ＮＨＫがお昼のニュースで流してました。
なので、
さっそく書き起こし記事を見つけて、
ブックマークを貼ってみました。
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やはり
政府も同じ事を考えていたのだ、と。
一安心です。
皇室側の申し出で変更がなされた……と予想している人も
いるみたいですが。
私は、
そういう『上から』の話ではなくて。
むしろ『下から』の、現場の要望が通ったのだと、
そう見てます。
警備を担当する『警察組織』
とくに『警視庁』が事実上の白旗、ギブアップ宣言を出したのでしょう。
『無理です。人が足りません』と。
既に、
昨日か、それ以前から
今週末の天気予報を盛んに繰り返していますけど。
大雨だそうで。
この降雨で、さらなる河川の氾濫も予想されるのだとか。
これに、
警察としては、
『地域警戒』『行方不明者の捜索』『避難者の誘導、交通整理』など。
あらゆる面で人員を割かねばならない状況が予想されます。
その中で、
２２日予定されている『祝賀御列の儀』に、
想定されている警備体制を遂行するだけの人員を供出できるのか。
とくに今回の台風被害では、
パレード会場となる東京都……警視庁管内において、
多数の水害が発生しているので。
当然、
警視庁はまず真っ先にそちらに対応しなければなりません。
多摩川周辺とか、
世田谷とか、
さらに、
この先には
荒川とか、
隅田川周辺などにおいても。
かなりの混乱が予想されます。
今週末の土日に災害が発生した場合、
その影響は、
パレード予定日の２２日にまで及ぶでしょう。
災害対応しつつ、
同時並行して、パレード警備、とか。
とても無理です。
これは、
東京周辺の首都圏自治体においても、
同様ですよね。
神奈川も、
千葉も、
埼玉も、
栃木、群馬、茨城、も。
すべて、
水害の被災地です。
東京都、警視庁と同じく、
人的な余裕はないでしょう。
それでも、
なんとか警備を実現しようとするのなら。
被害を受けていない西日本から、
人を引っ張ってくる……とかでなら対応出来るでしょうけど。
すでに、
実施日まで１週間を切っている現状では、
それだけ大きな現場人員の変更を
滞りなく実現するのは不可能です。
人員を入れ替えて、
細部まで全て確認するには、
圧倒的に時間が足りてません。
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この様な状況を鑑みて、
今回のパレード延期決定に至ったのではないでしょうか。
天皇陛下の即位に伴い、今月22日に予定されていた祝賀パレード「祝賀御列（しゅくがおんれつ）の儀」について、政府は台風19号の被災地への対応に万全を期すため当面、延期する方向で調整に入りました。
政府は、今月22日に、天皇陛下が即位を内外に宣言される「即位礼正殿（そくいれいせいでん）の儀」や祝賀パレードの「祝賀御列の儀」など天皇陛下の即位に伴う式典を実施するため、各府省庁あげた態勢で準備を進めてきました。
しかし、台風19号により広い範囲で甚大な被害が発生したことから、政府は、被災地への対応に万全を期すため、一連の式典のうち「祝賀御列の儀」を当面、延期する方向で調整に入りました。
一方、「即位礼正殿の儀」や祝宴にあたる「饗宴（きょうえん）の儀」については、予定どおり行うことにしています。
政府はインフラの復旧作業や被災者の避難生活は長期化することが想定されるとしていて、今後、被災地の状況も見極めながら「祝賀御列の儀」の日程を改めて決めることにしています。
しかしまぁ、
延期したら延期したで。
これまた悩ましいですねぇ。
来年は、
『オリンピックイヤー』ですから。
まずもって、
これの開催影響を受ける時期は、
当然外れますよね。というか絶対に外します。外出する人が多すぎるから。
となると、
その前に設定するのか、
後に設定するのか。
どちらにするのか……
となるわけですが。
前に設定する場合、
年内も含めて、台風被害の影響がそれまでに終息するのか。
という問題が発生します。
では、
後に設定した場合には、
まるまる１年以上、時間が空くことになり。
そうなると、
人員の異動などを踏まえて、
一から計画練り直し。に近い状況になるでしょうし。
ニュースは
『延期』の一言で済みますが。
現場は頭を抱えたくなるでしょうね。
ご苦労様です。
