kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

『想定外』から抜け出せない ―― 千葉停電全面復旧は13日以降 38万戸、断水も長期化

やっぱり、
『天災よりも人災』って事なんですかねぇ……
いや、
東京電力を責める気はないのですよ。
常に、
『自分の身を守れるのは自分だけ』
この覚悟と準備を忘れてはいけないのだ。と。
改めて、
実感した、というか。させられた、というか。
関東圏を暴風台風が襲った日から、すでに3日目? 4日目?
一昨日も昨日も、30度超えで。今日も天気予報は30度超え。
私は、
こまめにシャワーを浴びて。汗を流し。
扇風機なりで、
体を冷やして
なんとかやりすごしてますけど。
これが、
『電気使えない』『水道使えない』『ガス使えない』となると。
どうにもお手上げです。
熱中症も防ぎようがありません。



でも、
ふと考えてみると。
これ、
震災で、豪雨で、
道路が寸断され。家屋は破壊され。停電し。水道、ガスも使えない。
という過去の状況と比べると。
今回の台風被災地は、
幹線道路などの交通インフラは大した被害を受けていないし。
家屋の倒壊も少ないので。
そこまで酷い被害ではない……とも言えるのですよねぇ。
なのに、
それが今回の停電騒動では、
どうしてここまで大事になったのか。
私なりに、考えてみました。
で、
判ったのは。
過去の大きな天災被害が発生した事例では、
即座に……遅くても当日の内に、
災害派遣要請』がなされて。
自衛隊が数万人規模で投入されているんですよ。
で、
給水車や発動機(発電用)などを、
被災地にどんどん持ち込んで、
救援キャンプを設営。
電気、水道、ガスなどのライフラインが途絶した状態でも、
なんとか生活できる空間を、
行政の手で短時間で作っていたのですね。
そこから、
さらに外部にボランティアを募って、
復旧を加速させていたりしてるのですけど。
ところが、
今回の場合、
なまじ被害が限定されていたために、
災害派遣要請』は行われず、昨日になって給水車の要請がやっと出されました。
それ以外の停電被災地の支援は、現場の自治体の支援だけで。
被災者個人と民間業者に任せる、という。
その結果、
最低限のライフライン
なんとか用意できた人と、出来なかった人に
別れてしまいました。
そして、
用意できなかった人の中には、
命を落とす人まで出ました。



これは、
果たして『社会』として正しい対応だったのか、どうか。
たとえば、
避難場所を簡易シェルターとして、
水、電気などのインフラと。食糧、救護人員を設置して
近隣住人の生活支援をする。
そういう部分限定的な『災害派遣』内容は、あり得ないのか。
そこは、今後の課題として
これから検討、議論、が尽くされるべきではないでしょうか。

 

 

 

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 台風15号による千葉県を中心とした大規模停電で、東京電力は11日、全面復旧は13日以降になると明らかにした。1週間はかからない見通し。千葉県では11日午後10時現在、依然として約38万6千戸が停電。断水も2万戸あり、市民生活への影響が長期化している。茨城、神奈川、静岡3県の停電は解消された。
 東電によると、今回の停電は台風によるものとしては戸数、期間とも同社で過去最大級。千葉市などを含む地域の復旧は12日以降、成田市木更津市などの地域が13日以降になるという。東電は当初、11日朝までに停電を約12万戸に減らす計画だった。他電力から応援を受けて復旧に当たったが、現地で実際の被害を確認したところ、山間部の電柱などに想定よりも激しい損傷が見つかり、復旧が進まなかった。東電の担当者は会見で「想定が甘く反省している」と語った。
 安倍晋三首相は内閣改造後の会見で、大規模停電について「復旧に全力を挙げる。自治体と緊密に連携しながら、住民へのきめ細かな支援を行う」と述べた。