東日本を中心に日本列島に甚大な被害をもたらした、
台風19号。
それに関して、
能無し政治家の無責任な発言が問題になっています。
それが
とりあえずの決着がついたみたいで、
記事にブックマークを貼ってみました。
いやもう、
道義的とか、そんな問題では無くて。
この人、
能力的に政治家は、無理だわ。
選挙コンサルタントとか。
集金装置としては有能なんだろうけど。
政策面では無能すぎ。
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だって、
今回の事例、
この発言の根本的な原因、って。
『認知不足』なんですもの。
過去の事例からまったく学習してしない、って事実が明らかなんですよ。
私はね、
発言がメディアに切り取られて。
それで炎上してしまう……と予測出来なかったことを責めているのでは無くて。
今回問題になった発言は、
いまだ、
現在進行形で、災害が進行中、拡大中で。
全体の規模が確定してない状況で。
『この程度(まずまず)』と勝手に見切って言ってしまう。
つまり、
全体の見積もりを完全に見誤っているのです。
その認知不足が政治家として致命的なんですよ。と言いたいのです。
これ、
首都圏の鉄道会社が、
台風15号で被災して。
計画運休後の運行再開時間の見積もりを間違えて
社会に大混乱を巻き起こした、
翌日に通勤難民の大量発生を招いた事例と原因が一緒。
他にも、
東京電力が千葉の大停電を当初、
2~3日でだいたい復旧できると公言して。
翌日には、
復旧見込み経ちません。
最終的に完全復旧まで1ヶ月かかりました。
と、
予定を大幅に延び延びにして、
被災地に大混乱を招いた事例と一緒なんです。
幸いにも、
どちらも大事には至らずに解決しましたけど。
一つ間違っていたら、『暴動』が発生してもおかしくない。
それほど危険な状況でした。
なぜ、
台風が通過して状況悪化もひとまず収まった後に
そんな事になったのか。
その原因は、
最初に、
被害の全体像が明らかになってない時点で、
『これくらいだろう』と、
現実から乖離した勝手な予想を立てて。
実際、
その後、被災現場状況の詳細な情報が集まってくるにつれて。
まったく予測が外れていたのが明らかになって。
当初の間違った予測が、
大混乱を発生させてしまう。
そんな二次災害が発生したからです。
ところが、
今回その原因、張本人。
本人にその自覚がないのが、最悪ですよ。
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過去に無いほどの巨大な勢力を持つ台風なんだから。
前例に当てはまらない事態の発生が予想されるわけですよ。
つまり、
過去データが当てにならない。
『想定外』が至る処で発生するので、
『この程度』と言うことはあり得ない。
そういう経験を、
1ヶ月も前の台風15号で、
高い授業料を払って。手痛い思いをして。
教訓を学んだ、はずなのに。
この人は何も学んでいませんでした。
多分、
他人事として眺めていただけだから。
あれだけの大災害を経験しても、
深く考える事もなく。
何かを得ることも無かった。
そういう事ですよね。
そんな人に国の大事を託せますか?
無理ですよ。
日本が沈没します、って。
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この人に向いているのは、
せいぜい、
自民党の金庫番とか。
内向きの仕事くらいでしょう。
党内の派閥コンサルタントとしては一流なんでしょう。
だから、
『党幹事長』職は適職、なんでしょう。
でも
政治の表舞台に立たせたら、
足下すくわれるのが目に浮かびますよ。
日本国民の足を引っ張るのは、
やめてほしいな。
議員バッジを外して、
『自民党幹事長』だけ執務する、って出来ないのですかね。
それが、
日本のため、
本人のために最適な選択だと思いますけど。
自民党の二階俊博幹事長は15日午後、台風19号被害を「まずまずに収まった」と発言したことについて、「被災者に誤解を与えたとすれば表現が不適切であった。今後、災害の復旧に全力を尽くしたい」と述べ、発言を謝罪し、撤回した。党本部で記者団の取材に応じた。
二階氏の発言をめぐっては15日、野党各党が一斉に批判した。立憲民主党の杉尾秀哉氏は参院予算委員会で「信じられない発言だ。憤りしかない」と反発。共産党の小池晃書記局長は記者会見で「これだけ深刻な被害で、一体どういう認識なのか。政府・与党全体の認識が問われる」と述べ、謝罪と撤回を求めた。