面白いニュース記事を見つけたので。
ブックマークを貼ってみました。
現在、
日本で開催されているラグビーW杯。
そこで、
日本代表チームが念願の上位トーナメント進出に
王手をかけた試合が、
この前のサモア戦での『ボーナスポイントゲット』であるのですが。
これについて、
スコットランド代表チームの監督が疑義を唱えたのだとか。
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で、
なぜこれが面白いのか。
というと。
まず、
このスコットランド代表チーム……
つまりは『イギリス代表チーム』なんですが。
ラグビーには、
イギリス代表チームという物は存在せず。
それぞれの地方が、
独自に代表チームを立てて登録されているのですよねぇ。
日本人の感覚からしたら、
ちょっと信じられない話なのですが。
ラクビー協会の草創期から存在し、今に至っているという。
歴史がなせる存在、ということらしいです。
それだけでも別格な存在と言えます。
そして、
このスコットランド代表チームが
日本代表チームの、
次の対戦相手であります。
で、
日本代表チームは、
その試合でスコットランド代表チームに引き分け以上の結果を出せば。
予選勝ち抜け。
念願のトーナメント進出が叶うのです。
逆に、
スコットランド代表チームは、
これからの試合で全部勝たなければ。先がない、という。
まさに
『崖っぷち』の立場です。
そんな追い込まれた状況のスコットランド代表チーム、
まずは9日にロシア戦が予定されています。
ここで、
勝利に加えてボーナスポイントゲットが必須、という。
それが出来なければ、上位トーナメント進出争いにおいて
日本戦で戦う前にほぼ負けが確定してしまう、のだとか。
素人目に見ても、
『うわー、どんな無理ゲー』って状況です。
監督なら頭を抱えたくなりますよ。
そんな
過酷な試合に挑む心境を
イギリス国営放送BBCのインタビューで聞かれたときに。
出てきた答えが、
先に書いた、
『サモア戦での日本のボーナスポイントゲットに疑問』コメントなのですよ。
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これって、
『地元びいきで有利な判定出てるから。
日本が上位トーナメント進出するのも仕方がない。
けっして、
オレの監督能力、パフォーマンスが悪かった結果ではないぞ』
という。
上位トーナメント進出出来なかった場合の予防線。
ですよね。
どう見ても。
本当に
日本のボーナスポイントゲットに対して『疑義』があったのなら。
試合終了後、
録画でなりで内容を確かめた時点で。
即座に、
ツィートするなり。
なんらかのアナウンスを出していて、しかるべきですから。
そのくらい重大な
試合の結果を根底から揺るがすような、
懸案事項ですからね。
審判の判定に対する不審、ってのは。
まずもって、
対戦相手のサモア代表チームが、
抗議するでしょうし。
でも、
いまのところ、
そんな声はどこからも聞こえてきません。
ということは、
その程度の話題、だということです。
つまりは。
今の日本代表チームは、
海外の代表チーム監督から
そんな憎まれ口を叩かれるほど、
そこまで『強さ』が認められた存在になった。と。
そう思うと。
なかなか、
感慨深いコメントです。
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で、日本が5日のサモア戦で試合終了間際にトライを決めボーナスポイントを獲得した際の審判の判定について、スコットランドのグレゴー・タウンゼンド監督が疑問の声を上げている。
日本対サモア戦では、試合終了の合図が鳴った後のサモアボールのスクラムで、サモアがボールを斜めに入れたとして反則を取られた。この直後、ゴール手前5メートルの位置での日本ボールのスクラムから、4つ目のトライを決めた。
この反則の笛を、スコットランドのタウンゼンド監督は「驚くべき判定」と表現。日本はこれが幸いして、ボーナスポイントを得るに至ったと述べた。
スコットランドは13日、1次リーグ突破をかけて日本と戦う。A組は日本、アイルランド、スコットランドが勝ち点争いを繰り広げており、各チームは他のチームの獲得状況に神経をとがらせている。
監督の主張は?
タウンゼンド監督は、「(スクラムへの)曲がった投球で(反則とされたの)は見たことがない。特にW杯やシックス・ネイションズ(欧州6カ国対抗戦)では」と判定を問題視した。
「率直に言って、驚くべき判定だと思う。これまであのような判定はなかった。スクラムにボールを入れるスクラムハーフの選手が高度の自由をもっているということで、意見の一致が続いてきた。マイボールのスクラムを勝ち取ったチームなのだから」
さらに、「W杯であの判定が出たのは本当に驚いた。インジャリータイム(ロスタイム)に入って試合を変えるような決定がされたのには、もっと驚いた」と話した。
スコットランドが1次リーグを勝ち抜くためには、9日のロシア戦でボーナスポイントを獲得して勝利し、日本との勝ち点の差を4に詰める必要がある。その上で、日本に勝たなくてはならない。
ただ、日本に勝っても、日本がボーナスポイントを獲得した場合は、スコットランドは決勝トーナメントには進めなくなる。
「休息が短い」
タウンゼンド監督は7日、ロシア戦の先発メンバーは直前のサモア戦から14人を入れ替えると発表。日本戦に向け、主要選手を温存する考えを示した。
「ロシア戦までに長い休息があった。(日本との)最終戦までに休息があまりないのは、はっきりしているが」
タウンゼンド監督はまた、「試合間隔が3日というのは最短期間だ」、「日本戦は気になっているが、まずはロシア戦でボーナスポイントを獲得して勝利することに集中している」と語った。