一夜明けて、
被害状況が明らかになるにつれて。
さらに大変な事になってきました。
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というか。
長野、水没してます。
世田谷も水没しているし。
川崎も水没しているし。
埼玉、
栃木、
千葉、
新潟、
福島、
宮城、
岩手、
とかとかと。
東日本の至る場所で河川が決壊、
水浸しです。
河川の決壊は、
昨夜中、すでに水位の変遷によって
把握されていた事態だったのですけども。
一夜明けて、
陽光の下、見渡せるようになると。
とんでもない被害になっています。
私も
これまで４０年以上生きてきたのですけども。
正直に言って、
ここまでいっぺんに広範囲に、
しかも複数の河川系で水害が発生するとか。
県境を越えるどころか、
地方をまたいで複数箇所で、
同時多発的に河川が氾濫、決壊、浸水するのは。
見たことがありません。
関東だけ、とか。
東北だけ、とか。
九州だけ、とか、
広い範囲で……と言っても、
九州、四国とか。
四国、中国地方、とか。
せいぜい隣接した地方をまたいで被害が出たのが
記憶にあるくらいですよ。
こんな、
東日本全域にわたって被害を出した災害は、
『東日本大震災』とか。
あれに匹敵する大地震しか知りません。
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台風が上陸する前は、
暴風被害を受けた
千葉県の再現を如何に防ぐのか。
そればかりに注意、関心が払われていましたが。
いざ
蓋を開けてみたら。
暴風被害は大したことなく。
むしろ、
長時間広範囲に及ぶ豪雨で、
水が溢れて。
至る場所で河川が決壊、氾濫する、という。
上陸前の予想とは、
まったく異なる大惨事となってしまいました。
『東日本水没』みたいな。
これ、
この後どうなるのでしょうか。
ここまで広範囲に被害が及ぶとか。
本当に
東日本大震災に匹敵する勢いなのですけど。
ただ、
死者、負傷者として
今のところ確認されているのが少数なのが、
唯一の救いでしょうか。
でも、それも
いまだ被害全容を掴みかねているため。
とも考えられますし。
今日、明日で
果たしてどうなるか……
とにもかくにも、
歴史的な、
記録に残る一夜であった事は間違いないでしょう。
大型の台風19号の影響で、東北や関東甲信越などでは各地で年間降水量の３割から４割にあたる雨がわずか１日、２日の間で降るという記録的な豪雨となりました。この影響で各地で川の氾濫や土砂災害がすでに発生しているうえ、このほかの地域でも新たな災害が起きる危険性の高い状態が続いています。厳重な警戒を続け、増水した川や斜面など危険な場所には近づかないでください。
気象庁によりますと、大型の台風19号は正午には三陸沖を１時間に60キロの速さで東北東へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は、980ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から北西側220キロ以内と南東側190キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この台風の影響で、24時間の雨量が宮城県で600ミリ近くに達したところがあるほか、岩手県と福島県で400ミリを超えました。
また、48時間の雨量も神奈川県箱根町でおよそ1000ミリに達するなど、東北や関東甲信越などでは各地で年間降水量の３割から４割にあたる雨がわずか１日、２日の間で降るという記録的な豪雨となりました。
これまでの雨で、長野県の千曲川、福島県の阿武隈川、埼玉県の越辺川など各地で川の氾濫が相次いでいます。
この時間、氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えている川があるのは、岩手県、宮城県、福島県、新潟県、長野県、茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、神奈川県です。
