kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これはかなりの大掃除が必要 ―― ウィーン芸術展、公認撤回 安倍政権批判を問題視か

『あいちトリエンナーレ』騒動で明らかになった、
芸術分野補助金、政府支援活動の『野放し』状態が
またしても明らかになりました。
今度は、
国外、ウィーンで一悶着あったようです。
いや、
一悶着あるのは、これからかもしれません。
日本国内で『パヨク』が騒ぎ出したりして。



しかし、
文科省は大掃除が必要じゃないでしょうかねぇ。
先の、
『あいちトリエンナーレ』の件もそうですし。
大学試験の英語試験改革の件もそうなのですが。
それに、
東京五輪
ラソン競歩開催地、札幌移転決定の件でもそうですし。
筋が通らない案件が多すぎる、というか。
バランスが全く取れてない。
政治家に忖度するか、
さもなければ、
かの有名な『JK入り浸り事務次官』が、
放言したような『面従腹背』を是として私腹肥やすばかり、とか。
いやいや、
真っ向勝負でガチンコに政治家と競り合って、
手をとって。
一つの事案を国民のために纏めていく、
って結果が、
どうして出せないのでしょうか?



たぶん、
この辺りについては、
単に、
文科省に限った話では無くて。
『日本の戦後日本政治教育の欠陥』
ではないか、と。
私には、
そんな風に見えます。
いや、
学生時代、
教育行政についてあれこれ勉強したのですが。
戦後日本の教育行政って、戦前に対する反動、反省から
中央政府からの影響を排除して独自性を高める、
その点ばかりに注力した制度設計になっていて。
地方教育現場で、
独自に教育行政を構築できる……形式になっていたのですが。
では、
その教育現場の内実は誰がどのように組み立てるのか、
それについて、
質や公平性など担保はどうするのか。
それは現場の教師に全てお任せという……
(教育現場を律する教育委員会は定年教師の天下り
 もしくは教師から転属して委員になるとか。
 教師ばかりで固められて外部人材を受け入れていない)
ある意味、
『教師独裁』で外部の干渉を排除して、
国民の意見をいっさい受け付けない、
そういう歪んだ制度設計で突っ走ってきた結果。
『校内暴力』問題やら、
『教科書独自採用』問題やら。
『いじめ自殺』問題やら。
色々な形で社会問題化して。
ようやく
『これではダメだ』と。
気がついて。
国民が政治家を支援する形で、
教育行政について、あれこれと関与するようになってきた。
というのが、
昨今の情勢でしょうか。
それに対して、
従来の『教育自由放任』主義の中で、
ある意味、
『甘い汁』を吸ってきた人達が、
政治を通した国民の関与を嫌って、
アレコレと難癖を付けて抵抗している。
というのが、
現在の客観的な評価だと思います。
政治家や役人が腐敗するように、
教師だって腐敗するわけで。
なのに、
教師だけは外部の干渉を受け付けない
『独裁』によって、
国民の声を無視した行動を続けて、
それを『正義』と勘違いしていた分、
質が悪いのです。



ただ、
これは教育について『教師に全てお任せ』という、
丸投げをしていた国民の側の意識にも大きな問題がありました。
その結果、
教師には膨大な負担を強いる結果になり、
負担を押しつけていた分だけ、教師に強大な権力が与えられていた。
という。
これから、
教師の権力を制限していけば、
その分、
教師が担っていた『職務』もそれだけ範囲を狭められて、
他の誰かが……つまり国民が負担しなければなりません。



それは、
文科省が支配していた『芸術』分野における支援についても同様で。
これからは、
もっと政府関与を減らして。
国民=民間の支援、寄付金やスポンサードにおいての
活動へと、
形を変えていくべき物だと。
それが本来のあるべき姿だと。
今こそ、
そんな意識改革が必要なのでしょう。



とか、
偉そうな事を書きましたが。
こんな話題は目新しい物では無くて。
かつて、
大阪の橋下市長があれこれと指摘していた、
内容そのまんまです。
未だに、
日本全体そういう状況だ、という現実ですねぇ。


 

 

 

www.sankei.com 

 日本とオーストリア国交150年の記念事業として同国の首都ウィーンで日本の芸術家らの作品を展示していた「ジャパン・アンリミテッド」について、在オーストリア日本大使館は5日までに公認を取り消した。東京電力福島第1原発事故や安倍政権を批判的に扱った作品などが問題視されたとみられる。
 政治的テーマへの抗議が高まり、公権力との関係が物議を醸した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」に参加していたグループも出展していた。公式ロゴが使えなくなるだけで展示会は続いている。
 日本での政治社会批判の自由と限界に焦点を当てた展示会はウィーン中心部の「ミュージアム・クオーター」で9月下旬に開幕。放射線防護服に日の丸の形に浮かんだ血が流れ落ちるようなオブジェや、安倍晋三首相に扮した人物が歴史問題を巡り韓国、中国に謝罪する動画も展示されていた。昭和天皇を風刺する作品もあった。(共同)