予算ってのを捻出できるだけの財政余裕が、
今の韓国政府にありますか?
って大きなクエスチョンですよね。
さらに、
付け加えると、
中国やロシアが武器を韓国に供与する……
それ自体あり得るのか? って甚だ疑問ですし。
型遅れの旧式武器を高値で売りつける、
って事はやりそうですけど。
プライドばかり肥大化している韓国が、
そんな屈辱的な取引を受け入れるかどうか……
いやでも、
手段がそれしかなければ……
韓国民全員で盛大に『火病』って取引自体をブチ壊しますよねぇ。
そういうお国柄です。



さらに、
不都合な点、その二。
韓国がレッドチーム入りすれば。
当然、
日本が最前線になります。
そして、
日米韓同盟から韓国が抜けた分だけ。
日本の軍事負担が増えますよね……、
つまり、
今現在の韓国軍に相当するだけの戦力が、
自衛隊に追加される、
韓国を仮想敵国とする分だけ、
自衛隊の軍備が強化される確率が高い。というか。
ほぼ間違いなく、そうなります。
これは、
中国にとって、悪夢のような展開なわけですよ。
どう考えても。
だって、
アメリカが韓国という敵国に対抗するために、
最新鋭の武器を山ほど日本へ送り込む。
そういう口実を与えてしまうことになるわけですから。
今進めている
軽空母配備計画で済まず、
それこそ、
本格的な『正規空母』の運用とかまでアメリカが後押しし始めたら。
それこそ、
中国にとっては取り返しの付かない事態になってしまいます。
世界でも、
有数の練度を誇る『自衛隊』がアメリカの後押しで、
自前の『正規空母』を運用し始めるとか。
それに対して、
中国が手に入れるのは、
世界有数のポンコツ装備でホルホルしている韓国軍です。
どう考えても、
中国にとっては割の合わない取引です。
これのどこに、
中国にとってのメリットがあるのだろうか。
真剣に悩みますよね。



とか、
考えていくと。
やはり、
中国にとって韓国は、
日米韓同盟の中で『足手纏い』として機能しているのが『もっとも有益』で。
日米同盟から抜けてしまったら『ただの役立たず』どころか。
中国に不利益しかもたらさない『粗大ゴミ』に成り果てる。
そういう評価……
と私は見てるのですけど。


誰かこの疑問に答えてくれないかなぁ。
納得できる解説を待ってるのですけど。誰も応えてくれないのですよねぇ…

 

 

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 マイケル・グリーン戦略国際問題研究所CSIS)上級副所長=写真=が「中国は、韓国が米国との同盟から離脱する可能性は(ほかの同盟国よりも)はるかに高い、と見ている」と語った。
 グリーン副所長は4日(現地時間)、米議会傘下の米中経済安保検討委員会主催による「2019年米中関係検討聴聞会」の公開証言と書面証言で、「韓国と日本は非常に異なる歴史を持ち、非常に異なる地政学的状況にある」と述べた。韓国は歴史的に中国の影響をより多く受けており、中国は北朝鮮に対する影響力を利用して韓米同盟を引き離そうとしているということだ。また、「韓国は中国に対する貿易依存度がほかの国に比べて高いのもあるが、朴槿恵(パク・クネ)政権から文在寅ムン・ジェイン)政権まで、中国こそ韓半島統一で重要な役割を果たすという信念を持っているため」と説明した。
 グリーン副所長はさらに、中国が韓国に強い圧力を加えて同盟から離脱させようとした事例として、2014年に上海で開かれた「アジア交流および信頼構築会議(CICA)」で中国が韓国に圧力を加え、アジア地域の安保協力機構に参加させようとしたが失敗に終わったことや、17年の終末高高度防衛ミサイル(THAAD)報復問題時に韓国企業を締め出したことなどを取り上げた。そして、「米国の(ほかの)同盟国やパートナーとは違い、韓国は1年以上も米国のインド太平洋戦略に参加するとは明言していない。東南アジア地域の韓国大使たちは米国・欧州・日本・オーストラリアなどの同盟国の集まりを避けて回っていたこともある」と言った。同副所長はその上で、「中国はそこにチャンスをうかがっているようだ」とも話した。
 グリーン副所長は先日、韓日の貿易確執に言及した時、「7月に中国とロシアの軍用機が韓日の領空を侵犯したが、韓日は共同対応をせず、韓国は韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了を通知して確執を激化させた」と話していた。また、「トランプ政権は韓日の確執を解決するため、決断力ある行動をとらなければならない」とも述べた。