一つ前の記事では、
韓国自治体が『テコンV』の巨像付きテーマパーク建設を
山の上に計画中、という。
斜め上の『箱物政策』を取り上げたのですけど。
それをさらに突き抜けた『箱物政策』を取り上げた記事を見つけたので。
ブックマークを貼ってみました。
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その内容は……というと。
なんと、
狂気の文オジサン大統領が、現役大統領として『大統領記念館』を
税金使って建設する計画を進行中。
という。
一日本人としては、
目を疑う内容が進行中、なのだとか。
この『大統領記念館』、
古くは大統領毎に用意されていたのですが、
それでは管理がバラバラになってしまい、都合が悪い。
ということで、
李明白、朴オバサン大統領の時代に、
全ての大統領記念館を統合して一括して記録を収拾、保存、管理する形に、
まとめました。
そこへ、
それはそれとして残しておいて、
狂気の文オジサンの記録は、
別途新しく記念館を独立して新規に建設、そこで管理するという。
それを税金でやろう、という計画が進行中なのだとか。
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とか、
極秘計画を反文オジサン派保守系の『自由韓国党』議員の質問によって
すっぱ抜かれたのですが。
すると、その翌日、
『大統領はそんなことは望んでいない』と
大慌てで計画を白紙撤回する。
大統領府の訂正アナウンスを報じる記事が、
後追いで『聯合ニュース』から配信される、という。
いやもう、
本当に何をどこから突っ込めばいいのか。
もう突っ込みどころしかない、のですけど。
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さて、
記事の内容はともかく。
私的に気になったのは、
この『記念館建設』をすっぱ抜いた内容を報じる
朝鮮日報の記事は日本語版として翻訳された記事が、
いっさい掲載されていないのですが。
なぜか、
『白紙になった』大慌ての大統領府のアナウンスを報じた火消し記事だけ、
こちらは即時に日本語に翻訳されて。
日本語版に掲載されている。という……この2日ほどの動きです。
誰が何をどういう風に圧力をかけて、忖度しているのか。
この一事で丸判り、なんですよねぇ。
狂気の文オジサンが韓国メディアを支配して、
自分に都合の悪い情報は表に出させないようにしている……
という事実は
かなり以前から、それこそ去年から言われていたのですけど。
その現実を目の当たりにしますと。
さすがに、ねぇ。
『議員叩き放題』『公務員虐め放題』の
メディアによる自由な放言が認められている日本とは、
まったく違うのだなぁ。と。
改めて
カルチャーショックなわけで。
『日本人の常識で、韓国事情を推察しようとすれば足を掬われるな』と。
『日本人の感性で、韓国人の共感を求めるのは無理だな』と。
痛感した次第です。
政府がムン・ジェイン大統領が退任する2022年5月にオープンを目標に総172億ウォンの予算をかけて「ムン・ジェイン大統領記録館」の設立を進めている。来年度予算案に敷地購入費など32億ウォンを編成した。
大統領記録館は大統領と補佐・諮問機関(大統領府など)の公的記録などを永久管理する機関で個別大統領記録館を建設することは、ムン・ジェイン大統領が初めてだ。2016年世宗特別自治市に作成された統合大統領記録館が歴代大統領の記録物を管理しているが、別のムン・ジェイン大統領記録館を作るというものである。
9日、自由韓国党バクワンス議員が行政安全部から提出を受けた資料によると、政府は、2020年の予算案に敷地購入費など32億1600万ウォンを編成した。この記録館には、現大統領の任期中に大統領府で職務と関連し生産した記録のほとんどが管理・保存される。既存の秘密・指定・一般ドキュメンタリーなど大統領記録物は、統合大統領記録館で管理しているが、現大統領の任期の大統領記録物は、ムン・ジェイン大統領記録館で保存・管理・閲覧・活用するというものである。
政府が推進する「ムン・ジェイン大統領記録館」は、2007年盧武鉉政府終盤に制定された「大統領記録物管理法」を根拠とする。しかし、李明博、朴槿恵政府は、個々の大統領記録館の代わりに、歴代大統領の記録物統合管理を促進するため、2016年世宗特別自治市に「統合大統領記録館」がオープンした。ムン・ジェイン政府はこれを再び戻すというものである。
大統領記録館は民間で立てる大統領記念館とは異なり、予算と定員(定員)などを政府が編成、運営する。政府は「大統領記録館と大統領記念館を連携して、大統領関連の文化機関としての地位を立てることができる」と述べた。バクワンス自由韓国党議員は「現職大統領が在任中に国民の税金で自分の大統領記録館を作ることは、他の国では入手困難である」とし「ムン・ジェイン大統領タウンを作るということ」と述べた。政府関係者は、「敷地を物色中なのに、釜山が有力と聞いている」と伝えた。館長はムン・ジェイン大統領が推薦する。
朴議員は、個々の大統領記録館を作成する理由について、「ノ・ムヒョン前大統領が在任中、大統領記録を盛り込んだハードディスクのコピーを自分が居住するボンハ村に持って不法搬出議論が行われたことを念頭に置いたものだ」とした。
2008年人気があった「イージーワン(e-知園)不法流出」は、盧前大統領が退任直後大統領記録物76万9000件を複製したストレージデバイスとサーバーなどを封じる村に持っていった事件だ。当時ムン・ジェイン秘書室長がドキュメンタリー移管などを総括した。2013年、盧前大統領の北方限界線(NLL)の発言が物議になったときには、削除された南北首脳会談の議事録、元の修正がボンハ村のでウォンで回復された。当時ムン・ジェイン大統領は検察の調査を受けた。記録管理の専門家たちは、「既存の統合大統領記録館でムン・ジェイン大統領記録物も十分に管理することができる」と述べた。
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は11日、2022年までに文在寅(ムン・ジェイン)大統領の記録館を建設するとした行政安全部国家記録院の前日の発表に関連し、文大統領が記録館の設立を望まないとして白紙化を指示したことを明らかにした。 青瓦台の高ミン廷(コ・ミンジョン)報道官はこの日の会見で、文大統領が「記録館は必要によって推進するもので、国家記録院が判断する事案だ。指示もしておらず、背景は理解するが、なぜ韓国政府が行うのか分からない。当惑している」と言及したと伝えた。 高報道官は、文大統領が国家記録院の発表内容を聞いて激怒し、記録館の設立を望まないと断固とした口調で述べたと説明した。
これに先立ち国家記録院は10日、退任する大統領に関する記録物を保管するため大統領記念館を設立することを決めたと発表した。記録院は文大統領の記録館が初めての事例になるとし、22年5月を目標に172億ウォン(約15億5000万円)を投じ、3000平方メートル規模で建設するとしていた。