また、土砂災害の危険性も非常に高い状態が続いていて、岩手県、宮城県、山形県、福島県、埼玉県、長野県、新潟県に土砂災害警戒情報が発表されています。
気象庁によると、台風１９号による大雨の影響で、午後８時５０分、長野県上田市の千曲川が氾濫した。
東京都災害対策本部によると１２日午後２時５０分、東京都八王子市廿里町の南浅川、午後３時４５分に青梅市成木の成木川がそれぞれ氾濫した。
静岡県菊川市の牛淵川、埼玉県東松山市の荒川水系・都幾川でも川の水が堤防を越え氾濫した。
北陸地方整備局によると、１３日未明に長野市穂保で千曲川の堤防が決壊、大量の水が周辺の住宅地などに浸水している。上空からの観測によると、堤防は約７０メートルにわたって決壊しているとみられる。
同整備局によると、堤防が決壊した千曲川の水位は低下しつつあるものの、大量の水が住宅地へ流れ込んでいる。国の浸水想定区域では水深が５メートルに達する可能性もある。
１３日午前８時ごろ、長野県上田市の千曲川にかかる上田電鉄別所線の橋の一部が崩落しているのを同電鉄職員が確認した。けが人はいない。
上田電鉄によると、橋は別所線上田－城下間にかかり、全長約２２０メートルで単線。下流に向かって左岸の堤防が崩れ、橋の土台も川に落ちた。別所線は１２日から運転を見合わせており、１３日も復旧の見通しは立っていない。
埼玉県川越市の川越地区消防局によると、１３日午前、同市下小坂の特別養護老人ホーム「川越キングス・ガーデン」の入居者ら約２６０人が浸水で取り残されていると通報があった。けが人はいない。消防と警察がボートで救助している。
埼玉県では１２日、台風１９号の影響で増水した鳩山町赤沼の用水路に架かる橋の上で、同町の女性（６９）が意識不明の状態で発見され、その後死亡が確認された。
県や県警によると、１２日午後７時半ごろ、「橋の上で女性が浮いている」と１１０番があった。橋の上にも水がたまっており、女性はうつぶせで倒れていた。病院に搬送されたが、約１時間後に死亡が確認された。県警が詳しい経緯を調べている。
栃木県佐野市では市内を流れる秋山川が決壊して多くの住宅が浸水し、消防が救助活動にあたっています。
佐野市の危機管理課によりますと市内を流れる秋山川が12日の午後９時すぎに氾濫しました。
佐野市赤坂町付近では、秋山川の堤防が少なくとも10メートル以上にわたって決壊し、水が付近の住宅街に流れ込んでいます。
栃木県が設置した水位計では、午後７時の時点で３メートル余りの氾濫危険水位をこえてその後は水位を観測できない状態が続いていました。
川が決壊した場所は、ＪＲ佐野駅から南西におよそ２キロの住宅街で、佐野市によりますと、午前11時の時点で付近の住民からは消防や市に対し救助を求める通報が複数寄せられているということです。
佐野市では多くの住宅などが浸水しているとみて情報の収集を進めるとともに、住宅などに取り残されている人がいるとみて消防が救助活動にあたっています。
新潟県によりますと、信濃川は津南町上郷寺石付近で午前７時20分ごろ、水が堤防を越えて氾濫が発生しているのが確認されたということです。
新潟県は、５段階の警戒レベルのうち最も高いレベル５にあたる氾濫発生情報を出して安全の確保を図るなど最大級の警戒を呼びかけています。
避難場所への移動が危険な場合は、建物の高い階に上がるなど少しでも命が助かる可能性が高い行動をとってください。
国土交通省福島河川国道事務所と福島地方気象台は阿武隈川が郡山市中心部の石渕町付近でも氾濫したと発表しました。
阿武隈川ではすでに同じ郡山市中心部の阿久津橋付近と、須賀川市の江持付近、それに、本宮市のＪＲ本宮駅に近い中條付近でも氾濫が発生しています。
５段階の警戒レベルのうち最も高いレベル５にあたる氾濫発生情報を発表し、最大限の警戒を呼びかけています。
国土交通省北上川下流河川事務所と仙台管区気象台は午前６時25分、宮城県内を流れる吉田川は▽松島町竹谷、▽大郷町の粕川と土橋、▽大和町の落合桧和田、▽富谷市の志戸田、▽大崎市の鹿島台大迫下志田で、それぞれ氾濫が発生したと発表しました。
５段階の警戒レベルのうち最も高いレベル５にあたる「氾濫発生情報」を発表し、最大限の警戒を呼びかけています。
吉田川では12日午後10時半にも、富谷市三ノ関付近で氾濫が発生したと発表されています。
